タグ別アーカイブ: 円グラフ

グラフデザイン

 このコーナーでは、シンプルに数字の持つ意味合いを表現できるように、伝わるグラフデザインの形にこだわりつつ、”遊び心”を持ったグラフ作成方法を紹介していきます!

1.グラフを魅せるエクササイズ

例えば、積み上げ棒グラフの合計値を示すにはどうしたらよいでしょうか?

このままだと軸を目で追うしかありません

では、それぞれの棒グラフの上に合計値を表示したらどうでしょう?

とても分かり易くなりましたよね!

このコーナーでは、日常的にはなかなか気づくことができない”グラフの見やすさを向上させる手法”を紹介しています。⇒グラフを魅せるエクササイズ

2.スピードメーターグラフ

数字の持つ臨場感を伝えるグラフです

作成する過程で工作のような楽しさも味わうことができます。

 ⇒スピードメーターグラフ

3.ワッフルチャート

グラフ機能を使わないグラフです。

 ⇒ワッフルチャート

4.弾丸チャート

複数の指標を比較する時にお勧めです

 ⇒弾丸チャート

5.進化型円グラフ

普通の円グラフにグラデーション加えて数字の持つインパクトを増幅します

 ⇒進化型円グラフ

フリーアドイン~Bingマップで地図上にグラフを作成~

今回は、以前紹介したフリーアドインの中から、Bingマップについての詳細な解説を行います

このアドインは、元データの中に地名を入れておけば、地図上に自動でグラフを作成してくれます

しかも、地図の種類も2種類選べます

地図の種類
地図の種類

では、具体的な解説を始めます

1.フリーアドインの入手

①挿入タブから「アドイン」をクリック

②Bingマップを検索・追加

③アドインを確認

エクセルシート上にアドインが反映されています

アドインの位置は辺をつかんで調整することができます

大きさについては、角をつかんで調整を行います

2.1データでグラフ作成

作成されるグラフには、1データで作成するパターンと2データで作成するパターンがあります

1データの場合には、バブルの大きさで数字の大きさを表します

①グラフデータの指定

データをカーソルで指定します

データを指定し直す場合には、こちらのフィルターマークから行います

フィルターマークをクリックするとデータ範囲を指定するボタンがでてきます

②グラフ作成

アドインの位置情報マークをクリックします

グラフを作成した後に、+-ボタンで地図のズームは調整できます

Bingマップー1Data

グラフをクリックすれば数字も確認できます

3.2データでグラフ作成

2データの場合には2パイの円グラフが地図上に作成されます

Bingマップ-2Data

4.色の調整&フィルター

①色の調整

以下のマークをクリックすると色の調整が行えます

色の調整はデータ毎に、それぞれ指定することができます

今回の例で言えば、売上と利益、それぞれ別の色を指定できます

5.その他

①更新処理

再度内容を更新するには、まず右上の▲マークをクリックします

そのあとに、表示された「再読み込み」をクリックすると内容が更新されます

保存された画像として表示するをクリックすると、グラフを画像として保存できます

<まとめ>

今回は、Bingマップというフリーアドインを使っって地図上にグラフを作成する方法を紹介しました

作成するグラフの種類も、2つの種類の中から選べるのでとても便利です

なんといっても、今回紹介したアドインは無料です

ぜひ、有効活用してください

但し、2点注意が必要となります

1点目は、将来的にこのアドインが有料になる可能性も否定できないので、その点は注意が必要です

2点目は、エクセルのバージョンによっては、今回紹介したアドインが使えない可能性がありますので、その点は使用前に事前に確認が必要となります

今回の解説は以上です

フリーアドインについては継続的に紹介を行いますので、次回をお楽しみに!!

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おすすめ記事_2020年10月10日

最新のエクセル技術を紹介した、おすすめ記事を紹介します

1.スピードメーターグラフテンプレート(散布図グラフ使用)

これまでも円グラフとドーナツグラフを組み合わせたスピードメーターグラフは紹介してきました

今回、紹介するのは針部分に散布図グラフを使用した、よりリアルなスピードメーターグラフのテンプレートです⇒記事

2.XLOOKUP関数を組み合わせて集計上手になる

マトリクス表に関する処理は手間がかかるものです

2つの軸に合うもの選択するのに、目で照合したりする必要がありました

例えば、ある部署の売上成績と前期比から、2つの条件に合うランクを選択する場合などです

ところが、XLOOKUP関数を組み合わせれば、2次元のランク付けを自動化できるのです⇒記事

3.Power Queryで複合キーをうまく活用する

集計上手になるコツのひとつが複合キーをうまく使いこなせることです

例えば、条件1と条件2がともにBの場合は〇を出力する、などのケースです

この場合は複合キーをもとにした別表を作成し、VLOOKUP関数で参照して〇を出力します

今回はPower Queryを使用してもっとスマートに行える方法を紹介します⇒記事

<まとめ>

エクセルが誕生して20年、その間にエクセル機能は目覚ましい進歩を遂げました

そのエクセル機能・進化の果実はしっかり活用していきましょう!

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中学数学⁻三角比

昔、中学で習った数学の問題です

以下のグラフの針は散布図で動いています

果たして、Xの値③に設定されるのは、SINの関数から算出される値でしょうか?

それともCOSの関数から算出される値でしょうか?

ちなみに斜辺の長さは1です!

ヒントはグラフは時計回りになっていることです!

正解はSINです

反時計回りであれば底辺を求めるCOSです

出典:
https://yarinaosinosansu.nomaki.jp/sankakuhi2/index.html

ところが、今回は時計回りなので反対の対辺を求めるSINになります

解答を検証したい方は以下のサンプルをダウンロードしてください

サンプルには以下のスピードメーターグラフのテンプレートも同じく含まれています

スピードメーターグラフについて詳しく知りたい方はこちら

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スピードメーターグラフ_テンプレート(散布図使用)

 これまで2回、スピードメーターグラフの添付レートを紹介してきました
1度目は円グラフを組み合わせたもの、2度目はVBAを使用したものです

今回紹介するのは、メーターの針を散布図で作成したものです

ですので、円グラフで針を作成するよりリアルなメーターになっています

最小値と最大値も調整ができるので、数字をメリハリをつけて示すことができます

下の図では値は35%のままですが、最小値と最大値を変えているのでメーターの針の角度が変わっています

ちなみにメーターは最小値と最大値の間の外には動かないようになっていますのでその点は注意して使用してください

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グラフって重ねることができるんです_2/2

今回は、円グラフを重ねてみます

円グラフを重ねるとどんないいことがあるでしょう??

円グラフは棒グラフと違い、軸はありません

ですから、グラフのパイの大きさの”目安”がありません

今回は、目安となる円グラフと値を表示する円グラフの2種類を作成し、パイの大きさが分かり易いスピードメーターグラフを紹介します

1.目安となる円グラフの作成

まずは、目安となる円グラフを作成します

2.2つ目のグラフのデータを追加する

グラフの上にカーソルを置き、右クリックすると”データの選択”を選択できるようになります。そこでデータの追加が行えるようになります

ここで追加するのが、スピードメーターグラフの針部分のデータです!

3.データが追加されたら、軸を第二軸に変えましょう

データが追加されたら、追加したデータのグラフが、最初の円グラフの周囲に重なります

追加したグラフの軸を変えると、完全にグラフ同士が重なります

するとスピードメータの形のグラフになります

今回の記事を見て、このスピードメーターグラフの針はどういう風に動かすの?

と思った方もいらっしゃると思います

今回は、グラフを重ねる意義を紹介しました

詳細を知りたい方は、こちらの記事をぜひご覧ください

ちなみに、今回の違うバージョンとしてこんなグラフもありますよ!ぜひこちらもご確認を!

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プレゼン対策にもおすすめ!グラデーショングラフ・テンプレート

読者の皆さんが、これまで他の人のプレゼンを受けた中で、印象に残ったものって何でしょうか?

グラフの説明がこれまで受けたプレゼンの中でも印象に残ったという方も多いと思います

グラフはプレゼンの中でもキラーコンテンツになりうるものなのです

今回紹介するグラフのテンプレートは、プレゼンのキラーコンテンツにするのにぴったりな、グラデーションが効いた円グラフです

グラフと文字との組み合わせにより、普通に円グラフで見せるより、インパクトが数倍大きくなります

下のテンプレートファイルは、作成ボタンを押せば解説が自動的に開始されます!

解説に従い、作成を進めていってください

時間は15秒もかかりません

グラフのパイの数や色などは自身の好みで選択できます

作成した後は、作成したグラフの中に左上のテキストボックスを移動させてください

もし、ドーナツの穴の大きさ等を調整したい方はこちらの解説ページを参照願います

なお、エクセルファイル内に記載してある注意事項は使用前にご確認ください!

実際に自分で作成してみたいという方はこちらの演習ページをぜひ参照してください

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意外なエクセル術 ~グラデーショングラフ~

過去にも数字を魅せるグラフ術の中で紹介していますが、

好評なので、要約版として記事を書きます

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とてもインパクトがあって数字の持つ意味がそのまま伝わってきそうです

作り方自体は実はそれほど難しくはありません

2つのグラフを重ねることで”透明な部分”と”透明でない部分”を生み出します

エクセルには標準機能で、グラフを重ねる機能があります

下の図の「追加」を押すと、グラフの元データを追加することができます

上の図の画面は、グラフの上で右クリックし「データの選択」をクリックすると表示することができます

組み合わせる2つのグラフは、以下の画像のような感じになります

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ちなみに左のグラフはドーナツグラフです。20個均等になるようにグラフのパイを作成します

右側のグラフは、下の図のように図形のぬりつぶしを使います

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いかがでしょうか?作成の仕方のイメージはできたでしょうか?

もし、分からないことがあればぜひ、こちらの記事を参照してみてください!

では!また次回

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見やすさ大幅アップ!グラデーショングラフ2_完成

前回は作成のポイントを3つ示しました

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1.グラフを重ねて、濃淡をハッキリつける
2.グラフに線を細かくつけ、濃淡を演出しやすくる
3.グラフの中にメッセージを入れる

実際の作成は上の1~3の順番ではなく、2⇒1⇒3にて行いますので、以下、(2→➀)⇒(1→②)⇒(3→③)の順番で解説を行います

解説の中で2つ、進化型・円グラフを作成する上で重要なテクニックが2つ出てきます

<重要なテクニック>

ⅰ)グラフ上に更にグラフを重ねる

グラフ上で右クリック⇒データの選択⇒以下の画面で”追加”をクリックします

ⅱ)追加したグラフの軸を第二軸に変える

追加したグラフの軸を、元のグラフと変えることで、2つのグラフが完全に重なります

では2つのテクニックを念頭に置いたうえで、解説をはじめます!

①グラフを重ねて、濃淡をハッキリつける

20個パイがあるドーナツグラフを作成します

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”データの選択”から”データの追加”を選択し、値(1)を直接、系列値の欄に20個入力しましょう

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パイを全て青色に変えた後、グラフ上で右クリックして、系列のオプションを表示し、ドーナツの穴を少し小さくしましょう

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②グラフを重ねて、濃淡をハッキリつける

①でグラフが1個できました

もう1個のグラフのデータ元を準備します

③のメッセージとして表示したい値が”25%”だとしたら、25%と足し合わせたら”1”(100%)になる値(⇒75%)を設定しましょう

下の画像のように数式(1-表示したい値)を作成しておくと便利です

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データ元を用意したら、いよいよグラフを足し合わせます

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➀で作成したグラフ上で右クリックして、データの選択”から”データの追加”にて、作成したデータ元(上の例でいえば25%と75%)を追加しましょう

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次に追加したグラフを最初に作成したグラフの上に完全に重ねましょう

グラフ上で右クリックした後に”系列グラフの種類の変更”をクリックし、追加したグラフの軸を第2軸に変更します

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追加したグラフの軸を第二軸に変更すると、いよいよ完成が近づいてきます

後は体裁を整えるだけです

表示されている2つのパイのうち、表示したい値にに対応している部分を”完全透明”にしましょう(上の画像でいえば、青のパイです)

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そして次にそれ以外の部分を”部分透明”にしましょう

色は”白”を選び、透明度を調整しましょう

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これでグラフ部分は完成です

③グラフの中にメッセージを入れる

後はテキストをドーナツの中に入れましょう

テキストの中の数字は、数式バーで参照セルを入力しましょう(テキストの中に参照セルを入力しようとしても入力できません)

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テキストの中の数字は、数式バーで参照セルを入力しましょう(テキストの中に参照セルを入力しようとしても入力できません)

ちなみにフォントは”IMPACT”がおすすめです

<まとめ>

進化型・円グラフは見た目は難しそうですが、意外と簡単だったのではないでしょうか?

ⅰ)グラフを重ねる、ⅱ)重ねたグラフの軸を第二軸変える、を行えれば他のグラフでも応用が効きます

ではまた次回!
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見やすさ大幅アップ!グラデーショングラフ_概要解説

読者の皆さんの中には、時間をかけてグラフを盛り込んだ資料を会議で説明しても、「なんか皆にうまく伝わってないかな?」と感じた経験が1度でもあったことと思います。

私は、そんな「うまく伝わっていなかな?」と感じる際には、グラフにインパクトとシンプルさが欠けてしまっているケースが多いと思います

今回、紹介する”進化型・円グラフ”は色の濃淡によりメリハリをつけているのでとてもインパクトがあります。

また、進化型・円グラフは、グラフの中にテキストを挿入するので、聞き手に伝えたい事がシンプルに伝えやすくなります

今回は進化型・グラフの作成の仕方を2回にわたって紹介します

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今回の進化型・円グラフの作成については、以下の3つのポイントがあります

1.グラフを重ねて、濃淡をハッキリつける

進化型・円グラフは以下のような2つグラフを作成し、重ねます

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グラフ2は、読者の皆さんに分かり易いように線を表示していますが、実際には”線無”にします

グラフ2については、2つ系列がありますが、1つ目は”完全に透明”にします。2つ目は色が白ですが、”透明度”を加えて調整することができます

異なるグラフを重ねることで、グラフ上に”見える所”、と”見えない所”の色の濃淡をメリハリをつけて示せるようにします!

2.グラフに線を細かくつけ、濃淡を演出しやすくる

グラフ1のデータ元は固定にし、系列を20個作成しておき、20個の系列の線を”白”にします。このようにすることで、表示されるグラフ2の”透明部分”がより際立つようにします

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3.グラフの中にメッセージを入れる

進化型・円グラフは、正確にはドーナツグラフですので、グラフの中にテキストを挿入することができます!

テキストにグラフの値を示すことで、グラフの作成者が伝えたいことが明確に伝えやすくなります!

では次回、以上の3つのポイントに沿って詳細な内容を解説していきます

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