カテゴリー別アーカイブ: 裏技

グラフって重ねることができるんです_2/2

今回は、円グラフを重ねてみます

円グラフを重ねるとどんないいことがあるでしょう??

円グラフは棒グラフと違い、軸はありません

ですから、グラフのパイの大きさの”目安”がありません

今回は、目安となる円グラフと値を表示する円グラフの2種類を作成し、パイの大きさが分かり易いスピードメーターグラフを紹介します

1.目安となる円グラフの作成

まずは、目安となる円グラフを作成します

2.2つ目のグラフのデータを追加する

グラフの上にカーソルを置き、右クリックすると”データの選択”を選択できるようになります。そこでデータの追加が行えるようになります

ここで追加するのが、スピードメーターグラフの針部分のデータです!

3.データが追加されたら、軸を第二軸に変えましょう

データが追加されたら、追加したデータのグラフが、最初の円グラフの周囲に重なります

追加したグラフの軸を変えると、完全にグラフ同士が重なります

するとスピードメータの形のグラフになります

今回の記事を見て、このスピードメーターグラフの針はどういう風に動かすの?

と思った方もいらっしゃると思います

今回は、グラフを重ねる意義を紹介しました

詳細を知りたい方は、こちらの記事をぜひご覧ください

ちなみに、今回の違うバージョンとしてこんなグラフもありますよ!ぜひこちらもご確認を!

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グラフって重ねることができるんです_1/2

エクセルのグラフが複数重ねることができるって知っていますか?

「グラフを重ねてどうするの?」

と思われる方も多いかと思います

ところが、これが様々な使い道があるんです!

今回と次回、2回に分けて実務的な例を紹介します

1つ目は、棒グラフでグラフを重ねるパターンです

2つ目は、円グラフでグラフを重ねるパターンです

今回は1つ目の棒グラフのパターンを紹介します

このパターンでは、MAX関数と連携処理を行います

上のGIF で言えば、売上用棒グラフのデータともう一つ、最大値用棒グラフのデータをもう一つ作成します

最大値用棒グラフのデータは、東京、大阪、名古屋の中で最大値の場合のみ表示するようにします

ではこの表をグラフにすると、こんな感じになります

ここからが本題です

今のエクセルのバージョンには、”系列の重なり”という便利な機能があるのです

上のGIFの右下に注目してください

系列の重なりで異なる種類の棒グラフの重なりを調整できるのです

この系列の重なりを調整すれば、本来は4つの棒でグラフができるはずなのに、3つの棒でグラフができます

今回はこれで解説を終わります

もっと詳しく知りたい、という方はこちらの記事を確認してください

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オシャレなスライサーの使い方2

前回はスライサーそのもののデザインを変えてオシャレ感を出しました

今回はスライサーの中味を、文字ではなくマークで表示するようにしました

マークで選択できるようにすることで、ただ単純にオシャレ感を演習するだけでなく、一目で何が選択されているかを分かるようにしました

今回の作成ポイントは2点あります

1つは特殊フォントの使用、そして2つ目はピボットテーブルのデータの置換です

では、1つ目から順にかいつまんでご説明します

1.特殊フォントの使用

特殊フォントの使用の仕方は複数あるのですが、今回はUNICHAR関数という関数を使いました

4桁、もしくは5桁のコードを、UNICHAR関数で特殊フォントに変換しています

コードのリストは結構、ネットで拾えるので検索してみてください

こんなものまでフォントになるの?という発見が結構あります

特殊フォントの別の使用例については、以前も記事を書いているのでぜひそちらも参考にしてみてください

2.ピボットテーブルのデータの置換

スライサーを作成する前に、ピボットテーブルのデータはIF関数で特殊フォントに置き換えておきましょう!

下の画像では、IF関数内に1の特殊フォントを参照する式を組み込んでいます

ポイントをかいつまんで2つだけ説明しましたが、スライサーを使用したことがこれまでない、もしくは、もっと詳しく知りたいという方はぜひこちらの記事をご参照ください

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エクセルなのに・検索付きリスト_2/2

今回は、検索付きリストの具体的な作成方法を紹介します

作成するには、3つの手順を踏みます

ちなに、VBAは一切使いません!

➀検索文字を作成

リストに入力された文字から検索文字を作成する

➁候補データの作成する

検索文字をもとにして、リストデータから候補データを作成する

③候補データの表示

②で作成した候補データをリスト表示します

上の①~③をエクセルシート上で表すと、次の画像の通りとなります

画像に alt 属性が指定されていません。ファイル名: 3-1.jpg

上の画像の中で、最もポイントとなるのはです!

ここで、エクセルの新機能である、1セルに出力範囲が収まらない関数を使用します!

では、ここから詳細な解説を開始します

➀検索文字を作成

下の画像の通り、C1セルに「=E2」を入力し、リスト内の文字(E2セル)を、検索文字としてC1セルに抽出します

➁候補データを作成する

ここから次の3つの関数を組み合わせて、検索文字から候補データを作成しますⅰ)SEARCH関数

ⅱ)ISNUMBER関数

ⅲ)FILTER関数

ⅰ)SEARCH関数

構文/SEARCH(検索文字列,対象,[開始位置])

まずは下のGIF画像にて、この関数を入力した時の様子を確認してください

1つのセルに入力したら、対象(リストデータ)に該当したデータを複数出力してくれます

ちなみに、上のGIFで出力される「1」の意味合いは想像がつきますでしょうか?

もし、検索文字が「悟」の場合には、下の画像のように「4」が出力されます



つまり、SEARCH関数は検索文字が含まれる位置を出力してくれるのです!

ですので、検索文字が含まれる候補データを、リストデータの中から特定できるようになりました

ただし、あくまで候補データを特定しただけで、候補データとしてはまだ使用できませんので、次のⅱ)でもう少し修正を加えます

ⅱ)ISNUMBER関数

構文/ ISNUMBER(判定対象)

ISNUMBER関数は判定対象が「数字」かどうかを判定する関数です

判定対象が数字であればTRUE数字でなければFALSEを返します

ですから、前述ⅰ)のSEARCH関数で出力した内容(例/1や4)をISNUMBER関数の判定対象にした場合にはどうなるでしょうか?

ISNUMBER関数の判定がTRUEのものは「候補データとして使えるもの」、FALSEは「候補データとして使えないもの」として区分することができます

ⅲ)FILTER関数

構文/FILTER(a:対象,b:条件式,c:省略可/合致するもの無の場合)

➁の仕上げとしてFILTER関数を使います

FILTER関数は、aの対象リストの中からbの条件式に合致するものを抽出します

今回は、FILTER関数で下の画像の「A列/リストデータ」の中から、「C1セル/検索文字」が含まれているものを抽出します

画像に alt 属性が指定されていません。ファイル名: 6.jpg

但し、検索文字に該当するかどうかについては、直接は判定することができないので、b条件式を2段階に分けます

ちなみに、条件式はTRUEかFALSEかどうか、でも設定可能です!

1段階目➡SEARCH関数にて、リストデータの中で検索文字を含むものは数値化

2段階目➡1段階目で数値化したものをISNUMBER関数でTRUEとFALSEに置換

では、上記の「1段階目」と「2段階目」を実際にFILTER関数で表現してみしょう!

FILTER( _

a:A列/リストデータ _

b:ISNUMBER(SEARCH(C1セル/検索文字,A列/リストデータ)) _

)

上のb条件式を前述の1段階目と2段階目で分けると次の通りとなります

1段階目 ➡ SEARCH(C1セル/検索文字,A列/リストデータ)

1段階目で検索文字が含まれている位置を1や4などに数値化します

2段階目 ➡ ISNUBER(1段階目)

1段階目で数値化されたものをTRUE、それ以外をFALSEで返します

では、上記のFILTER関数の実際の”動き”をGIF画像で確認してみましょう

C1セルに設定した、E2セルとの連動式(=E2)を一旦外し、「鈴木」と入力してみます

検索文字の「鈴木」を含む候補データが、A列のリストデータから抽出されています

検索文字の「鈴木」を入力する前は、全てのデータが出力されています

これは、氏名の間に空白が含まれているためです

③候補データをリストに表示する

②で候補データを抽出する仕組みができました

いよいよ、候補データから検索付きリストを作成します

➀で検索文字を入力しますが、通常のリストの作成の仕方では、エラーになってしまいます

何故なら、検索文字自体はリストに含まれていないからです

例えば、下の画像でいえば、鈴木健司~鈴木修の中に「鈴木」と一致するものがないです

ではどうするか?

リスト機能にはエラーメッセージを調整する機能があるので、そちらの機能を使います

上の画像の黄色の箇所「無効なデータが入力されたらエラーメッセージを表示する」のチェックを外します

そうすれば、リストに完全一致しないものをリストに入力してもエラーメッセージは出力されません

そして、最後にリストの範囲の仕方を工夫しましょう

リストの「元の値」として、候補データが出力される最初のセルを指定しましょう!

 そして、を加えれば、出力される候補データ数に合わせてリストが自動作成されます!

下のGIF画像は#の使用例です!

<まとめ>

 今回は、エクセルの新機能(SEARCH関数、FILTER関数)とリスト機能を組み合わせてリストに検索機能を加えることができました

 SEARCH関数により、検索文字を含む文字列から検索文字が含まれる「位置/数値」を抽出し、ISNUMBER関数でTRUEFALSEに置き換えるのがポイントです

 検索文字が含まれているかどうかをTRUEかFALSEに置き換えることで、FILTER関数の条件式として活用することができます

 FILTER関数をはじめとする、エクセルの新関数を有効活用すれば「VBA無」でもかなりの事ができますので、今回を機会に、ぜひ研究してみてください

FILTER関数の使用例については、他にも記事を書いています!

 もし、今までリスト機能を使ったことがない方がいたら、エクセル画面上のデータタブからデータの入力規則を見つけてみてください

データの入力規則から前述のリストが作成できます

解説は以上です

長文に最後までお付き合い頂き誠にありがとうございました

参考までに今回使用したエクセルファイルを添付します

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エクセルなのに・検索付きリスト_1/2

エクセルのリスト機能はとても便利です

私も重宝しています

ただ、リストデータが一定数を超えるととても探しづらくなります・・・

とにかく、カーソルを下へ下へと旅が続きます

ところが、

エクセルの新機能を使えば、検索を行いながらリスト選択ができるのです

上のGIFでは、まずリストの中に”鈴木”と入力します

その後に、▽を押すとリストデータ内で”鈴木”を持つデータが表示されます

このリストを作成するのにVBAは使用しません

エクセル新機能と言える2つの関数を使用します

普通、関数と言えば値が1つ返ってくるのが常識でした

今回の検索付きリストで使用するSEARCH関数とFILTER関数はこの常識を覆すものです

例えば、下の画像で言えば、C3セルにSEARCH関数を入力すると「鈴木」を含む位が複数出力されます

今回のリスト作成を通じて、ぜひ、これらの新機能も有効活用できるようになりましょう!

では次回、詳細を解説していきます

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スライサーのオシャレな使い方

 今回紹介するスライサーは、ピボットテーブルの補助機能として使われるのが一般的だと思います

 今回は、ピボットグラフとスライサーをうまく組み合わせた、これまでとは一味違うスライサーの使い方を紹介します 

上のGIFを見るとスライサーが使われているようには見えないですよね?

まるで通常のグラフの一部かのように使われています

実は、このGIFにあるようなグラフは、以下2つの工夫だけで作成できてしまいます

1.ピボットグラフのデザインを変える

 デフォルトでは、ピボットグラフを作成した場合、ピボットテーブルのボタンがグラフ上に表示されてしまいます

 ですので、まずはボタンをグラフ上から取り除きます

2.スライサのヘッダーを非表示にする

スライサーは通常、以下のようなヘッダーが存在するデザインになっています

 このデザインではグラフとは一体になりません

 スライサーのヘッダーを非表示にすると、スライサーのように見えず、グラフと一体かのように見えるようになります

➀スライサーの上で右クリックする

”スライサーの表示設定”が表示されたらこれをクリックする

➁ヘッダーの表示のチェックを外す

以上、2つの工夫だけで、ピボットグラフのデザインは随分見違えます

実は、スライサーのデザインについては様々な設定が行えるようになっています。機会があればまた詳細に紹介していきたいと思います!

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条件付き書式の意外な使い方

 読者の皆さんが、条件付き書式の使い方としてすぐに思いつくのは、沢山データが並んだ表から、条件が合うものだけ色を変える機能だと思います

 確かにデータの整理には便利です・・・でも今回紹介するのは、プレゼン時の使い方です

例えば、会議の時、資料の説明をしていたのに「どこを説明してます?」って聞かれたことはないですか?

 そんな時のために条件付き書式を使います 

説明している箇所の色を、リストと条件付き書式を組み合わせることで自動的に変え、明確に”説明個所”を示すのです

 こんな風に説明したら結構、新鮮でないですか?このブログでは条件付き書式の意外な使い方として、他にもグラフとして使う、アイコンを表示するなどを紹介しています!

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アニメーションマクロ3

 世の中、すっかりコロナ一色ですね

この状況は私がいうまでもなく、とにかく耐えるしかないですね

辛抱の時です

 ただ、なにか新しい技術にチャレンジする機会にしたいと考えています

 チャレンジしたいことの1つは”アニメーションマクロ”です

 今回は、準備不足なのでサンプルファイルを共有するだけですが、何か一つでも、皆さんのお力になれることがあれば幸いです

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アニメーションマクロ2

 前回は、アニメーションマクロの事例として、オブジェクト(四角形などの図形)が登場するマクロを紹介しました

 今回は、オブジェクトが移動するマクロをさわりだけですが紹介します

マクロを起動させると、テキストボックスが右側から移動してきます

この仕組みのポイントだけ解説しますね!

ActiveSheet.Shapes(“Txt1”).Left

コードにするとこういう形になります

ちなみにTxt1というのは、テキストボックスにつけた名称です

名称は昨日紹介した、検索と選択で指定できます

オブジェクトに名称をつけたら、下のコードの()の中に入れ、=で結んだ右側に位置を書きます

ActiveSheet.Shapes(“Txt1”).Left=100

この位置を指定するコードを繰り返し処理の中に入れると前述のテキストボックスが移動するマクロになります

次回は、アニメーションマクロを完成したいと思います!

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アニメーションマクロ1

 最近、テレビでも動画紹介のようなコーナーが多くなってきました。スマホが浸透して、動画というものが本当に身近になりましたね。

 実は、エクセル上でも動画のようなものを作成できます

最初に、下のGIFをご覧ください

画像が画面に出現して、大きくなっていきます

今回は、この画像を出現するところだけ解説します

この画像を出現させることは手動でもできます

上のGIFの操作は以下の箇所から行えます

<エクセル画面上のホームタブ>検索と選択>オブジェクトの選択と検索>

ここでオブジェクトの表示、非表示はコントロールできます

この表示、非表示の処理をVBAコードで書くと以下のようになります

ActiveSheet.Shapes(“図1”).Visible = True or False 

検索と選択でオブジェクトに”図1”という名前を付与した上で、コードの中にオブジェクト名を組み込んでいます。ここが今回の回の一番のポイントです

短いですが、今回はここまでです

次回はもう少し、図1を動かしてみましょう!

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