カテゴリー別アーカイブ: エクセルダッシュボード作成演習

ExcellentなDashboard作成演習#2 ~カラフルメーター編 4回目~

今回からこの部分に入ります!

数字の意味合いがどういうものなのか、をイラストのようなフォントで明確に示します
GIF4

この回ではサンプルファイルの計算シート(演習用)の◯部分の内、の部分を作り込みましょう!

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右の表の表示2にイラストのようなフォントを挿入すれば終了です

では早速、取り掛かりましょう!

表示2の超優良ゾーンのところにカーソルを置きましょう

 

そして、挿入タブから”記号と特殊文字”を選択します

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すると以下のような画面が立ち上がっているはずです

左上に”フォント”とあるはずなので”Wingdings”を選びましょう!

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GoodとBadのイラストがでてきましたか?

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挿入したいイラストをクリックして右下の挿入ボタンを押しましょう

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すると元々、カーソルを置いてあった場所にイラストのようなフォントが挿入されています

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上の図では2つGoodが挿入されていますが、1個挿入した後にもう一度、同じように挿入すれば自働的にセルに2つ目のイラストが挿入されています

同じように挿入を繰り返して表示2を埋めれば今回は終了です

では5回目でお会いしましょう!

 

 

ExcellentなDashboard作成演習#2 ~カラフルメーター編 3回目~

今回は動く横棒をグラフに組み合わせて、グラフを完成させましょう!

横棒は以下の図の入力値(左側の赤丸)を反映したものです

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手順は以下です

1.凡例項目(系列)の追加

2.1を折れ線グラフに変更する

3.マーカーを横棒と入れ替える

1.凡例項目(系列)の追加

グラフ上で右クリックして追加をクリックしましょう

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次に出て来た”系列の編集にて、系列名に”入力値”が入力されたセルを、

系列値に入力値自体を指定しましょう

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どうでしょう?以下の図のようになりましたでしょうか?

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入力値が新たに加わっているはずです

 

2.1を折れ線グラフに変更する

では入力値ゾーンの箱(グラフ)にカーソルを置いたまま右クリックして

グラフ種類の変更を選択しましょう!

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下の画面が出たら”マーカー付き”の折れ線グラフを選択しましょう!

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マーカーが見えたでしょうか?

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3.マーカーを横棒と入れ替える

ではここから計算シート(サンプル)にある横棒を上の図にあるマーカーにコピー処理して置換ます

 

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Ctrl+CとCtrl+V、2つのショートカットキーの操作を組み合わせないとコピー(置換)はできません

GIF23

どうでしょう?できましたでしょうか?

では次回は特殊フォンとを使った表を作成します!

 

 

 

 

 

ExcellentなDashboard作成演習#2 ~カラフルメーター編 2回目~

今回と3回目はグラフを作成しましょう!

アイコン画像

 

 

では、上記のサンプルファイルから計算シート(演習用)をあけてください

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今回は右の赤丸にある表を埋めて積み上げ棒グラフをの部分を作成しましょう!

 

1.表を埋めましょう!

要注意ゾーンから超優良ゾーンまでの値を合計したら100%になるようにしましょう

ついでに累計値を入れて100%になっていることを確かめられるようにしましょう!

 

最後に入力する超優良ゾーンは下の画像のように上の合計と1との差分を入力しましょう

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2.積みあげ縦棒グラフを作成しましょう

E2セルからF7セルまでを指定して、積み上げ縦棒グラフを選択しましょう!

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こんな感じになりましたでしょうか?

次にグラフ上で右クリックしてデータの選択を選びましょう

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そしたら、行と列を入れ替えましょう!

 

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凡例を追加したら、こんな感じになっているはずです!

 

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3.積み上げ縦棒グラフの体裁を体裁を整えましょう!

各ゾーンの色をなるべくカラフルにしましょう!

 

カラフルにできたら、各ゾーンを立体的にしましょう

 

まず、各ゾーンにカーソル(クリック)を置いたまま書式タブから”図形の効果”をクリックしましょう!

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すると色んなパターンが出てきますが、”面取り”から”丸タイプ”を選びましょう!

 

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こんな感じになりましたでしょうか?

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それでは、次回、グラフを完成しましょう!

 

 

 

 

ExcellentなDashboard作成演習#2 ~カラフルメーター編 1回目~

今回は下のエクセルダッシュボードを作成しましょう!

GIF1.gif

 

数字は見た目です

 

一目で”定量的”にも”定性的”にも数字の意味合いを示せるようなダッシュボードを作成できるようにしましょう!

 

1.今回のポイントは以下の3つです

 

①折れ線グラフを応用して”バー”が動くグラフを作成する

②特殊なフォントを活用する

③VLOOKUP関数を活用する

 

2.詳細なポイント

①折れ線グラフを応用して”バー”が動くグラフを作成する

-積み上げ棒グラフに折れ線グラフを追加し、事前に作成しておいた”バー”を折れ線グラフのマーカーにコピーします

 

②特殊なフォントを活用する

-Wingdingsフォントはイラストをフォントとして活用できるフォントです。覚えておくと”メリハリ”を付けるのに便利です

 

③VLOOKUP関数を活用する

-VLOOKUP関数の検索方法は完全一致だけではありません。近似一致でも検索できます。

点数に応じてランク付けする時など、とても便利です。この方法を知らなかったという方はぜひこの機にマスターしてください

以下の動画もぜひ参照してください

 

 

ExcellentなDashboard作成演習#1 ~スマホ編 6回目~

今回はスマホ編の6回目、最終回です

前5回の内容は⇒前5回から確認できます

今回は最後のパーツ、条件付き書式を作成し、これまで作成したパーツをダッシュボードに配置していきましょう!

まず、条件付き書式についてです

数字の大小をアイコンの形で分かり易く表示します

ホームタブ⇒条件付き書式⇒新しいルール

⇒セルの値に基づいてすべてのセルを書式設定 ⇒アイコンセット

をクリックしてください

条件付き書式1

その際に、”アイコンのみの表示”をチェックしておきましょう!そうしないと肝心のアイコン以外にも数字が混じって表示されてしまいます

キャプチャ1

次に数字条件とアイコンの形の組み合わせを指定しましょう!

必ず右側を”パーセント”から”数値”に変えておくのがポイントです

キャプチャ2

これでパーツが揃ったので、いよいよ各パーツをダッシュボードに配置していきましょう

配置の仕方は3つあります(1.カメラ、2.テキストボックス、3.単なるコピー)

1.2.について詳細及び注意点を説明します

カメラについてですが、あくまでセルの内容を映し出します。ですのでカメラの内容をコピーしたり、切り取った場合には参照範囲をもう一度セットする必要が出る場合があります

カメラ

上のGIFの場合にはK8セルの内容を、L20でアイコン表示していました。その内容をカメラで映し出すのでL20が数式バーに表示されています

後、カメラで映し出す場合、そのままだと不必要な内容がくっついていることがあります

キャプチャ3

ですので、下のGIFのように”トリミング”(書式タブ内)して不必要な部分を切り取ったり、

カメラ2

枠線を取り除く必要があります

キャプチャ4

2のテキストボックスを使う方法ですが、

キャプチャ5

必ず参照範囲を数式バーで指定しましょう!

ボックス内に参照範囲を指定してもテキストとして判定されていしまいます

文字のみで分かりにくい箇所は動画でご確認してください

それでは#2でお会いしましょう

 

 

ExcellentなDashboard作成演習#1 ~スマホ編 5回目~

前回はこちらから

いよいよ本格的に作りこんでいきます

今回はダッシュボードの一歩手前のシート(計算シート)を作成していきます。このシートをダッシュボードのシートにカメラで映していくことになります

今回は3つのことを実施して頂きます

1.スクロールバーからNOを抽出する位置を指定する“値”を出力する

2.ピボットテーブルシートからNOの抽出とNOと関連したデータの抽出

3.NOと関連したデータのエラー修正

1と2ともに前回の復習が前提になります

1は2回目で説明した開発ツールを活用します。

開発タブ

そして2.は3回目で説明したINDEX関数とMATCH関数の組み合わせを使用します

#1 3回目ずらし表示2

固定指定

特に2.は3回目のところで”躓いている”と分かりにくいので、不安な方は復習ををお願いします

それでは後は動画をご確認下さい

ExcellentなDashboard作成演習#1 ~スマホ編 4回目~

今回はスマホ編の4回目になります(1回目2回目3回目

今回はピボットテーブルのシートを作成しますが、3つのことを行います

1.ピボットテーブルを作成してデザインを整える

2.ピボットテーブルの横にNOを割り当てる

3.スライサーを追加する

キャプチャ1

まずは4分程の動画をご覧ください

では1から詳細に解説します

まずDATAシートからピボットテーブルを作成したら、次のようにフィールドをセットします

キャプチャ2

次にピボットテーブルのデザインを変えます

まず、データを降順にします。これは最後にスマホで表示する時には販売個数の上位から見れるようにする為です

GIF1

次に総計を非表示にします。これは総計行をスマホに表示しないようにするためです

GIF2

いずれの2つもピボットテーブル上にカーソルを置いておかないと操作できませんので注意してください

次に”ピボットテーブルの横にNOを割り当てる”について説明します

最初に”ROW関数”について解説します。

これは行番号を表示する関数です。意外に使えるので覚えておくと得です。NOを手打ちで入力しておくと他の列のデータを並べ替えたときに一緒に並べ替えられたりしますが、この関数を使っておけば固定されます

使い方は単純に=ROW()とセルに入力すればいいのです

GIF3

次に=ROW()-3と入力してNOを調整するのですが、スマホで表示する時にデータが無い行にはNOを表示しないようにします

隣のセルが空白を表示する為に、IF関数を使用するのですが、動画ではIF関数の条件設定をセル<>””としましたが、セル=””としても大丈夫です。

ちなみに””は空白、<>は一致しないという条件になります

最後にスライサーについて説明します

GIF4

スライサーは”挿入”から”スライサー”をクリックすればできますが、デフォルトでは縦並びになっていますので、横並びにする方法を解説します

オプションタブ(スライサーにカーソルを置いたまま)にある列数を指定すればいいのです。指定した列分が横に並びます

例えば今回のサンプルデータで2列を指定すると2行X2列になります

GIF5

そして最後に色あいなどのスタイルを選択して今回は終了です

GIF6

ではまた次回!

 

ExcellentなDashboard作成演習#1 ~スマホ編 3回目~

1回目の記事はこちらから

2回目の記事はこちらから

今回は表示行を変えていく仕組みを説明します

#1 3回目GIF1

事前に演習用ファイルとサンプルファイルをダウンロードしておいて下さい

こちらはINDEX関数(参照範囲から指定した位置の値を抽出する)とMATCH関数(参照範囲から指定した値の位置を抽出する)を組み合わせることで動きます

#1 3回目GIF2INDEX関数

#1 3回目GIF3MATCH関数

ポイントは大きくわけて2つあります

1つ目はNoを可変にしつつ、且つ、連続的に値を抽出する仕組みです

ブログ記事画像3

#1 3回目ずらし表示2

青、赤、緑。それぞれの範囲で同じ距離(順番)の数字を拾い出していけば自動的に連続的に値を抽出したことにます(距離を可変にすれば、同様に値も全体的に可変になる)

2つめはMATCH関数を使ってNoを位置情報に変換して値を抽出する仕組みです

ブログ記事画像2

上の図を実際の画面で置き換えると以下のようになります

111803左の表から同じNOに紐づく情報を取り出してきます

それでは、YOUTUBE動画を確認してください

以下、YOUTUBE動画の補足になります

動画の最後(INDEX関数とMAX関数を組み合わせる部分)で絶対固定($2つ)、行固定($1つ)の部分が分かりずらいと思いますので以下を参照して下さい

キャプチャやり直し

今回のINDEX関数の使い方は同じ列内(地域内、製品内など)のみですが、下記の画像のように列の範囲(売上か利益か)も指定して使うことができます(画像の”L7″)の部分)

キャプチャ3

動画の中でINDEX関数の中にMATCH関数を使用していますが、こういったケースでは”数式の中”に入れ込んだ関数が正しく機能しているかを確かめる為に”数式タブ”から”数式の検証”をクリックして検証しましょう

画像9

検証ボタンをおしていくと関数の値を検証することができます

ブログ記事画像10

詳細はここをクリック

最後に、演習用のファイルについて説明します

演習用のファイルはリストが組み込まれているので、値を選択することで関数が正しく入力されているか確かめることができます(注意:STEP2以降のみ有効)

画像7

画像8

それでは次回から本格的な制作に入っていきます!

 

ExcellentなDashboard作成演習#1 ~スマホ編 2回目~

前回の記事はこちらから

今回は全体構成について説明します

まずは概要を約50秒の動画でご確認ください

一番重要なのは、各シート共通のキーNOを基にして各データを紐づけることです。

それには、事前にピボットテーブルのシートにNOを振っておき、INDEX関数*1とMATCH関数*2を組み合わせてデータを拾い出す仕組みが必要です

INDEX関数1

具体的な解説は3回目で行います。

この回の残りでは、最低限必要な基本設定を行います

kaihatsutabu

まず、スクロールバーを挿入するのに必要な設定を行います

デフォルトではスクロールバーを挿入するのに必要な”開発タブ”は表示されていませんので以下の一連の動作を通じて設定します

”ファイルタブ”をクリックする⇒”オプション”をクリックします⇒”リボンのユーザー設定”をクリックします⇒画面右下にある”開発タブ”にチェックを入れる

開発タブ2

これでスクロールバーを設定する準備が出来ました

次に計算シートの内容をダッシュボードに映す為に”カメラ”の設定を行います

先ほどと同じようにファイルタブから”オプション”を押すと、”リボンのユーザー設定”の下に”クイックアクセスツールバー”が表示されいるのでそこをクリックします

クイックアクセスツールバー

すると、クイックアクセスツールバーをカスタマイズする画面が出てくるので”リボンにないコマンド”を選択します

ribonninaikomando

そして、下にスクロールすると”カメラ”のマークがあるので、追加を押すとカメラがクイックアクセスツールバーに表示されるようになります

kameranotsuika

最後にカメラ設定を一連の動きでみましょう

カメラ2

 

こんな感じです

クイックアクセスツールバーカメラ 

ではまた次回!

 

 

エクセルダッシュボード作成演習 ~#1_スマホ編 1回目~

今回から6回に分けてスマホのようなダッシュボードを作成していきます。今回が1回目になります

1回目はどんなダッシュボードを作成するかについて解説します

皆さん、細かい数字が上から下まで詰め込まれた資料を見て”見る気が失せた”経験はないですか?

多い画像

誰でも、いきなり大きい情報は頭に入らないものなのです

数字は見た目が重要です

少しデータが大きいかな?と感じたら、データを区切って見た目を変える工夫をしていきましょう!

このダッシュボードでは大小2つの切り口でデータを見やすい単位に区切って魅せます!

まずは大きい切り口から、説明します

演習に使う商品の販売データは全部で297行あります。これを販売月でフィルタリングして表示できるようにします

GIF1

上のGIFでは単月で選択していますが、複数月を組み合わせることもできます。

必要な技術としては高度な技術は必要なく、ピボットテーブルでスライサーを作成するだけです

GIF4

次に小さい切り口です

常に表示行を10行以内にします。尚且つ、スクロールバーを使用して表示行を変化させていきます

GIF2

この仕組みも作成するのに高度な技術は必要ありません。

INDEX関数(選択範囲から指定した位置の値を抽出する)とMATCH関数(選択範囲から該当する値の位置を抽出する)を組み合わせるだけです

ブログ記事画像3

尚且つ、上記に加えて表示すべき行数が”どの位”あり、今、”どの辺”を示しているかを瞬時に分かるようにします

GIF3

これも基礎的な演算式と条件付き書式の機能を使用するだけです

GIF4

演習を進めやすいように下記のような作成用のデータやサンプルもダウンロードできるように用意してあります

 

尚、ダッシュボードの全体的な動きを見たい方は下記の動画をご確認ください

では、またお会いしましょう!