エクセルダッシュボードの魅力の一つに、画面を固定したまま、表示内容を切り替えられる点が挙げられます
その表示内容を変える手法の一つが、今回紹介するフォームコントロールです
例えば下のスマホのようなダッシュボードですが、スクロールバーを動かすと、表示する行が変動していきます
![](https://analytic-vba.com/wp/wp-content/uploads/2021/09/40a75e5af3cb17a71935c7e6b694a44b.gif)
今回は、このフォームコントロールについて解説していきます!
ちなみに、今回はスクロールバーに絞っての解説です
スクロールバーを動かして、出力される値を変動させるところまでを行いましょう
1.準備
フォームコントロールを設定するには、実は準備が必要です
自身のエクセルに”開発タブ”はありますでしょうか?
もし、表示されていなければ以下の画面で追加をお願いします
以下の画面は、ファイルタブ ⇒ オプションで表示できます
![](https://analytic-vba.com/wp/wp-content/uploads/2019/08/65-644x378.jpg)
2.スクロールバーをシート内にドラッグ
開発タブが設定されたら、”挿入”をクリックしましょう!
![](https://analytic-vba.com/wp/wp-content/uploads/2019/08/foamコントロール.jpg)
次に、表示されたボタンの中から、スクロールバーを選択し、シート内にドラッグしましょう!
スクロールバーの①向き、②大きさ、を意図した通りに設定するには、コツがあります
![](https://analytic-vba.com/wp/wp-content/uploads/2019/08/GIF1.gif)
エクセルシート内で、意図した向き、大きさになるように、カーソルを動かしましょう!
そうすれば、うまく設定できます。
3.出力する値を設定する
今度は、設定したスクロールバーの上で右クリックします
すると、”コントロールの書式設定”が表示されます
![](https://analytic-vba.com/wp/wp-content/uploads/2019/08/2.jpg)
コントロールの書式設定をクリックすると次のように表示されます
![](https://analytic-vba.com/wp/wp-content/uploads/2019/08/3.jpg)
色々と項目が表示されましたが、一番重要なのは、下にある”リンクするセル”です
”リンクするセル”の右にある、↑をクリックしてください
![](https://analytic-vba.com/wp/wp-content/uploads/2019/08/4.jpg)
すると、出力される値の位置を指定できるようになります
そして、スクロールバーを動かすと、セルE6に出力される値も変動します
![](https://analytic-vba.com/wp/wp-content/uploads/2019/08/GIF2.gif)
<まとめ>
フォームコントロールを覚えると直感的な操作で、表示内容を変えられるようになります。
実際にフォームコントロールを使う場面では、出力される値と関数などを連動させて表示内容を変えていきます。
後、フォームコントロールから出力される値の①範囲、②増分(棒の上、下を押した時の増加幅)の設定については、3のコントロール書式設定で詳細に設定できます
ご自身で、色々と設定値を変えてみて、動き方の違いを体感してみてください!
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