タグ別アーカイブ: スピードメーターグラフ

おすすめ記事_2020年10月10日

最新のエクセル技術を紹介した、おすすめ記事を紹介します

1.スピードメーターグラフテンプレート(散布図グラフ使用)

これまでも円グラフとドーナツグラフを組み合わせたスピードメーターグラフは紹介してきました

今回、紹介するのは針部分に散布図グラフを使用した、よりリアルなスピードメーターグラフのテンプレートです⇒記事

2.XLOOKUP関数を組み合わせて集計上手になる

マトリクス表に関する処理は手間がかかるものです

2つの軸に合うもの選択するのに、目で照合したりする必要がありました

例えば、ある部署の売上成績と前期比から、2つの条件に合うランクを選択する場合などです

ところが、XLOOKUP関数を組み合わせれば、2次元のランク付けを自動化できるのです⇒記事

3.Power Queryで複合キーをうまく活用する

集計上手になるコツのひとつが複合キーをうまく使いこなせることです

例えば、条件1と条件2がともにBの場合は〇を出力する、などのケースです

この場合は複合キーをもとにした別表を作成し、VLOOKUP関数で参照して〇を出力します

今回はPower Queryを使用してもっとスマートに行える方法を紹介します⇒記事

<まとめ>

エクセルが誕生して20年、その間にエクセル機能は目覚ましい進歩を遂げました

そのエクセル機能・進化の果実はしっかり活用していきましょう!

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中学数学⁻三角比

昔、中学で習った数学の問題です

以下のグラフの針は散布図で動いています

果たして、Xの値③に設定されるのは、SINの関数から算出される値でしょうか?

それともCOSの関数から算出される値でしょうか?

ちなみに斜辺の長さは1です!

ヒントはグラフは時計回りになっていることです!

正解はSINです

反時計回りであれば底辺を求めるCOSです

出典:
https://yarinaosinosansu.nomaki.jp/sankakuhi2/index.html

ところが、今回は時計回りなので反対の対辺を求めるSINになります

解答を検証したい方は以下のサンプルをダウンロードしてください

サンプルには以下のスピードメーターグラフのテンプレートも同じく含まれています

スピードメーターグラフについて詳しく知りたい方はこちら

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スピードメーター(マクロ版)・テンプレート

エクセルのグラフ機能でスピードメーターグラフを作成すると、どうしても肝心な針部分などのデザイン性があまり良くありません。ですので、今回は針をグラフとは別途に作成し、イベントプロシージャ―を組み合わせて動く仕組みを作成しました

動く仕組み自体は至ってシンプルです

数字を指定するセルの値が変わるとイベントプロシージャーが起動するようになっています

イベントプロシージャ―が動いたら針を回転させるようになっています

プレゼン資料などに混ぜると、結構インパクトが高いのではないでしょうか?

また後日、作成の仕方の詳細について解説したいと思います!

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スピードメーターグラフを作成しよう~円グラフを回転させる~

前回ご案内したように、基本編では”下地となるグラフ”の上に”針のグラフを作成して、一番シンプルなスピードメーターグラフを作成する方法を解説します。

今回は、下地となる円グラフを下の図のように作成してみましょう。円グラフを構成する各パイに、0、60などの数字が、針が表示される際のラベルとして表示されています。この形にするには、通常の円グラフ作成では行わない、少し特殊なカスタマイズ作業が必要になります。

1-9

<今回解説するグラフのカスタマイズ作業> 

1.円グラフを回転させた後、表示する色を工夫して、円グラフを半円にする

注)円グラフの種類はドーナツグラフになります

2.グラフに表示する値を、円グラフの元データとは別に設定して表示する

まずは準備作業として、サンプルをダウンロードし、円グラフ(ドーナツグラフ)を作成しましょう!尚、グラフの範囲はB列の値のみで結構です

1_1

では、準備作業が終わったら、本格的にグラフのカスタマイズを行いましょう!

1.円グラフを回転させた後、表示する色を工夫して、円グラフを半円にする

準備作業で作成した円グラフ自体を右クリックして、オプション設定画面を表示しましょう

1-10

次に、下のGIF動画のように、系列のオプション内にある”グラフの基線位置”を動かすことで円グラフを回転させ、ついでに穴の大きさも変えましょう!

実際に設定する値は、基線位置が270度になります。そして、穴の大きさは65%で設定しましょう!

1_4.gif

そして、下の部分(青の部分)は消しましょう

ここで言う”消しましょう”は色と枠線を透明にすることになります

1_5

ここまで来ると朧気ながら、下地グラフ全体のイメージがつかめてきていると思います

2.グラフに表示する値を、円グラフの元データとは別に設定して表示する

次はグラフを構成する各パイにラベル(下の表示)をつけましょう!

1-11

単にデータラベルの標示をしただけでは、上の図のC列にある表示(ラベル)の数字(0,60,120,180)ではなく、左側のB列の値(0,60,60,60,180)が表示されてしまいますので、ちょっとした工夫が必要です

値ではなくC列の”表示(ラベル)”を表示するには、3つのステップで行います。

➀データの選択を指定した後、グラフの横(項目)軸ラベルを編集する

⇒グラフのデータラベルとして表示したいデータを指定します

②データラベルを表示する

⇒実際に、データラベルを表示します

③グラフ元データの”値”ではなく分類(0、60,120、180)を指定する

⇒ラベルの指定には”値”、”分類名”、”系列名”、”セルの値”があります

⇒➀で指定したデータを表示する為に、”分類名”で再指定が必要です

それではのステップを行いましょう!

まずは、円グラフの上で右クリックしましょう。そして、下のGIF画像を参照して作業を行っていきましょう!

ⅰ)グラフの上で右クリック

⇒ⅱ)データの選択

⇒ⅲ)右側の編集:軸ラベルをクリック

⇒ⅳ)軸ラベルの範囲をC2:C6に指定

1_6.gif

 次に、②のステップを行いましょう!

まず、グラフの上にカーソルを置きます。するとグラフの右上に”+”が表示されるので、その”+”をクリックしましょう。

すると、右側に”データラベル”が表示されるので、データラベルをクリックしましょう!

↓図2

1-7

このままだと、単純に円グラフの元データの”値”が表示されてしまうので、下のGIF3を参照して、③のステップを行います。

ⅰ)データラベルの右側にある”その他のオプション”をクリック

⇒ⅱ)ラベルオプションをクリック

⇒ⅲ)分類名を指定

1_dataLabel

これで下地のグラフは完成です。ちなみに、上の画像の下に”180”が残っていますが、これは消しておきましょう!

<まとめ>

今回は、スピードメーターグラフの下地となるグラフを作成しました。円グラフを、指定した角度で回転させるのは、意外と簡単だったのではないでしょうか?エクセルはグラフのカスタマイズ機能が結構充実しているのです!今回のスピードメーターグラフ作成シリーズでは、便利なグラフカスタマイズ機能をどんどん紹介してきますので、ぜひ有効活用して下さい!

では3回目でお合いしましょう!

手っ取り早く、スピードメーターグラフを作成できるようになりたい方はこちらから!

ちなみにスピードメーターの作製テンプレートはこちらから利用できます

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スピードメーターグラフを作成しよう1~伝わるデザイン~

読者の皆さんの方の中で、プレゼンなどで売上や利益などの数字を報告されている方も多くいらっしゃると思います。

報告していて、物足らなさを感じる時はありませんか?

 もっと、数字の持つ影響度の大きさを、明確に伝えたい!

 もっと、聞く人に問題意識や当事者意識を持って欲しい!

いっそ、会議室をレーシングカーのコクピットにようにして、数字の臨場感を出したい!、でも、いい方法が無いと思っていませんか?

そんな方にピッタリなのが、今回紹介する”スピードメーターグラフです”。

何も、プレゼンは静止しているグラフのみで、行わなくていいのです。そして、必ずしもPower Pointで行う必要はありません。エクセルを交えて、動きのあるグラフにより、臨場感を演出してもいいのです。今回紹介するスピードメーターグラフは、そんな臨場感を出そうとするシーンにピッタリなデザインのグラフです。

これから全8回のシリーズで作成の仕方を伝えていきます。

このグラフを作成するのに、VBAや関数など、特別な技術は要りません。実は、グラフを簡単にカスタマイズする機能がもともとエクセルにあるのです。そのカスタマイズ機能を中心に解説を行っていきます。

解説は、基本編と応用編に分けて行っていきます。

基本編では、一番シンプルにスピードメーターグラフを作成する方法を解説します。まず下地になるグラフを作成します。更に、下地になるグラフの上に、針になるグラフを重ねて作成して、スピードメーターグラフにするところまでを解説します。

応用編では、スピードメーターグラフをプロ仕様にして、臨場感を更に演出する方法を解説します。グラフをプロ仕様にするために、グラフの最小から最大までの表示範囲や表示単位を調整したり、針の値を表示します!

では、スピードメーターグラフの作成をはじめていきましょう! ⇒2回目

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プレゼン資料をワンランクアップ!スピードメーターグラフ・テンプレート

数字を見せる際、単に見せるだけでは組織の目標達成にはつながりません

夏の25℃と冬の25℃では感じ方が違うように、数字はそれぞれ温度を持っているからです

組織の目標として設定する指標(KPI)の中にはB to Cビジネスにおける顧客の注文単価のように、まさに100円~500円、のような細かい単位での管理が生命線になるビジネスもあります

細かい単位の違いを明確に”温度の違い”として伝えるには様々な工夫が必要です

そんな時に、このスピードメーターグラフはうってつけです。数字の持つ細やかな温度の違いを、臨場感を演出しながら明確に聞き手に伝えることができます。

提供するテンプレートも利用場面に応じてグラフの形なども含め、細かな設定できるようになっています *作成演習はこちらから

以下、テンプレートの使い方・概要を3段階で解説します

1.形を決めます

円の度数やパイの数を決めてリンクをクリックすると、該当するシート(度数、パイの数別)に移動します

2.パイの大きさを決める

度数別、パイの数別のシートに移動したら、各パイのサイズを決めます

下の画像の例だと、”120度” で”パイの数が3つ”、のグラフにて

1つ目のパイの大きさは25%(120度*25%=30度)、2つ目は25%、そして3つ目は50%になります

3.初期値と終了値を決める

ちなみに画像のグラフは180度のグラフになります

以上、3つを決めたら後は針を動かす値を入力するだけです!

*詳細はテンプレートの使い方に記載しています!

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