タグ別アーカイブ: Power BI

グラフの並び順を変える3つの方法~条件列、DAX、リレーション~

【グラフのX軸が思うように並んでくれない、そんな悩みは今回の記事で解決できます】

Power BIのグラフの並び変更は、通常だとグラフの右上の三点リーダーをクリックした後に下記の画像の箇所で変更します

今回は上の並べ方では解決できない場合の対処方法を3つ紹介します

いずれの方法もデータビュー画面・列ツールにて「列で並べ替え」機能を使用します

まずは「1.並び変えたい列を選択」した後「列ツール」の「列で並べ替え」にて、「2.順位を記述した列」を指定します

読者の方の中には「その方法は知っている、だけどDAXを書くとエラーになった」という方もいらっしゃると思います

今回の記事ではエラーを回避する方法も解説しています

やりたい事

今回使用するデータは次の画像のデータです

こちらの商品の並びを次のようにします

A⇒B⇒C⇒D⇒E ➡ C⇒D⇒E⇒A⇒B

DAX1

一つ目の並べ替え方法はDAXのSwitch関数で変える方法です

下は別データで並び変えた事例です

*過去記事⇒こちら

上の画像ではMONTHの並び順を1月ではなく、4月からはじまるように変えています

では、今回の場合はどうかというと、次のようなSwitch関数の式を書きます

ところが、今回の場合は実際に並び替えるとエラーが発生します

前述の月の並び替えの場合は、並び替え対象が「MONTH列」で順位列の式が「順位 = Switch(MONTH([Date]),1,10,・・・」となっています

つまり、Switch関数の中身が「並び替え対象」ではなく「Date列」となっています

今回の場合は、Switch関数の中身に「並び替え対象」が入っています

順位_DAX = SWITCH(‘Data'[商品],・・・

ですので、次のようなエラーがでます

これはSUM関数をSUM関数の対象範囲に含めるような形になります

ですので、今回は別な方法も紹介します

条件列

Power Queryエディタ画面で条件列を作成する方法も使えます

この条件列にて順位を指定すると次のようなグラフになります

別テーブルを手動で作成(DAX2)

最後に紹介する方法はこちらの画面:データの入力でテーブルを作成します

内容はこんな形で入力します

こちらで作成したテーブルはリレーションも組んでおきます

次にデータビュー画面でDAX(RELATED関数)を作成し、順位列を作成します

この順位列であれば循環の問題は発生しません

<まとめ>

今回は、グラフの並び順を変える方法を3つ紹介しました

DAXで順位列を作成する場合には「循環参照」の問題は常に意識しておきましょう

個人的にはPower Queryエディで条件列を作成するより、DAXで作成した方が手軽だと感じています

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【ストアカ・レッスン】ここまでできるPower BI~計算、分析、操作、魅せる~

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*ストアカ:日本最大級のスキルシェアサービス。2023年1月現在、登録生徒数680,000人、登録講師数50,000人を突破

内容

分析

分析の基本は「分けて比較すること」です

ではまずはどう分けたらいいのか?

その答えが分布図です

分布図を作成し、全体を鳥の目で俯瞰することで「どう分けるか?」のヒントを得ることができます

Power BIではこの分布図を簡単に作成できるだけでなく、分布図の粒度を自由自在に変更できます

今回のレッスンでは「分析」としてもう一つ、「動く散布図」を解説します

散布図は値をX軸とY軸の双方で表現できるので、会員分析などの大量のデータを分析するのにとても便利です

ただ、点が多すぎてよくわからないことがあります

ですので、点を一気に表示する代わりに時系列に分解して動かすことで数字の背後にあるストーリーを炙り出すというのが今回のレッスンの趣旨です

操作

スライサーはPower BIレポートに欠かせないアイテムです

このスライサーを使うことで数字をあらゆる角度から確認できるようになります

但し、スライサーでかけたフィルターを解除するのに手間がかかったり、レポート内で場所を取るのが難点です

今回のレッスンでは、このスライサーの難点をボタン操作で解決できるようにします

操作ボタンの作成は本や動画では学びにくい内容になっていますが、一度、手を動かしてしまえば以降は簡単に行えるはずです

ぜひ一緒に手を動かしましょう!

魅せる

今回のレッスンでは「魅せる」としてドリルスルー機能を解説します

Power BIレポートを見ていると「もっと数字を深堀してみてみたい」という箇所が出てくるはずです

そんな時に有効なのがドリルスルー機能です

上のGIF画像では、横棒グラフの「栃木商事」の箇所からドリスルーすることにより、「栃木商事」にフォーカスしたページに自動で移動しています

今回のレッスンでは、このドリルスルーをより実践で活用できるような形で解説します

計算する

Power BIで使用する関数はDAX関数と呼ばれます

このDAX関数にはエクセル関数と違い、幾つかの落とし穴があります

「なぜか思った通りの数字が表示されない」という体験をされた方も多いと思います

この落とし穴には幾つかの決まったパターンがあります

今回のレッスンではこの落とし穴を中心に解説を行います

このDAX関数については、習熟度が人によってまちまちだと思いますので、必要に応じてフォローアップを行います

レッスンの進め方

レッスンはマンツーマンレッスンです

ですので、挫折の心配抜きで学習に集中できます

レッスンの前には資料と演習用ファイルと完成版ファイルを送りますので、予習や復習も行えるようになっています

尚、レッスン後も質問等は受け付けし、継続的にサポートできるようにします

「オンラインだとどうも不安・・・」という方には対面レッスンもご提供できます

対面レッスンでは、PCについては必ずしもお持ちいただかなくても構いません

こちらのPCをお貸しいたします

対面レッスンの場所については神楽坂になりますので予めご了承ください

開催日時はリクエストもお受付しています

より多くの方にPower BIの魅力を伝えていきたいと思っています

レッスンでお会いできるのを楽しみにしております

ぜひこちらをクリックしてみてください!

もし、問合せ等がありましたらこちらにお願いします⇒問い合わせ

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DAXを使用してデータが無い日付のデータも網羅して表示する方法

【DAXを使用して、データが無い日付のデータをカレンダーテーブルと組み合わせて表示できるようにします】

日付別のデータを表示する時に、データが無い日付も軸上に表示したいときがあります

上記のグラフだと3月4~5日が表示されていません

これは3月4~5日にデータが無いからです

エクセルの場合だと自動的に空白データを表示してくれます

Power BIの場合だと自動的に「表示しない」という判断をされてしまいます

今回は簡単なDAXでPower BIが自動判断した「空白」を埋める方法を紹介します

カレンダーテーブルの準備

まずは「空白のデータ」も網羅したカレンダーテーブルを用意します

こちらのカレンダーテーブルがグラフのX軸になります

空白を0で埋めるメジャーの作成

カレンダーテーブルを作成したとしても、通常のCALCULATEやSUMなどの関数では空欄を埋めることができません

ですので、空欄の場合には0で埋めるメジャーが必要です

一番簡単なのは次の式になります

金額_空白対応 =

VAR Sales=SUM(Sheet1[金額])
RETURN if(Sales,Sales,0)

変数:Salesに売上金額を格納した後にIF式により、Salesに値が無い場合には0を埋める式になっています

このメジャーをグラフの値に使用すれば、日付の空白が埋まるようになります

<まとめ>

今回は簡単なDAX式で空白を0で埋めることにより、データが無い日付を網羅したグラフを作成しました

ポイントとしては、カレンダーテーブルを使用する点とメジャーを作成する点です

別な方法としてはカレンダーテーブルに売上の列を作る方法もあります

この際もif式により空白の日付を0で埋める必要があります

ただDAXの方がシンプルにレポートを作成することができます

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DAXで定量的にランク分けして集計を行う~分析の基本~

【分けることが分析の基本です。DAXを使用して一発で定量的なランク分けを行いましょう!】

今回の記事では修正が面倒なIF式を使わないままDAXで定量的に分類を行います

仮にエクセルで同じことを行うのであれば「VLOOKUP関数(近似値検索)」やIF式を組み合わせて行う必要があります

DAXであれば一つのメジャーをすれば一発で集計できます

使用するテーブル

使用するテーブル:DATAは次のテーブルになります

ランクテーブルの作成

まずはDAXでランクテーブルを作成します

エクセルなどでランクテーブルを作成した上でPower BIに取り込むよりずっと楽です

ランクテーブルの作成には「DATATABLE関数」を使用します

DATATABLE関数は2つのパートに分かれています

1.列の作成⇒列名と列の形式を指定します(例:”NO”、INTEGER:数字形式、STRINGで文字列形式)

2.列の中身の作成⇒{}の中に、更に{}を使用して行を表現します

今回のDAXの中身は次のようになります

RankTable = DATATABLE(

“NO”,INTEGER,”NAME”,STRING,”Min”,INTEGER,”Max”,INTEGER, 

{

  {1,”A”,50,200},  {2,”B”,30,50},  {3,”C”,0,30}

 }

)

ランク分けのメジャーの作成

ランク別にカウント

ここからは前述のランクテーブルを使用してランク別にカウント処理を行います

つまり、DATAテーブルの金額列とランクテーブルの各行を互いに評価する形になります

ですのでFILTER 関数が2つ(DATA、ランクテーブル)出ててきます

Count_by Segment = CALCULATE(

    COUNTROWS(‘DATA’),

    FILTER(‘DATA’,   

  NOT(ISEMPTY(

         FILTER(‘RankTable’,NOT(ISBLANK([金額]))&&’RankTable'[Min]<[金額]&&’RankTable'[Max]>=[金額])

        

      

   )
)

上記に出てくる「ISEMPTY関数」「ISBLANK関数」についてはこちらをご参照ください

ランク別の合計金額

ランク別に合計金額を集計する場合にはCALCULATE関数内でSUM関数を使用します

SUM_by Segment = CALCULATE(

    SUM(‘DATA'[金額]),   

  FILTER(‘DATA’,(省略)

<まとめ>

今回はDAXを使用してランク分けする方法について解説しました

DAX式は少し複雑ですが、一度作成してしまえば何度でも使いまわすことができるのでとても便利です

ぜひ有効活用してみてください

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レポートで説明文章を更新データに合わせて可変にする方法

【更新データを手動で書いたような文章で自動表示する方法を解説します】

データの更新に合わせてPower BIのレポート上の文章を可変にするには、メジャーの作成に加えて「改行」などの書式の工夫が必要です。今回は最終月の売上を表示する事例に基づいて様々なテクニックの解説を行います

やりたい事

売上データの毎月の報告を自動化するのが一番やりたいことです

「〇年×月の売上は△△△でした」

上の文章内の「〇年×月」、売上「△△△」をメジャーで自動取得できるようにします

書式の方も「月」と「の売上」の間に改行を入れつつ、売り上げもきちんと桁区切りにします

なお、今回使用するデータ/OrderDataは以下です

OrderData

一番右のyyyyMMの列は「新しい列の作成」にて追加しました

こちらの列で最後の月を判断します

SUMMARIZECOLUNS関数による集計

今回の記事の内容で一番難しいのはデータの最後の月を集計する点です

最後の月の抽出はMAX関数を使えば簡単そうです

ただそこから最後の月の売上を集計する必要があります

Power Queryでグループ化を行い、その後に集計する方法もあります

今回の記事ではDAXを組み合わせて、直接、最終月の売上を集計します

中心となるのSUMMARIZECOLUNS関数です

この関数はグループ化したテーブルを作成します

上の画像を見ると、「201904」「201905」と月単位で売上が集計されています

SUMMARIZECOLUNS関数の文法は次の通りとなります

SUMMARIZECOLUMNS(グループ化する列,新列名,集計式)

今回で言えば次の通りの式となります

SUMMARIZECOLUMNS(

‘OrderData'[yyyyMM] ⇒グループ化する列

,”月小計”, ⇒新列名:集計式で計算した列

SUM(‘OrderData'[受注数]) ⇒集計式

)

但し、SUMMARIZECOLUNS関数を使用して新たなテーブルを作成しておくわけではありません

SUMMARIZECOLUNS関数で作成したテーブルは変数に代入します

上の画像では変数:myTableに代入されています

最終月と売上の集計

まずは前述の通りSUMMARIZECOLUNS関数にてグループ化されたテーブルを作成します

そして最終月を計算した上で新たに作成したテーブルから最終月の売上を抽出します

最終月は以下の要領で算出して変数:MaxMonthに格納します

そして、myTableとMaxMonthを組み合わせて最終月の売上をSUMX関数を使用して集計します

SUMX関数の第一引数ではFILTER関数を使用します

グループ化したテーブルから、最終月と同様の行を抽出します

そして第二引数ではグループ化した際に集計した売上を指定します

文章となるメジャーの作成

文字の切り取り

文章で使う「年」や「月」は事前に分解してメジャーを作成しておきます

改行コード

改行はUNICHAR関数を使用します

UNICHAR関数の引数には「10」を指定します

桁区切り

売上の桁区切りにはFORMAT関数を使用します

FORMAT関数の第二引数では”#,###”で桁区切りを表現します

テキストボックスへのメジャーの設定

事前に文章となるメジャーは「TEXT」という名称で作成してあります

テキストボックスをレポート画面に設定すると、+ボタンが見えますのでこちらをクリックします

するとメジャーを設定できるようになります

メジャーの設定は「この値の計算方法」の欄にて行います

これでフォント文字や文字の位置などを調整したら終了です

<まとめ>

今回はメジャーを組み合わせて文章を可変にする方法を解説しました

記事の中では様々なテクニックが出てきました

・グループ化するDAX⇒SUMMARIZECOLUNS関数

・DAXによる改行⇒UNICHAR関数

・桁区切り⇒FORMAT関数

他の場面でも有効活用できる内容です

ぜひ手を動かしてトライしてみてください

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複雑なリレーションを分かりやすく分解して編集する方法

【Power BIを活用する上で難所の一つであるリレーションの編集を分かりやすい画面で行えるようにする】

Power BIのリレーション画面を一目見て「操作しにくい」と感じたことはないですか?

どうも全体像がつかめなかったりする場合もありますし、表示されているテーブルが多すぎる場合には関係性がよくつかめなかったりします

今回の記事では「モデルビュー」画面をうまく活用して、リレーションを編集しやすい単位でブロックを分けられるようにします

自動レイアウト

今回の記事ではリレーションを分解して編集する方法を解説するのですが、全体をすっきり表示する方法もあります

まず「+ボタン」でモデルビュー画面のページを増やします

ページを増やしたら「自動レイアウト」をクリックします

すると次のGIF動画のように、全体がすっきりした形で表示されます

こちらの画面でリレーションを新規に作成してみます

上のGIF画像では「顧客1」と「売上データ1」との間で新規にリレーションが作成されました

すると「すべてのテーブル」ページでも新規に作成されたリレーションが反映されます

リレーションの分解

ここから本題のリレーションの分解について解説します

まずページを新規に追加します

こちらに分解するリレーションにおいて中心となる「テーブル」を追加します

次に「ページの空白箇所」で右クリックをします

すると次のようなポップアップが表示されます

こちらの「関連テーブルを追加する」をクリックします

すると中心とするテーブルと既にリレーションがあるテーブルが表示されます

新規にリレーションを追加する場合にはテーブルを右から挿入します

逆に上の表示からテーブルを消したい場合にはこちらの「ダイアグラムから削除」をクリックします

なお、こちらで作成したリレーションは「すべてのテーブル」にきちんと反映されます

<まとめ>

今回はPower BIのモデルビュー画面にて、リレーションを分けて編集する方法を解説しました

画面を追加するだけで行えるのでとても便利です

Power BIでうまくリレーションする鍵は「分解」です

ぜひ今回紹介した画面をうまく活用して「分解」上手になりましょう!

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Power BIでレーダーチャートを作成する

【レーダーチャートはメニューにはないですが、その他のビジュアルから作成することができます】

エクセルでは定番のレーダーチャートは、Power BIではメニューから作成できません

その代わり、3点リーダーから選択することができます

その他のビジュアルの取得

ビジュアルのビルドの「3点リーダー」をクリックすると「その他のビジュアルの取得」が選択できます

こちらから「Radar」と検索してみてください

すると数種類の「レーダーチャート」が選択できるようになります

グラフの作成

前述の「その他のビジュアルの取得」の一番左「Radar Chart」を選択すると、ビジュアルのビルドに次のように表示されます

このレーダーチャートのマークをクリックすると次のようにフィールドが表示されます

設定するフィールダーは2つだけです

<まとめ>

今回の記事ではレーダーチャートを「その他のビジュアルの取得」から作成する方法を解説しました

注意点としては複数の線を作成する場合です

リレーションを組んだとしても、複数のテーブルから線を作成することができません

同じテーブルから複数の線に対応する値を作成する必要があります

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Power BIをマンツーマンレッスンから始めませんか?

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はじめまして、ストアカで講師をしているガッツ鶴岡と申します

最近では「転職に必須だから」「社内で昇進できるから」という理由でレッスンを申し込まれる方が増えてきました

今までなら必須スキルと言えば「エクセル」でした

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4月末日までのお申込みであれば「1,000円」お得です!!⇒お申込み

*開催日時はリクエストを頂ければ調整は可能です

ガッツ鶴岡プロフィール

<経歴>
45歳からシステムエンジニアに挑戦した経験を伝えます!
慶應義塾大学商学部在学中にプロボクサーとしてデビュー。大学卒業後、総合商社に入社。その後ユニクロ(ファーストリテイリング)を経てEC通販会社へ入社。百万人規模の会員と数十万の商品の動きを分析する中で「ITの可能性」に目覚める。USCPA合格(カルフォルニア州)。現在、ブログ「Excellent仕事術」を運営中!
<得意分野>
エクセル(VBA/マクロ、Power Query、ピボットテーブル)、Power BI、RPA、Access

ストアカでは今まで200人近くを教えた実績があり、ゴールドバッチを取得しています

*ストアカ:国内最大級スキルシェアサービス、2023年1月現在、登録生徒数680,000人、登録講師数50,000人を突破

Power BIの凄さ

では、

Power BIの何が凄いのか?

それはエクセルと違い「」があるからです

例えば、上のGIF画像では横棒グラフをクリックすると全てのグラフが連動して動きます

これはPower BIの「ドリルダウン」という技術です

グラフをクリックすると該当箇所の表示階層が一つ下に移動します

上のGIF画像であれば「近畿地方をクリック」⇒「大阪府、京都府・・・」といった感じです

ドリルダウンを作成するのに、特殊な関数やコードは必要ありません

表示階層をドラッグ作業により仕込んでおくだけです

後は勝手にPower BIが動いてくれます

このPower BIの「動」の仕組みにより、簡単な操作で本格的なダッシュボードが作成できるようになります

何故Power BIは挫折しやすいのか?

このPower BIを学んでいくうえで難点になる点があります

それはエクセルに似ているという点です

エクセルに似ているけど、微妙に違いがあるのがPower BIの難点です

エクセルでは簡単に行えたことがPower BIでは躓いてしまうのです

例えば「数字を桁区切りするためのコンマはどこで付けるの?」という質問を良く受けます

エクセルであればとても簡単です

セルの上のリボンから「コンマ」を選択するだけです

Power BIの場合はエクセルと違い、表示/レポートとデータをわけて管理する仕組みになっています

ですので、データビュー画面に移動して「コンマ」を付けます

このように、エクセルでは何気ない操作がPower BIではなかなかうまく行えず、苛立ちを感じる方も多いのではないでしょうか?

私もPower BIについては最初は苦労しました

グラフ/ビジュアル一つを作成するにも苦労してしまいました

特にグラフの外枠に線を引くだけでも最初は苦労しました

Power BIではグラフの外側の線は、下の画像の箇所で引きます

「視覚的な境界」というオシャレな表現なのでなかなか「線」と結びつきませんでした

Power BIの画面は外国の方が和訳されているのか、エクセルの操作画面とは違う表現が多いのも難点です

レッスンの際にはこの「エクセルに似ているようで違う箇所」を意識しながら解説を行います

ですので、「なんでこんなことがうまく行かないのか?」というストレスを感じることがありません!

レッスンの進め方

私は45歳からシステムエンジニアの仕事をはじめました

最初は何をしていいかが全くわかりませんでした

仕事人生をもう一度やり直している感覚に近かったと思います

ただ、仕事を覚えるに従い、何がITの仕事の障壁になるかがわかってきました

一つはやはりITの専門用語や独特の言い回しにあります

人間、普段使い慣れない言葉に遭遇すると、一種の「壁」みたいなものを感じます

意識して用語の意味を調べるのも一つの有効な対策です

ただもっと有効なのは手を動かしてみることです

しかも楽しみながら手を動かしてみることです

手を動かす楽しさがわかってくると、自然と言葉の意味合いが本質的に体感できるようになってきます

例えば、Power BIにはエクセル関数と同じようなDAXという関数があります

当然、DAXを書いているとエラーがでます

最初はエラーメッセージもよく意味がわかりません

エラーが出たら、原因や対策が思いつかなくても、とりあえず修正してみるのが一番の近道です

修正していくなかで「エラーメッセージの意味」や「DAXの意味合い」がよく理解できるようになります

実際のレッスンでは「ITを楽しんでもらうこと」と「分かりやすい言葉を使うこと」をもっとも意識してレッスンを行います

お陰様でこれまで心温かいレビューも頂いています

このレビューを書いてくれた方は最初、Power BIの知識が0の状態からこのレッスンを申し込まれました

その後、継続的に後述する「時間制講座」を利用され、今では山のようにあったエクセル業務を大幅に削減するとともに、職場で上司が感嘆するPower BIレポートを作成されています

レッスン後も継続的にPower BIを学びたい方向けに「よくある質問の回答集」の動画もプレゼントいたします

*質問はレッスン後も随時対応します

このブログでもPower BIの各種記事を用意していますので、そちらも積極的に活用頂けると嬉しいです

後、実際に仕事で作成したいPower BIの「作成を伴走サポート」するレッスンもあります

そちらは最低30分からの「時間制講座」となります

このPower BIレッスンは、通常ではオンラインで行っていますが、対面のレッスンも可能です

対面レッスンは「神楽坂」で行っています

ぜひ「神楽坂」でお会いできるのを楽しみにしてます!

何かご質問、ご要望などがあればこちらにお願いします

お問い合わせ

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複数のメジャーを集約して分かりやすくまとめる方法

【複数のテーブルに散らばったメジャーを分かりやすく1つのテーブルに集約します】

メジャーを作成していたら、いろんなテーブルに散らばってわからなくなった・・・そんな経験はないですか?

今回の記事ではメジャー専用のテーブルを作成してまとめる方法を解説します

テーブルの手動作成

まず最初に複数メジャーのまとめ先になるテーブルを作成します

テーブルの作成は手動で行います

次に開いた画面では、ダミーデータを入力します

列名を指定したりする必要はありません

どのみち、後で削除します

但し、テーブル名は指定してください

メジャーの選択

前述の手動で作成したテーブルに複数メジャーを移動します

移動の指定は「モデル」画面で行います

モデル画面の右にあるデータで移動元のメジャーをまとめて選択します

各テーブルにて3点をクリックすると「メジャーの選択」があります

このメジャーの選択をクリックすると、該当テーブル内のメジャーをまとめて選択できます

メジャーの移動

次に選択したメジャーの移動先を「プロパティ」欄の「ホームテーブル」で指定します

テーブルの整理

最初にダミーで入力したデータは消去しておきます

<まとめ>

今回は、複数のメジャーを一つのテーブルにまとめて整理する方法を解説しました

今回の記事のように常にメジャーは分かりやすく一か所にまとめておくと他の人も分かりやすいので、常に「メジャーテーブルの作成」は行っておきましょう!

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グラフに平均値の線や中央値の線を追加して見やすくする

【Power BIはエクセルと違って、参考用の線を簡単に追加することができます】

今回はグラフの中に平均値や中央値または自作した線をグラフの中に追加する方法を解説します

今回解説する方法は「グラフを見やすくしたい!」という方に一つの有効な方法になると思います

平均値線

まずは「さらに分析をビジュアルに追加する」をクリックします

更に平均値線から「行の追加」をクリックします

次に「系列」で平均値を計算する対象データを指定します

この時点でPower BIに線が追加されます

値の表示

データラベルを「オン」にすると線に「値」が表示されます

このような形です

名称の表示

値ではなく線の名称を表示する方法もあります

スタイルを「名前」に変えると線の名称の表示に変えることができます

名称自体を変えるにはこちらを変更します

中央値線

中央値線を追加する場合には、以下から追加します

後の内容は「平均」と一緒です

ちなみに、値を線の左ではなく右に表示する場合は以下を指定します

このような形です

線の自作

自作した線を追加する場合には定数線から追加を行います

定数線の追加では、データテーブルを参照することができます

上の関数ボタン(fx)を押すと次の画面が開きます

こちらで、対象データと参照の仕方を指定できます

「基準にするフィールド」では作成したメジャーも参照することができます

<まとめ>

今回はPower BIのグラフに平均値などの線を追加する方法を解説しました

見やすいグラフを追求した時、シンプルさがあるかどうかがとても重要になります

こうした線を追加することで、シンプルにグラフを解説できるようになります!

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