カテゴリー別アーカイブ: コンセプト

ダッシュボードコンセプト~デザインルール~

数字こそ見た目です!

人間は元来、数字が苦手です

ですので、最初の見た目が読み手に大きな影響を与えます

今回は、見た目を上げるための4つのルールを解説します

この4つのルールを意識して、「見た目のいい」ダッシュボードを作成していきましょう!

MVCモデル

 MVCモデル(コントローラー、モデル、ビュー)とは、シンプルに解説すると、

ダッシュボート用のシートは①生データ、及び生データの②作業シート、③ダッシュボード、という風に、目的別に分けて作成しましょう

という事になります

 ダッシュボードには、計算内容や不要なデータなどが標示されないように、シートは分けて管理しましょう!

コントラスト

ダッシュボードを構成する主な要素は色/Color、線/Border、図/Shape、この3つになります

この3つの要素をうまく活用してメリハリの効いたダッシュボードを作成しましょう

キャプチャ

例えば、上の画像の一番左の画像では、全く異なる3色を使ってメリハリを付けています

 一番右の画像は、弾丸チャートというグラフなのですが、グラフの形を3つに変えることで「実績、前年実績、予算」という違う性質の値を明確に区分して表示しています

繰返し

同じフォーマットを繰り返すと、ダッシュボードを見る人が一目で”内容”を理解し易くなります

下はワッフルチャートですが、4つワッフルチャートを組み合わせて構成しています

1つ目のワッフルチャートの見方を理解しさえすれば、後の3つはすぐに頭に入ります

GIF1

近接&整列

同じ意味合いを持つものは近くに位置して、意味合いを明確に区別しましょう

3

そして、規則性を持って並べることで全体の構造が一目で分かるようにしましょう

4

では以上、4つのルールを意識してダッシュボードのデザインを楽しんでいきましょう!

ではまた次回


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ダッシュボードコンセプト2回目~作成STEP~

今回はスマホのようなダッシュボードの作成事例を基にして、ダッシュボード作成の5STEPについて紹介します

スマホ.gif

構想

ダッシュボードを作成する時には、まずは「ダッシュボードの利用者像」を思い浮かべましょう!

 冒頭のスマホのようなダッシュボードの場合は、現場の販売担当者から経営者まで含めて、色々な人が色々な角度から見ることを想定しました

商品データを個別に見たい人・・・、月別の販売概要だけ抑えたい人・・・様々なニーズに合わせる為に、スライサーやスクロールバーを作成しました

次に、「ダッシュボード内で表現する指標」と「データの入手元」を構想しましょう

このスマホのようなダッシュボードでは、ダッシュボードの上に分数の形で

<標示されている商品の位置>/<全体の表示対象数>

を示して全体の位置感を出せるようにしました

データ

 ①どのようなデータをどこから取得するのか、そして②どのようにデータ更新を行うかについては毎月、もしくは毎週の更新を意識して設定しましょう

 ダッシュボードを作成する為に、データの取得や更新に過度に時間を使ってしまうとあまり意味のないものになってしまいますので、データ取得、更新については慎重な設定が必要です

下書き

ダッシュボードを作成する前に、下書きを作成してみましょう

シンプルで、意味合いがあり、美しくする為には、必要なパーツと配置の構成案が必須です

ざっくりと、グラフや表などのコンテンツ案と配置案を下書きしてみましょう!

計算

 説明が後付けになりましたが、生データを収納するシートとデータをダッシュボードの表示にできるように計算を行うシートは、ダッシュボードとは分けて作成しておきましょう

下の図では左側は計算シート、右側はデータのシートとなっています

INDEX関数1

ダッシュボード

1から4を経てやっと最後にダッシュボードです

4で見せた”データ”と”計算”は下記のような形でダッシュボードになります

GIF2

計算シートで作成したパーツが、ダッシュボード内に配置されています

ダッシュボードの作成にあたっては上記の1から5まで、細かな作業が必要ですが、”神は細部に宿る”です

細部にこだわり、積み上げてこそいいものが出来ます!

ではまた次回よろしくお願いします

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ダッシュボードコンセプト3回目~Colorの使いかた~

シンプルで、意味合いがあり、そして美しいダッシュボードを作るには、色使いはとても重要な要素です

よくありがちな勘違いは”とにかく色種類を多く使えばカラフルで分かり易くなる”というものです

例えば、下の図を見てください

5

実に5色も使われていますが、色情報が多すぎて見る人に混乱を招く可能性があります

では、下の図はどうでしょう?

6

色情報が白黒絞られているのでシンプルさと、美しさを感じさせるようになったと思います

つまり、色の濃淡を意味合いに応じて使い分け、色の種類をあまり使わないのが色使いのコツです

目安としては”黒白”以外の色種類は2種類位までに抑えましょう

 但し、配色を選ぶのにわざわざ時間を使うのはもったいないので、エクセルの中にある便利ツールをうまく使いましょう!

画面上のページレイアウト・タブを選ぶと配色の組み合わせが選べるようになっています

この機能をうまく使いましょう!

GIF2

必要であれば、テキストやオブジェクトも含めて自分なりにカスタマイズ設定をしましょう!

(カスタマイズ画面は上記の”配色”の一番下にあります)

7

今回は以上です

うまくColorを使ってシンプルで、意味合いがあり、美しいダッシュボードを作っていきましょう!

ではまた次回

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