
エクセルをDXの主役に!
モダンエクセルの必要性
読者の皆さんは使い慣れたエクセルで、データを有効活用していけるのが一番効率がいいと思っていませんか?
どんな大企業でも、システム部門が管理できないエクセルファイルが無数に存在するものです
エクセルで行う業務については、ユーザー自身で改革を進める必要があります
何より、エクセルはとても便利です!
エクセルはデータを手軽に活用する為のツールが揃っており、しかも低コストです
但し、エクセルにてデータの有効活用を進める上で、1点だけ問題があります
それは、「データの一元管理」の問題です
この問題は長年、エクセルユーザーの頭を悩ませてきました
ところが、新たに登場したモダンエクセルの仕組みを活用すれば、エクセルによるデータの一元管理の問題はクリアできるのです!
モダンエクセルの仕組みを有効活用して、「エクセルでDXを進めていこう!」これがこのブログのメインテーマです!
モダンエクセルとは?
DXの基本は「データの一元管理」です
そして、一元管理したデータを「見える化」した上で、「業務改善」「データ分析」に活かし、最終的には「新規ビジネスの創出」に活用できるのが理想です
エクセルではデータを視覚化するグラフが作成でき、業務を自動化するマクロも作成できます
そして、統計処理の機能もありますので、データ分析もできます
データを魅せるダッシュボードだって作成可能です!
ところが
エクセルで大量のデータを処理しようとすると、どうしても「シート間」にてデータのバケツリレーが発生するのです

このシート間での「データのバケツリレー」はファイル間にまで拡大し、最終的にはフォルダ間にまで拡大してしまいます
エクセルは本来は表計算ソフトであり、大量のデータを扱う、データベースソフトではありません
エクセルの1シートに入る行数も104万行の制約があり、シートを分けながら使用する前提で作成されているのです
しかし、
このバケツリレーの問題はモダンエクセルの登場で状況は変わりました
モダンエクセルでは、データの単位は「シート」ではなく「テーブル」になります
この「テーブル」は互いに結合可能な「ブロック」だと思ってください

このテーブルというブロックは、子供のブロック遊びのように、直感的なクリック操作にて結合が可能です!
しかも、このテーブルは「接続の作成のみ」という手法で管理することができます
実は、エクセルはシート別に複数作成されたXML型式のファイルで構成されています
これが、モダンエクセルの重要なポイントの一つです
エクセルのセルに入っているデータは表示されているだけであり、実はデータ自体は別の場所に保管されているのです
この「接続の作成のみ」というデータ管理手法により、従来のエクセルでは不可能だった「104万行」以上のデータを、1か所で管理できるのです
このモダンエクセルの仕組みを有効活用すれば、エクセルユーザーは「データの一元管理」の問題から解放されます
そして、メインツールを「エクセル」にしてDXを推進していくことが可能になります!
エクセル新体験
エクセルが誕生してから、20年以上の月日が経過しています!
エクセルの進歩は、モダンエクセルだけではありません
ガラケーに代わって、スマホが登場した時のような衝撃を受けるような機能が続々と登場しています
今では、スマホのようにアプリ/アドインもダウンロードすることができます
ところが、日本ではこれらのエクセルの新機能があまり紹介されていません
このブログでは、これらの新機能の素晴らしさを伝えていきます!
ところで、
読者の皆様はブルース・リーをご存知でしょうか?
ブルース・リーはカンフーの神様、先駆者と呼ばれ、ハリウッドで大活躍し、未だに多くのハリウッドスターに尊敬されている香港生まれのアクションスターです

そのブルース・リーがこんな言葉を残したそうです。
「Don’t think.Feel!(考えるより、まずは感じること)」
ぜひ、このブログでエクセル新機能の素晴らしさを体験してみてください!
目次
エクセル新機能一覧
モダンエクセル
モダンエクセルのメインは、Power Queryという技術になります!
多くのプログラミング言語学習において、まずは最初に「Hellow Word!」を表示するとこから体験します!
Arduinoなどのマイコン工作では「Lチカ」体験です
Power Queryでは、次のような「ETL」体験からスタートです!
Extract ➡ データの抽出
Transform ➡ データの変換
Load ➡ データの読込
まずは、1度「ETL」を体験してみませんか!
必ず、今までは感じなかった新たな発見があるはずです!
⇒コラム:PDFファイルをエクセルに変換するなどのテクニックの紹介
⇒M言語
エクセルダッシュボード
読者の方には、エクセルで数値資料を作成する機会が多い方もいらっしゃると思います。
実は、数字は見た目です。そして、第一印象で決まります。特に、一目で「数字が細かく詰まっている」と分かる資料はまともに見てもらえません。そして、その資料作成には、膨大な労力がかかってしまっています。
では、最小の労力で、最大の効果を発揮する資料を作成するにはどうしらいいのか?、その答えは、このダッシュボード術の中にあります。このダッシュボード術は、まるで車や飛行機のコクピットの中にいるような感覚で、一目で【数字を魅せる資料】を作成します。
このダッシュボード術は、VBAの技術はあまり必要としません。関数の使用も、ごく簡単な関数の組み合わせのみです。一番必要となるのは日本ではあまり紹介されたこなかった、新たなエクセル機能の活用です

グラフデザイン
人は見た目が9割と言いますが、グラフも同じです。このコーナーでは、伝わりやすいグラフデザインを手軽に作成できる手法を解説します。グラフデザインの種類は「スピードメーター」「温度計」「画像入り」など、実に様々なデザインを揃えています!
手っ取り早くテンプレートを使って、グラフを作成したいという方のために、テンプレートを集めたコーナーも設けています!
新ピボットテーブル術~レポート力向上~
ピボットテーブルはデータを抽出する為の機能として良く知られています。表は別に作成しておき、ピボットテーブルで抽出した数字を、別途作成しておいた表に転記するような使い方をよく目にします。
実は、ピボットテーブルから直接、魅力的な表作成を行うこともできるんです。下の画像のような、魅力的な表も、ピボットテーブルから直接作成できます。このコーナーでは、テーブル機能とあわせて、ピボットテーブル本来の力を活かした技術を紹介していきます。
ピボットテーブルから出力する表
エクセル裏技
エクセルには日本ではまだあまり知られていない機能が沢山あります。下のGIF画像をご覧ください。実はエクセルでタイマーも作れてしまうのです。しかも、ほんの数行のコードを書くだけで作成することができます。この位はまだ序の口です。このコーナーでは、隠れたエクセルの裏技をどんどん紹介していきます。そして、どんどん業務の省力化と、差別化を行っていきましょう!
⇒裏技
RPA
RPA(ロボティクス・プロセス・オートメーション)が急速にビジネスの現場に浸透してきています。
人間が行っていたエクセル作業をRPAが代わりに行ってくれるから⇒これからはあんまりエクセルの技術習得にそんなに力を入れなくていいや・・・そんな風に考えている方もいらっしゃるかと思います。
実はRPAの浸透により、逆にエクセルの存在感が増してきています。その理由は、“RPAはデジタルデータにより動く労働者”、という点にあります。デジタル労働者はデジタルデータがないと働きません。
多くの業務の現場では、デジタルデータは、エクセルにより作成されています。つまり、RPAをエクセルとどう連携するかが、RPA活用の鍵になっていきます。
このコーナーではこの”RPAとエクセルとの連携”をテーマに、各種連携手法を紹介していきます。⇒RPA
アプリ/アドイン
エクセルでもスマホのように、アプリ/アドインをダウンロードすることができます
ダウンロードできるアプリの内容は、グラフを自動作成するものから、長い数式を解読するものまで多岐に亘ります
ぜひ、下の記事を参照してご自身のニーズにあったものを見つけてみてください
⇒アプリ
エクセル分析
エクセルには、ソルバーをはじめとする優れた分析機能があります
ソルバーは、人間が手動で計算したら2、3日は要するようなシミュレーションを一瞬で終了してくれる優れものです
このブログでは、エクセルの便利機能を組み合わせて、「ABC分析を効率的に実施する方法」などの最新のエクセル分析術を紹介していきます!
エクセルと英語力
実は、英語力とエクセル力は相関関係にあります
エクセルを作成したのは、英語圏の企業です
エクセルを使う上で、英語の概念が必ず登場します
ですので、英語ができた方がエクセルの上達も早いです
そもそもエクセルと英語、どちらもビジネスをしていく上ではとても重要なスキルです
このブログでは、英語力の向上について貢献できるような記事をアップしていきます

