タグ別アーカイブ: DX

ワンクリックで詳細を深堀できるようにする~ドリルスルー機能~

【問題個所を深堀するドリルスルー機能を作成して、ダッシュボードを実用的なものにしましょう!】

数字が落ち込んだ時、上がった時に必要なのは「なぜ落ち込んだのか?」「なぜ上がったのか?」を把握することです

Power BIではドリルスルー機能という便利機能により、別ページで数字が動く理由をつかめるようになっています

上のGIF画像では1ページ目にて、円グラフ内にある3商品の中から深堀する商品を選択した後に、2ページ目で該当商品の時系列の動きを確認できるようになっています

ドリルダウンとは何が違うの?

と思う方もいらっしゃると思いますが、ページ内で機能するドリルダウンと違い、別ページに展開するのがドリルスルーと思ってもらえれば幸いです

詳細ページの準備

まず詳細な項目として見たいコンテンツ/ビジュアルを配置したページを作成しておきます

ドリルスルー項目の設定

下の画像の黄色に印をつけた箇所にて、詳細に見たい切り口を指定します

切り口として「商品」を指定したら該当商品の、「年」をしたら該当の年の内容のみがドリルスルーを設定したページの表示内容になります

フィルター項目の調整

ドリルスルーを行う際にフィルターをかけていると、フィルターした項目はドリスルーを設定したページに引き継がれます

上のGIF画像ではフィルターを行った事業年度月がドリスルーを設定したページに引き継がれています

このフィルターの引継ぎを行いたくない場合には、下の画像の箇所をオフにします

もちろん、フィルターの調整を行うのではなく、ドリスルー設定項目を複数指定することも可能です

複数指定する際には、単純に追加したいドリルスルー設定項目を下に重ねてください

ドリルスルー設定項目の表示

ドリルスルーする際に選択した項目を明示するには「SelectedValue()」というDAX式を使用してメジャーを作成します

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IT未経験者へのオススメ学習方法~Udemy他・動画学習の有効活用~

この記事では私が愛用しているIT学習方法を紹介します。YOUTUBEやUdemy をうまく活用すれば、費用をあまりかけずとも「十分な」学習効果を出すことができます

特にUdemyについては、毎月1本は動画を新規に観て新しい技術の習得に努めています!

Udemyは「自分に合った教材を見つけたい」「日本語ではまだあまり教材が豊富にない分野で教材を探している」方に特にオススメです!

私もエクセルダッシュボードPower Queryの学習については、数年前は日本語では教材がなかったのでUdemyで様々な動画を購入して研究しました!

トップページでも紹介していますが、手を動かすのが一番のIT習得のコツです

但し、

先生や教材は当然必要です

では費用が30万以上もするプログラミングスクールに時間をかけて通うのがいいかというと、必ずしもそうではありません

社会に出ると、かけられる費用や時間は限られていますので、プログラミングスクールに通うのが物理的に効率が悪いケースもあります

一方、

動画であれば、空いた時間に最小限の費用で、効率的な学習が行えます

書籍などの活字での学習と違い、最初は理屈が分かりにくいことでも、動画内の講師の操作を真似していけば後から理屈も理解できるようになってきます

何より、動画だと目と耳の2つが同時に刺激されるので挫折しにくいという効果もあります!

では、次の章から具体的なYOUTUBEとUdemyの活用方法を紹介していきます

YOUTUBEの活用

今の世の中では、ある意味TV以上のメディアといえるのがYOUTUBEです

動画が1日10億時間以上も視聴されているといわれています

YOUTUBEの魅力はなんといっても無料である点です

無料で豊富なコンテンツを視聴できます

ITの分野の動画もとても豊富です

もし、知りたいことがあれば、とにかくYOUTUBEで検索してみましょう!

なにせYOUTUBEはGoogleと同様にいくら検索しても無料です

できれば「このチャネルなら知りたいことが知れる」というチャネルを見つけて「チャンネル登録」をしておきましょう!

私のオススメは「Microsoft」のチャネルです

Microsoft社の最近の製品アップデートは凄まじいです

流石にMSのチャネルが一番情報が早いですし、コンテンツもよく工夫がされています

ぜひこちらのチャネルもチェックしてみてください

Udemy

私の一番のオススメがUdemyでの学習です

今まで100本以上の動画をUdemyで学習してきました

マイラーニング

特に次のような方にUdemyはオススメです!

・自分の好みにあった教材を見つけたい

⇒各種分野・各種レベルの動画が豊富に揃っています

・日本語ではあまり教材がない分野を学習したい

⇒世界各国の講師の動画が揃っています

ここからはUdemyの魅力と活用方法を具体的に紹介していきます

良質で豊富なコンテンツ

カテゴリー・レベル

Udemyは日本人だけでなく、世界中の講師が作成した動画を利用できる世界最大級の学習プラットフォームです

英語の動画でも、世界中の人が観れるようにきちんと字幕やスクリプトがついているので安心して学習できます

英語スクリプト

IT分野の動画も、カテゴリー別レベル別に豊富なラインナップとなっていますので、目的に合った動画が選べるようになっています

カテゴリー

書籍の場合は1冊の出版の単価が高く、発行部数が生命線になるため、カテゴリーや難易度のレベルが一般的なものに限られます

Udemyの場合は各講師が自費で動画を企画・制作しています

ですので、Udemyのプラットフォーム内で配信される動画も、各講師の個性や意図が反映された豊富な内容になります

レビュー

豊富な動画の中から、自分の目的にあった動画を選ぶにあたっては、「レビュー」を利用できるのも魅力です

レビュー

YOUTUBEでも「再生回数」や「チャネル登録者数」で動画の評価を行えますが、Udemyではレビューを利用することで質的な評価・判断も行えます

評価の高さで選ぶ動画を絞り込むこともできます

評価での絞り込み

事前審査

YOUTUBEとUdemyの大きな違いの一つは「事前審査」の有無です

Udemyの場合は動画がプラットフォームにアップされる前に厳格な「審査」があります

ですので、おのずとUdemyの動画のラインナップは厳格な審査をクリアーした各分野の専門性の高い講師の動画になります

人気講師一覧

UdemyはYOUTUBEと違い有料になりますが、それだけ高い学習効果が見込めるようになっているのです

Udemy活用方法

学習を進めるにあたって、一番工夫しなくてはいけないのが「挫折の防止」です

社会人は学生と違って学習時間がかなり限られています

途中で挫折しないように、動画を購入する時点でスケジュールだてて動画を学習していけるようにしましょう!

Udemyの動画には必ず、各章の目的所要時間が体系立てて示されています

スケジュール

動画を購入する時点で、明確に「いつの時点」で「どのくらい学習効果をあげるか?」を決めて学習を進めていきましょう

動画を再生する際には学習の進捗も随時表示されるようになっていますので、そちらも励みになることと思います

進捗表示

先ほど、YOUTUBEとUdemyの違いについて2点記述しました

実は

一番の違いについてはまだ記述していません

一番のYOUTUBEとUdemyの違いは「サンプルファイル」の有無です

Udemyではサンプルファイルが充実しています

*動画の中にはサンプルファイルが無いものも稀にあります

ですのでサンプルファイルで手を動かしながらの学習が可能です

動画を受け身で見るだけでなく、積極的にサンプルファイルを利用して、手を動かしながら学習を進めていきましょう

Udemyの多くの動画では、各章の終わりに「テスト」が用意されていますので、テストをしながら成果を確認しながら学習を進めるのもUdemy活用のコツの一つとなっています

気になる費用ですが、各動画の値段はピンキリです

千円台のものから2万円台のものまであります

目的とかけられる時間、そして費用を考慮しながらどの動画を購入するのかを慎重に決めていきましょう

ちなみに30日間返金保証の制度もあります

<まとめ>

今回は、動画を活用しての学習方法について2つ紹介しました

YOUTUBEとUdemy、それぞれメリットとデメリットはあります

YOUTUBEは無料ですが、Udemyは有料です

Udemyは有料な分、それだけのメリットがあり専門性の高い講師の動画を手を動かしながらスケジュール立てて学習を進められます

ところで、

このブログも含めて、ブログの利用方法はどうなるのでしょうか?

学習分野によって濃淡はありますが、ブログはブログで学習メリットがあります

・専門性が特に高い分野

・VBAコードなどの活字でないと学習が難しい分野

・すぐに知りたい事を知りたい場合(動画を再生している余裕はない場合)

などの場合は特にブログのメリットがあります

このブログでも以上3点の特徴を出せるように心がけていきたいと思います

同時に、GIF画像を積極的に利用するなど、動画のメリットもなるべく出していけるように心がけていきます

長文に最後までお付き合い頂きまことにありがとうございました

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スライサーの使用方法&デザイン変更方法~ダッシュボードをセレクタブルに~

エクセルのスライサーを最初に見たときは、あまりに便利で驚いたのを覚えています

Power BIにもスライサーは当然ありますが、機能が多いので、もしかして最初は不便に感じるかもしれません

私自身は最初に「あれ?こんなデザインになるの?」と思いました

特にカレンダー関連のスライサーの場合です

というのも、カレンダー関連のフィールドをスライサーにすると、エクセルのスライサーからは程遠い、下の画像のようなデザインになってしまうからです

 今回の記事では、スライサーの基本的な使いかたから、応用的な使い方、そしてアドインのスライサーも含めて幅広く紹介します

基本的な使い方

ページにスライサーを追加するには、視覚化の欄で下の画像の黄色の印の箇所をクリックします

すると、ページにスライサーが追加されます

フィールドを設定したら終了です

スライサー上の選択とグラフの内容は連動するようになっています

スライサーのデザイン変更

基本デザイン

スライサーの基本デザインは、意外な箇所で設定します

下の画像の箇所から変更するわけではありません(基本的なデザインを設定した後に使用します)

実は、基本的なデザインはこちらから設定します

スライサーの上にカーソルを当てると、消し込むのようなマークが表示されますが、その右にある下向きの▽から処理を行います

ちなみに、上のGIF画像のように「一覧」ではなく「ドロップダウンリスト」を指定すると以下のようなデザインになります

狭いスペースにスライサーを納めたい時にはとても便利です

関連デザイン

関連デザインから「ビジュアル」の画面で設定を行います

スライサーの向き

デフォルトでは縦になっています

こちらを横にするとデザインが明確に変わります

全選択

下の画像の黄色の箇所をオンにすると「全選択」が選択できるようになります

全選択にした時のスライサーは下の画像のようになります

アドイン

その他のビジュアルの取得から、様々なアドインのスライサーを取得できます

動画型スライサー

Play Axisというアドインは動画のようにスライサーを動かすことができます

タイムライン

Time Line Slicerを使うと、様々な時間の切り口でグラフを見ることができます

<まとめ>

今回はPower BIのスライサーのデザイン変更を中心に解説させて頂きました

スライサーを初めて作成してみて「おや?」と思った方に「役に立った」と思っていただけたら幸いです

最後にもう1点付け加えさせて頂きます

スライサーと他のグラフとの連動です

スライサーと他のグラフとの「フィルター」「強調」を調整するの場合には、以下の箇所から調整を行います

関連のあるグラフで3つ/フィルター強調なしを指定します

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Power BIの地図グラフを緯度・経度で作成する方法~Google Map活用~

今回は、先日「緯度と経度でPower BIの地図グラフを作成できないか?」というご質問を受けましたので、ブログ記事の形で回答したいと思います

緯度・経度の取得方法

今回はGoogle Mapから取得する方法を解説します

実はGoogle Mapのピンの上で右クリックすると、緯度と経度がコピーできるようになっています

こちらをまずはエクセルの表に貼り付けてください

データカテゴリーの操作

緯度と経度を記載したエクセル表をPower BIに取り込んだ後は、データカテゴリーを修正します

緯度と経度、それぞれのデータカテゴリーを「緯度」「経度」で指定します

要約処理の方も「集計しない」に指定し直しておきましょう

地図グラフの作成

地図グラフをページに挿入したら、次の画像のように緯度と経度を配置しましょう

場所についても指定すると、こちらが優先されてしまうの注意が必要です

これでうまく地図グラフに緯度と経度が反映されました

今回の記事は以上です

最後まで読んでいただき、誠にありがとうございます

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オシャレなカフェでPower BIレッスン~手ぶらでレッスンを受けれます~

【未経験者・歓迎!ローコード時代の主役・Power BIの習得をカフェではじめてみませんか?】

Power BIは高度なIT知識がなくても、直感的な操作のみで高度なダッシュボードが作成できる優れたツールです

但し、通常のエクセル操作と勝手が違うので、最初は「Power BI独自」の癖をつかむのが困難です

ぜひ、この「カフェでのレッスン」をPower BI習得のきっかけにしてください!

内容:次のGIF画像のダッシュボードを作成します

内容詳細

①データ取得、②データ変換、③リレーション作成、④グラフ作成、⑤グラフ間連携

*あくまで未経験者向けの内容になっています

講師:ガッツ鶴岡(当ブログ管理人) 

*慶応義塾大学医学部が中心のコロナ制圧タスクフォースに昨年、Power BIの技術指導をした実績もあります

料金:¥5,000円(税込み)

*当日までにクレジットカードでお支払い頂きます(お茶代込み)

日時:①3月27日14時~、②3月27日16時半~

*レッスン時間は90分~最大100分の予定です

教え方:マンツーマンでのレッスンです

*PCは貸出しますので手ぶらで来ていただいて結構です

*先着順ですので、お申込みを頂いても申し込みが成立しないケースがあります。その点はあらかじめご了承ください

*使用した資料やデータは別途メールで送付いたしますので、復習に活用できます

場所茶房・はちはち

*飯田橋駅・神楽坂駅から徒歩10分ほどです(お申込みを頂いた後に、詳細な案内図をお送りします)

クイズ番組などでおなじみのフリーアナウンサー・天明麻衣子さんの父君。「テンパパ」が運営するカフェです

*紹介記事:https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/life/234956

コロナ対策

①マスク完全着用で行います、②手の消毒、PCの消毒を徹底します

*席は並んで座ります。予めご了承ください

お申込み方法

問い合わせにメールにてお願いします

*単なる質問でも構いません

ぜひお申込みお待ちしています!

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予実対比のグラフをPower BIで作成する~DAX使用/変数込み~

以前、対比表のグラフをエクセルで作成する方法を紹介しました。今回はPower BIで「対比表のグラフ」を作成する方法を紹介します

超過/紺と未達額/赤をメリハリをつけて表示できるので、対比を示すダッシュボード内に配置するのにぴったりなコンテンツです

このグラフはDAXの作り方を工夫すれば意外と簡単に作成できます

ポイント

詳細は過去の記事を参照して頂けると嬉しいのですが、大きくわけてポイントは2つあります

積み上げ棒グラフ

積み上げ棒グラフの内訳は3つに分けます

それぞれ、メジャーで設定します

 基本 ⇒計画、実績の低い方

 超過 ⇒実績-計画

 未達 ⇒計画-実績

折れ線グラフ

実績の横棒は折れ線グラフのマーカーで作成します

折れ線の実線は、太さをにします

メジャーで使用するDAX

基本

MIN関数を使い、計画金額と売上金額(実績)の合計額の低い方を表示できるようにする

超過

変数とIF関数を使用し、実績が計画を超えている場合には差(実績ー計画)を表示できるようにします

*VARを使用して変数設定、RETURNで関数の計算結果を返します

未達

変数とIF関数を使用し、計画が実績を超えている場合には差(計画ー実績)を表示できるようにします

*VARを使用して変数設定、RETURNで関数の計算結果を返します

グラフ設定

グラフ/ビジュアルは積み上げ棒グラフ+折れ線を使用します

画像に alt 属性が指定されていません。ファイル名: image-106.png

メジャーの配置

設定したメジャーは次の画像のように設定します

折れ線マーカーの設定

折れ線の太さ

次の画像のようにストロークの幅をで設定します

マーカー

まずマーカーをオンにします

そしてマーカーの形(図形)とサイズを次の画像のように指定します

これでグラフの色などを調整して完成です

未達の色は赤にすると、とてもリアルに未達度合いが伝わりやすくなると思います

<まとめ>

今回はDAXのIF式を活用し、対比をメリハリをつけて表示するグラフを作成しました

元データについては、今回は詳細に言及しませんでしたが、計画と実績を対比する場合にはカレンダーテーブルの活用も大きなポイントの一つとなります

計画とカレンダーテーブルを連携する場合には計画側の形式もポイントになります

例えば「2022年1月」を2022/01/01の日付を設定したとしても、日付形式でないとカレンダーテーブルとのリレーションは有効になりません

詳細についてはこちらの記事にまとめであります

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POWER POINTのスライドを作成するように手軽にアプリ作成~編集~

【Power Platformの1つ、Power Appsを習得して、DXの主役になろう!】

今回は前回の記事にて、数クリックで作成したアプリをもっと「アプリ」らしく編集したいと思います

こちらの編集もPower Appsの「ローコード開発」の特徴がよくでていて、簡単に行えます

どこに、どの編集画面があるのかについては、よく確認しながら進めて行きましょう

アプリの編集画面は大きく分けて3つ(画面左、画面真ん中、画面右)に分かれていますので、まずはこの点をよく意識しておいてください

*画面左・ツリービュー、画面真ん中・編集画面、画面右・プロパティ指定(詳細)

行うこと

新規入力用・編集用画面

①アプリ上のフィールドの位置を修正します

例えば担当者のフィールドを1つ上げる、下げるといった要領になります

②フィールドにドロップダウンリストを配置します

フィールド欄にベタ打ちするのではなく、選択肢から選択できるようにします

一覧画面

①フィールド表示を集約します

タスク、優先順位、担当者が混在して表示されている状態をタスクのみの集約表示にします

②表示を変更します(タスク名⇒担当者)

集約した表示内容を変更します

新規入力用・編集用画面

フィールド位置の修正

まず画面左の黄色の箇所をクリックし、編集箇所を指定します

編集箇所を指定したら、画面右にて編集プロパティフィールドの編集と順に指定します

フィールドの編集をクリックすると、画面真ん中にフィールドの一覧が表示されます

フィールドの一覧が表示されると、下の画像のような状態になります

後は、フィールドをドロップ&ドラッグで好きな位置に移動させます

ドロップダウンリストへの変更

担当者の欄はベタ打ちでの入力になっていますが、こちらをドロップダウンリストに変えます

下のGIF画像のように、担当者欄の左にある「下向きの▼」をクリックすると編集欄が展開します

更に下の画像の右側にある「下向きの▼」をクリックすると「許可値」が選択できますので、こちらをクリックします

ここからはドロップダウンリストの選択肢を設定しますので、ドロップダウンリスト自体をクリックしておいてください

そして画面右の「詳細設定」に移動し、まずロックを解除します

ロックを解除すると「Items」の箇所が編集できるようになります

こちらでドロップダウンリストの選択肢を設定します

選択肢は下の画像のように[],””を組み合わせて行います

この担当者欄には「DataCardValue8」と名前が設定されている点にもご注目しておいてください

これでドロップダウンリストに変更できました

一覧画面

表示の集約

まずは画面左で「BrowseGallery1」を選択しましょう!

すると画面真ん中の編集箇所が一覧画面になります

今後は画面右に移動し、レイアウトの右にある下向きの矢印をクリックしてします

すると一覧画面の集約の仕方が指定できるようになります

ここでは「タイトル」を選択します

すると一覧画面の表示がタイトルのみに集約されます

表示の変更

上の画面では、一覧画面の表示を「タスク」に集約しました

集約した表示を他のフィールドに変更することもできます

画面右の「フィールドの編集」から表示の変更を行えます

画面真ん中に表示された画面にてフィールドを選択します

これで今回のカスタマイズは終了です

ここからアプリを保存するのですが、アプリの保存は画面右上の「ファイル」タブから行いましょう

<まとめ>

今回はアプリっぽくなるように画面をカスタマイズしました

直感的な操作でアプリを編集できるのがPower Appsの凄いところです

但し、何を編集するのか?については画面左で指定することについては常に意識しておきましょう

この指定操作が抜けると、どこを編集しようとしているのかがわからなくなってしまいますので注意が必要です

では次回は関数について解説します

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POWER POINTのスライドを作成するように手軽にアプリ作成~関数~

【Power Platformの1つ、Power Appsを習得して、DXの主役になろう!】

Power Appsでもエクセルと同じように関数が使えます

今回は前回作成したアプリを基にして、アプリ内で「既に使われている関数」を解説した後、IF関数を使用したチェックボックスの仕組みを作成します

今回の記事の内容により、アプリの仕組みがより深く理解できると思います

Refresh関数

一覧画面の上にあるこのマークは、押すとデータソースのレコード/行を更新します

マークにカーソルを置いたままの状態で数式バーを見てみます

すると「Refresh関数」が使われているのが分かります

「タスク一覧」はアプリのデータソースのテーブル名です

数式バーの左の下の画像の箇所にも注目してみてください

「OnSelect」という文字が設定されています

「On」と「Select」の組み合わせ、つまり、マークを選択した時に数式の内容が適用されるということです

OnSelectのほかにもいろいろな要素が設定されています

試しにOnSelectから「Color」に変更してみます

すると数式バーには255255255というようにの度合いが表示されています

この255の数字を0に変えてみます

すると色が変更されました

アプリを今後作成していく際には、こちらのプロパティ指定も組み合わせて行っていくことになります

NewForm関数&Navigate関数

画面右上の+ボタンを押すと新規の入力フォームに遷移します

この+ボタンを押したときの動きには、①デフォルトの値が設定された詳細画面の設定と、②画面への遷移の2つの動きが含まれています

ですので設定されている関数も2つになります

ちなみに、2つの関数をつなげる場合には「;」を使用します

NewForm関数

NewForm関数内には「EditForm1」が引数として設定されています

このEditForm1は新規入力・編集用画面のボディ画面です

このNewForm関数の引数に「EditForm1」を設定することで、空の新規入力・編集用画面が設定されます

Navigate関数

こちらは2つの引数を設定する関数です

1つ目の引数では遷移先の画面を設定します

2つ目の引数では遷移の仕方を設定します

Microsoft社の画面では、様々な遷移の仕方が紹介されていますのでぜひご参照ください

https://docs.microsoft.com/ja-jp/powerapps/maker/canvas-apps/functions/function-navigate

今回は「NONE/指定なし」をFadeに変更してみます

以下のGIF画像が遷移方法をFadeに変更した際の遷移です

EditForm関数

修正用のフォームを設定する場合には、NewForm関数ではなくEditform関数を使用します

関数使用の実際

優先順位の欄をチェックボックスを使用して「✔オン⇒高」「✔オフ⇒低」と表示できるようにしましょう

オンとオンの切り替えにはIF関数を使用します

チェックボックスの値/Checkbox1.Valueがオン/trueの場合には「高」、そうでない場合は「低」とできるようにします

テキストボックスの削除

まずはテキストボックスを削除します

但し、上の画像にもあるように「ロック」がされています

ですので、テキストボックス上で右クリックをしてロックを解除します

ロックを解除したらDeleteキーで削除を行います

チェックボックスの挿入

まずチェックボックスを入れるスペースを作成します

次にチェックボックスを挿入します

画面上の挿入タブからチェックボックスを指定します

下の画像がチェックボックスを挿入した状態です

「オプション」の表示は不必要なので、こちらは数式タブで削除します

「オプション」の表示を削除する際、プロパティ欄がText/文字列になっているのにも注目してください

If関数の設定

チェックボックスを設定した状態だと2つのエラーが表示されています

上の画像の状態(選択範囲にも注目してください)だと、プロパティ欄が「Update」、数式バーがDataCardValue6.Textになっていることにも注目してください

では2つ×印の右側をクリックします

すると上の黄色の印のように「数式バーで編集」が表示されるので、こちらをクリックします

上の画像では数式バー内がエラーの赤線が表示されています

こちらにIF関数を入力します

IF関数は挿入したチェックボックスがオンになっている場合には「高」、オフの場合は「低」にて表示するものです

挿入したチェックボックスは、CheckBox1という名前で設定されています

数式バー内で下のGIF画像のように、Check・・・まで入力すると自動的に「CheckBox1」と表示されるのでこちらを選択します

CheckBox1には「.Value」をつけてチェックボックスの値という意味合いに変えます

後は、エクセル関数のIF関数と同様に設定します

これでエラーが一つ消えました

ここからもう一つのエラーをクリックして数式を表示します

こちらは赤字の下線の箇所をCheckBox1に変更すれば解消されます

これでIF関数を使用したチェックボックスの仕組みが完成しました

<まとめ>

今回はPower Appsの関数について紹介しました

今回紹介したのはPower Appsの関数の一部ですが、エクセルのワークシート関数と同じような要領で活用できるのは理解していただけたと思います

今後のこのブログでも、関数については特集を組んでいきます

次回はクラウドフローと連携して、更新内容をTeamsにも投稿します

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POWER POINTのスライドを作成するように手軽にアプリ作成~クラウドフロー連携~

【Power Platformの1つ、Power Appsを習得して、DXの主役になろう!】

今回は前回記事で作成したタスク管理アプリにクラウドフロー/Power Automateを連携して、データを追加・更新したことをTeamsに投稿できるようにしましょう

クラウドフロー/Power Automate

数種類のクラウドサービスを組み合わせて自動化を行うRPAです

Power AutomateはPower Platformの1つです

クラウドフローではデスクトップで動くRPAと違い、トリガーという概念がとても重要になります

デスクトップは主にボタンを押したら動きますが、クラウドフローの場合は違います

例えば「メールが届いた」「Teamsで投稿があった」などをトリガーにして動きます

今回は簡単な内容ですが、クラウドフローがどんなものかを感じて頂けたら幸いです

Power AppsとPower Automateの連携

今回は、Power Appsで更新ボタンを押したら、Teamsの指定チャネル内で追加・更新があった旨を投稿します

その際、Power Apps内で作成した「タスク名」をPower Automateに渡し、Teams内の投稿内容に含めます

Power Apps

上の画像で黄色く印をつけた箇所/DataCardValue5はタスク「衣装準備」が格納された場所です

こちらに格納されたタスク名を「Power Automate連携」というPower Automate内のフローに渡します

Power Automate内では、受け取ったタスク名をTeamsに投稿します

Power Automate

Power Automateフロー作成

まずはPower Automateを開きます

*Officeのライセンスによっては使えないケースがあります

Power Automateが開いたら、画面左の「作成」を選択します

ここで、必要に応じて手動でトリガーを走らせる「インスタントクラウドフロー」を選択します

ここでフロー名を入力した後に、トリガーとしてPower Appsを選択し、画面右の作成をクリックします

次に開いた画面では次のような状態になっています

ここから新しいステップを追加します

追加するのは「変数の初期化」というステップなので、変数を検索しておきます

変数関連のステップが複数表示されますので「変数を初期化する」を選択します

「変数を初期化する」ステップでは3つ設定します(名前、種類、値)

変数を初期化するステップでは、Power Appsから渡された「タスク」を受け取りますので、名前は「タスク」、種類は「文字列」を設定します

では値はどうするか?、Power Automateでは「動的なコンテンツ」という仕組みがあります

動的なコンテンツの仕組みで値に「Power Appsで確認」を設定します

実際に値が設定されると「変数を初期化する_値」という表示になります

これで、Power Appsから受け取った「タスク」がPower Automateの箱に入りました

最後にTeamsへの投稿を設定します

再び「新しいステップ」をクリックします

次に「Microsoft Teams」をクリックします

するとTeams関連のステップが複数表示されます

複数表示されたステップの中から「チャットまたはチャネルでメッセージを投稿する」を選択します

このステップは右側の▼マークをクリックし、候補を表示しながら設定を行っていきます

最後のメッセージにはPower Appsから受け取ったタスクを組み込みます

こちらのタスクは動的なコンテンツで設定します

Power Appsでの設定

Power Appsでは、まずは「EditScreeen1」を選択します

タスク一覧が表示されますので、「更新ボタン」をクリックしましょう

画面左のプロパティを「OnSelect」に変更すると、データの更新を行うSubmit関数が設定されているのが分かります

*SubmitForm(EditForm1)でEditForm1の内容でデータを更新します

こちらにPower Automateとの連携内容を組み込みます

画面上から「アクション」⇒「Power Automate」と順にクリックします

すると作成してあるPower Automateのフロー名が複数表示されますので、先ほど作成したフロー名を指定します

すると、数式バーに選択したフロー名+Run関数が設定されます

このままではエラーになりますので、Power Automateに渡すタスクを格納できるようにします

タスクは「DataCardValue5」に格納されているので、次のようにRun関数を設定します

これでPower Automateとの連携は完成しました

肝心のSubmit関数も忘れず設定しておきましょう

<まとめ>

今回はPower AppsとPower Automateを連携して、データ更新内容をTeamsに投稿しました

意外と直感的に操作できるのを実感して頂けたと思います

今回の記事ではPower Automateは簡単にしか紹介していませんが、別な記事で詳細に解説を行いたいと思います

1点だけPower Automateに関する注意点があります

Power Automateはクラウドフローですので、各クラウドと接続ができていないと動きません

接続を確認するには、こちらで確認できます

「・・・」をクリックするとマイコネクションに接続状況が表示されます

必要に応じて新しい接続の追加(サイインイン)を行ってください

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Teams内でPower BIを直接活用する方法~Power Platform~

【今回は業務で使用頻度の高いTeamsにてPower BIを活用する方法を紹介します】

最近、Power Platformという言葉を良く耳にします

 Power Platフォームは「Power Apps」「Power Automate」「Power BI」「Power Virtual Agents」の4製品から構成されると言われています

このPower Platformを活用すれば、低価なクラウド環境でローコードにより業務のデジタル化が実現します

但し、このPower Platformには影の主役が存在します

それがTeamsです

業務で使用頻度の高いTeamsにてPower Platformを使いこのすことにより、業務のデジタル化が加速することはまちがいありません

今回はTeams内でPower BIを活用する方法を紹介します

Power BIアプリの追加

まずTeamsで下の画像の黄色い箇所をクリックします

次にPower BIを検索します

Power BIをクリックすると、Teams画面の左側にPower BIのマークが表示されますのでこちらは固定しておきましょう

これでTeams内でPower BIのレポートが開けるようになります

Power BIレポートの投稿

一度Teams内で開いたレポートはTeams内で投稿ができるようになります

上の画像の黄色の印をクリックすれば、レポートの一覧が表示されます

受信側でもレポートはTeams内ですぐに開けるようになっています

レポートの検索

受送信されたPower BIレポートはTeamsの画面上で簡単に検索も行えます

Teamsの画面上で検索する際には「@Power BI」と検索ボックスに入力してください

<まとめ>

コロナ禍でリモートワークが始まった時にTeamsを使うようになりましたが、Teamsの便利さには驚きました

Teamsがあるから業務がリモートでも回っていると言っていいぐらいです

Teamsで直接Power BIを活用できればデータの可視化も一気に加速しますね!

ぜひTeamsとPower BIをセットで有効活用してみてください

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