カテゴリー別アーカイブ: 無料アドイン

2つのシート/ファイルを詳細に比較~INQUIRE~

 エクセル作業で「辛抱」を要する作業の一つにシート間の検証があります。今回、紹介するアドインであればワンクリックで比較が詳細に行えます!

エクセルで作業をしていると、シート間でどこが変わっているのか?そしてどのように変わっているのか?この検証作業が重要になることがあります

数式を膨大に入力して検証しても、数式自体がミスしていることもありますので、この検証作業はかなり神経を使います

実は、無料のアドインでこの検証作業は一瞬で終わってしまいます

エクセルの進化は本当にすごいですね

今回はこの検証作業を一瞬で行うアドイン「INQUIRE」を紹介します

アドインのインストール

今回のアドインは「挿入タブ」ではなく「ファイルタブ」からインストールします

ファイルタブをクリックし、次に表示された「その他」の箇所からオプションボタンをクリックします

オプションボタンをクリックした後に開いた画面では、「アドイン」をクリックしてください

「COMアドイン」からインストールしますので、下の画像の「COMアドイン」をクリックした後に「設定」をクリックします

その後、「Inquire」にチェックを入れます

すると、エクセルの画面上に「検査」というタブが表示されます

検査の実施

準備

まずは比較を行うファイルを開いておきましょう

検査アドインの起動

検査タブから「ファイルの比較」をクリックします

すると、下の画像のような画面が開きます

比較するファイルの内容を確認した後、「比較」ボタンをクリックします

しばらくすると下の画像のような画面が開きます

こちらが検査結果の画面になります

検査内容の確認

検査結果の画面は左上が修正前、右上が修正後になっています

そして、色が付いているところが変更が行われている箇所になります

色は緑とパープルに分かれていますが、色の違いにきちんと意味があり、変更方法と紐づいています

画面右下を見ると、変更方法を確認できます

緑はセル入力、パープルは数式になっています

つまり、変更前のファイルからセルを参照した後、一部のセルは入力により数値を変えたという事まで分かるのです

変更した内容については、画面下の真ん中でより詳細に分かるようになっています

検査内容のエクスポート

検査内容については、下の画像の箇所からエクセルファイルにエクスポートできます

下の画像はエクスポートした内容になります

<まとめ>

今回は2つのファイルを比較するアドインを紹介しました

本来であれば、膨大な作業が必要な内容ですので、このアドインを知っているだけで事務作業は格段に効率化されます

このブログでは他にも便利な無料アドインを紹介していますので、興味のある方はぜひ記事をご覧になってみてください

なお、今回のアドインを使えるバージョンは次の通りとなっております(出典:Microsoft社HP)


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エクセルアドイン~ファイル内の動きが重い箇所を見つける

こんにちは、Excellent仕事術のガッツ鶴岡(@atsushi1039)です

 忙しい時に、動きが重たいエクセルファイルを開いてしまい、憂鬱になることってありませんか?

これ、いつ動くんだろう??

計算処理があまりに遅いので、時計を見ながら恐怖さえ感じることもあります

 今回、紹介するのはファイル内で「動きが重い箇所」をみつけてくれるアドインです

尚、今回紹介するアドインは情報が少ないので、推測で書いた場所は(推測)と記しています

1.アドインの入手

挿入タブの「アドインを入手」から「Bottleneck detector」を検索します

次の画面が出たら追加をおします

すると、ホームタブにアドインが追加されています

2.アドインの起動

アドインのアイコンをクリックすると、画面右に次のような画面が出てきます

①重たいシートの発見

まずは、「Detect Slow Sheets」を押して「動きが重いシート」を見つけましょう

 すると、再計算処理を行った時に秒数(推測)を要した順でシートが表示されます

上の図では「A1:K53」と範囲が記されています

これは、シートの中の「動きの重い箇所」を示しているのではなく、シート内のデータが含まれる範囲を示しています(推測)

表示されたシート名をクリックすると該当シートに移動します

②重たい範囲の発見

次にどのシートかは考慮せずに、「重い箇所」を見つけます

上の画像の「Detect Slow Ranges」をクリックします

すると、次の画像のように重たい箇所が順に表示されます

<まとめ>

 今回はファイル内の動きが重たい「シート」と「範囲」を見つけるアドインを紹介しました

そもそも、ファイルを重たくしない工夫が事前に必要かとは思います

 ボタンが「シート」と「範囲」に分かれていますが、この2つは連動はしていません

 重たいシートとして表示されたシートをクリックすると、該当シートに移動します

 但し、その後に「範囲」の方をクリックしても、該当シートの中で重たい範囲を絞り込んで表示するわけではありませんので注意が必要です

後、使用する上で注意点が記されていたので、抜粋して次に紹介します(推測)

・このアドインを起動する前に、ファイルは保存しておいてください

・複数のファイルを開いたままこのアドインは使用しないでください

尚、このアドインを使用する際には、「ポリシー」等に同意する必要があります

こちらについては各自でご確認の上で使用してください

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エクセルアドイン~長く複雑な数式の修正補助~

 エクセルを使用していて、長くて複雑な数式を修正するのに苦労したことはないでしょうか?

 過去に長くて複雑な数式を解読するアドインを紹介したところ、相当なアクセスが記事にありました

 エクセル関数を使いこなせるようになると、関数のネストをする機会がどうしても増えてきます

ネストをする度に数式が長く複雑になるのはどうしても避けられませんよね?

 今回紹介するこのアドインならば数式を引数毎に縦に分解してくれるので、長く複雑な数式でも修正しやすくしてくれます

1.アドインを入手

挿入タブの「アドインを入手」から「Formula Editor」を入手します

「Formula Editor」が見つかったら、右横の追加ボタンを押して下さい

もし「入手方法や詳細なアドインの使用の仕方が分からない」という場合には、過去のこの記事をご参照ください

2.数式の修正

1.でアドインの入手を行うと「Formula Editor」が画面上に追加されています

上の画像にある「Formula Editor」のタブをクリックすると、次のような画面が出てきます

左にある「Formula Editor」ボタンをクリックすると、アドインがエクセル画面の右に起動します

①Editorのアクティベート

修正したい数式があるセルにカーソルを置き、アドインのアクティベートを行います

Formula Editor

②数式の修正

数式の修正は、Formula Editorの画面内で行います

上のGIF画像の数式は、「MAX」の部分を「MIN」に修正する必要がありますので、MAXの部分をMINで上書きします

今回は、Editor内でショートカットキー:Ctrl+Fを使用して自動置換を行います

数式の修正が終わったら、下にあるボタン「Unformat & Write to Cell」を押し、修正した数式を書き込みます

<まとめ>

 筆者が使用してみた感触だと、このアドインを使用すれば数式の修正はとても楽になりそうです

 ただ、通常の数式入力の場合は数式にどこかエラーがあると、Enterキーを押した時にアラームがでます

 このアドインの場合には「エラー」があってもアラームが出ず、セルにも反映されないようです

 このアドインの情報が少ないので、詳細が判明したら記事を改めて書きたいと思います

 もし、使用してみた方がいらっしゃったら感想などをコメント欄に残して頂けると嬉しいです

 なお、このアドインを追加する時にはライセンス条項等に同意することになるので、内容を確認の上でのご使用をお願いします

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エクセルアドイン~表を自由自在にカラフルにする~

こんにちは、Excellent仕事術ガッツ鶴岡です

このブログでは、これまでも便利なアドイン(アプリ)を紹介してきましたが、今回紹介するアドインもなかなか便利です

表を1色で塗りつぶす方法はエクセルのデフォルト機能で行えます

一方、次の画像のようにストライプにする場合はどうでしょう?

自身の好みで色を調整しながら、ストライプで色をつけようとすると物凄いガッツと手間を要します

今回、紹介するアドインはこのストライプでの色付けを自動で行ってくれます

しかも、ウェーブやグラデーションを指定して色付けすることもできるのです

ウェーブ
グラデーション

では早速、このアドインの解説に入ります

1.アドインの入手

エクセルの挿入タブから「アドインを入手」をクリックして下さい

そして、「Excel Colorizer」を検索しましょう

「Excel Colorizer・・・」が出てきたら、右横の追加ボタンを押しましょう

入手方法の詳細や、使用方法が分からない場合には、こちらの記事をぜひご参照してください

2.ストライプをつける

このアドインを入手すると、エクセル画面の右に操作画面がでてきます

今回の解説では設定箇所をなるべく絞って解説します

①Type

Uniformで指定します

Uniformを指定したら、ベースとなる色も指定しましょう!

②Pattern

Interlacedを指定します

③Pattern Contrast %

ストライプ柄の強弱を指定します

50で指定すると次のGIF画像のようになります

ストライプ/Contrast50

5で指定すると、ストライプの強弱が弱くなります

ストライプ/Contrast5

なお、必ず色付けをする範囲をカーソルで指定してから実行ボタン「Colorize!」を押すようにしてください

それでないと、実行内容が範囲に反映されませんので注意が必要です

3.ウェーブをつける

Typeについてはストライプと同じ、Uniformを設定します

①Pattern

Wavesを指定します

②Pattern Waves

ウェーブのピッチを指定します

Contrast50、Pattern Wavesを3で指定すると次のGIFのようになります

同じくContrast50、Pattern Wavesを1で指定すると次の画像のようになります

少し、色の強弱のピッチ強まります

4.グラデーションをつける

①Type

今度はTypeを「Vertical」で指定します

そして、色も2種類を指定します

②Pattern

今度は「None」を指定します

①②を指定して実行すると次のGIFのようになります

<まとめ>

 今回紹介した3つ「ストライプ」「ウェーブ」「グラデーション」を手動で実行しようとしたら物凄い手間なので、このアドインを有効活用すればかなりの効率化になります

 今回は紹介できませんでしたが、水平方向やマトリックスでも色付けすることもできます

 色付けのイントネーションについても、下の画像の箇所で調整できます

個人的には、表の見せ方も立派な「DX」だと思っています。ぜひ、このアドインを有効活用してDXを小さなところから進めていきましょう!

なお、このアドインを入手する時にはライセンス条項などに同意することになっていますので、必ず確認をお願いします

他のアドインも興味があるという方は、こちらの記事から参照できます

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エクセルアドイン~数式をシートから取り除く~

エクセルシートの中に数式が入っていると、不都合なケースってありますよね?

他の人にメールをファイルで送ったり、数式ではなく数式の結果だけをコピーしたい時などがこのケースに当てはまると思います

私はそそっかしいので、よく数式をそのまま他のセルにコピーして「エラー」を起こしてしまい、値コピーからやり直したりします

今回は、数式が入っている不都合から解放してくれるアドイン(アプリ)を紹介します

1.アプリを入手

挿入タブの「アドインを入手」からアドインを入手します

検索するアドイン名は「Datasheet formula remover」になります

もし、アドインの入手の仕方、細かい操作方法でわからない点がありましたら、ぜひこちらの記事もご参照ください

2.アドインを起動

アドインを入手すると、専用のタブが出来ます

上のタブをクリックすると、下の画像から実際にアドインが起動できるようになります

アドインを起動すると、画面右に操作画面が現れます

3.数式を取り除く

数式が入ったセル(もしくは範囲)にカーソルを置きます

アドイン内のチェックボックス「バックアップを取ってある(Myfile backed up)」にチェックを入れます

チェックを入れたら、GOボタンを押します

すると、数式が入ったセルが文字で置き換わっています

<まとめ>

今回は数式をセルや範囲から取り除き、文字や数値に変えてくれるアドインを紹介しました

このアドインを使えば、面倒な値コピーが必要なくなります

ただし、念のため、アドインの操作の際には、ファイルのバックアップは取っておきましょう

後、アドインを入手する際には、規約等の承諾を求められますので、必ず内容は確認しましょう!

今回は以上です

長文を最後まで読んで下さり、誠にありがとうございます

もし、他のアドインの記事も見て見たい!と言う方はこちらのページをご参照ください

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フリーアドイン~検索と置換~

エクセルを使っていて、検索と置換の機能は使いにくいと思っていました

使いにくい点は2つです

1つは、ダイアログが表示されてシートが1部隠れてしまうことです

2つめは表示画面が小さくて見ずらいことです

今回、紹介するアドインであれば、エクセル画面の右側に一覧化されるのでとても見やすくなっています

後、各種検索条件も指定できるのが便利ですね

1.アドイン入手

挿入タブから「アドインを入手」をクリックして、アドインの検索画面を開きましょう

今回、入手するのは「Advanced find and replace」というアドインです

「Advanced find and replace」が見つかったら追加を押しましょう!

2.検索

1.で「Advanced Find and Replace」が追加されると、エクセル画面の右にアドインが表示されます

では、検索を行ってみましょう!

入力欄が2段になっており、上の段が検索用で下の段が置換用になっています

検索用の文字が入力できたら「Find all」をクリックしましょう!

検索
検索

シート別に検索結果が表示されるのがうれしいです

ちなみに、▼マークを押すと検索した文字が表示できます

3.置換

置換を実施する時には、2段目に「置き換える文字」を指定した上で、左から2番目の「Replace」をクリックします

全て一括で置き換える場合には、一番右の「Replace all」をクリックします

4.検索条件指定

画面下の「Search options」を押すと、各種・検索条件を指定できます

検索するシートも指定が可能です

カーソルで検索範囲を指定した上で、「Selected range」を指定すると、検索範囲の指定もできます

検索画面に戻るには右上の×マークをクリックします

5.その他

検索結果などをリセットしたい時には、画面右上にある◁マークをクリックしましょう

◁マークがうまくでてこない時には、周辺をクリックしてみましょう

◁マークをクリックすると以下の画面が開きます

再読み込みを押せば、検索結果はリセットされます

今回の解説は以上です

もし、入手方法や細かい操作が分からなくなった場合には、ぜひこちらの記事もご参照ください

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フリーアドイン~目的シートの検索~

エクセルファイルは、データをシート別に区分して管理できる点がとても便利です

但し、あまりにシート数が多いと効率が悪いですよね

ファイルの中から目的のエクセルシートを探したり、目的のシートに移動したりするのはとても面倒なものです

今回、紹介するアプリ(アドイン)であれば、シート名に関連するキーワードでも、シートの検索が可能です

しかも、検索したシートへの移動もワンクリックで行えます!

このアドインがあれば、シート間のリンクを貼った目次シートも作成不要ですので、作業効率があがること間違いなしです!!

1.アドインを入手

エクセルの挿入タブから「アドインを入手」をクリックし、「Sheet Explorer」を検索しましょう!

「Sheet Explorer」が検索できたら追加ボタンを押しましょう

追加ボタンを押したら、HOMEタブにアドインが追加されているはずです

もし、入手の仕方がよくわからない、もしくは、実際に使用して見て不明な点がありましたら、こちらの記事もご参照ください

2.「Sheet Explorer」を実行

入手したアドインを実行するには、アドイン自体をクリックします

すると、ファイルに含まれるシートが一覧で出力されます

一覧が出力された後は、シート名を含むキーワードでのシート検索も可能になります

シート一覧
シート一覧取得

3.キーワードでシート検索

検索窓にキーワードを入れれば、自動的に検索が行われます

シート検索

検索が終了した後は、リフレッシュを押せば元のシート一覧が再出力されます

4.シートへの移動

検索したシートへの移動は該当のシート名をクリックするだけで行われます

シート間
シート移動

5.シート内の関数を把握

このアドインが優れているのは、シート内の関数の数や、関数の他シートへのリンク状況も把握できる点です

例えば、上の画像のシートであれば

⇒シート内の関数は他の6シートを参照している

⇒シート内には36の関数がある

ということが分かります

<まとめ>

今回、「Sheet Explorer」で行える機能を3つ紹介しました

ⅰ)シート検索

ⅱ)シート移動

ⅲ)シート内関数の状況把握

ぜひ有効活用して、シート管理を効率化していきましょう

もしシートを追加したり、シートの中に関数を追加したりした場合には、3.で紹介したリフレッシュボタンを押してください

尚、アドインを追加する際には規約等の同意が求められますので、こちらはご確認の上でアドインをご使用ください

他にも便利なアドインを紹介していますので、興味のある方はこちらから!

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フリーアドイン~範囲計算を自動化~

エクセルを使っていて、苦痛な作業のひとつは「%で算出」する数式を入力する作業です

%の代わりに小数点を使用することもできますが、それも手間ですよね

この「%」の入力作業を複数セルにわたって行うのは更に苦痛です

ところが、このアドインは「範囲」を指定して、「整数」を指定するだけで「%で算出した値」を指定範囲に反映してくれます

範囲計算
Range_Calculations

計算するのに小数点は入力が全く必要がありません

このアドインは%に関する計算だけでなく、+-X÷の四則演算も行ってくれます!

では、詳細に解説を行って行きます

1.アドインを入手

入手するアドインは「Range Calculations」です

「アドインを入手」の画面にて「Range Calculations」を検索・入手してください

アドインの入手や細かな操作方法で不明な点があればこちらの記事をぜひご確認ください

2.計算範囲を指定

1.でアドインを入手したら、エクセル画面の右側が以下のようになっているはずです

この画面が現れたら、アドインが使用できる状態になっていますので、計算対象の範囲をカーソルで指定しましょう

範囲指定

3.計算方法を指定

計算方法は全部で7種類から選択して指定できます

7種類の計算方法は、大きく分けて「四則演算」と「%に関する計算」関連に分かれます

四則演算は「足し算→Add」「引き算→Subtract」「Multiply→掛け算」「Divide→割り算」それぞれのボタンを選択すれば指定できます

四則演算

「%に関する計算」については3種類が選択できます

Calculate percentage」は元の値が100、指定値が20の場合

   ⇒100 x 20% = 20を算出します

Add percentage」は元の値が100、指定値が20の場合

   ⇒100 x (100% + 20%) = 120を算出します

「Subtract percentage」は元の値が100、指定値が20の場合

   ⇒100 x (100% – 20%) = 80を算出します

4.計算方法を実行

今回は「%に関する計算」にて、「Add percentage」だけ実例を解説します

「Add percentage」を指定したら、指定値を下の画像に入力します

20%ではなく、20と入力するのがポイントです!

%や小数点を入力する必要がなくて、とても便利です!

指定値を入力できたらCalculateをクリックしましょう!

Calculatteボタンを押すと、下のようなメッセージが出ます

これは、指定範囲に数式が入っていたら値で上書きされますよ!という警告メッセージです

上書きされてマズイものがなければ、そのまま「Yes」ボタンをクリックしてください

範囲計算
計算結果

これで計算範囲とした6つのセル、全ての値が100⇒120に変換されました!

<まとめ>

今回は、アドイン「Range Calculations」を紹介させて頂きました

このアドインは範囲計算をするアドインですが、特に「%に関する計算」については、%や少数点を入力しないで済むので便利です

このアドインを入手する時には規約等の確認を求められますので、そちらについては確認の上でご使用をお願いします

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フリーアドイン~People Graph~

昔、会議でグラフを説明しいて、よく絨毯爆撃を喰らっていました「この棒は何で、この折れ線は?」

複合グラフだと絨毯爆撃度合いは高く、散布図はXとY軸の二次元の世界を分かって頂けず、だいぶ失笑を買いました

色々と研究しましたが、結論は「グラフはシンプルが一番」ということですね

但し、シンプルなグラフを作成するのも案外、時間を喰うのです

私はこれまで、スピードメーターグラフなど様々なグラフデザインを紹介してきましたが、作成までに少し時間がかかります

ところが、今回紹介するアドインの「People Graph」ならば、数回のクリックで、シンプルなグラフが誰でも作成可能です

楽しいデザイングラフ
People Grap

キャラクターで数字を表すというのもなかなか斬新ですよね!

では早速、アドインの入手から解説を開始しましょう!

1.アドイン入手

挿入タブの「アドインの入手」からPeople Graphを入手します

もし、入手方法が不明だったり、細かいアドイン自体の操作にお困りの場合には、こちらの記事をご参照ください

2.グラフ作成

アドインがエクセルシート上にダウンロードできたら、アドインをクリックしましょう

するとアドインの右上にアイコンが2つ現れますので、左のアイコンをクリックして下さい

①タイトルを設定

まず、タイトルを設定しましょう

②データ元を指定

タイトルを設定したら、「データの選択」をクリックしましょう!

するとグラフのデータ元を指定できるようになります

指定するデータ元には、見出しは必要ありません

データだけ指定して下さい

データを指定したら、アドインの右下に「作成」ボタンが現れますので、こちらをクリックしてください

「作成」ボタンを押したら、グラフは完成です

3.グラフをカスタマイズ

①種類のカスタマイズ

再び、アドインをクリックして下さい

今度は、右側のアイコンをクリックしましょう!

すると「グラフ種類」「テーマ」「図形」を選べるようになります

まずは「種類」の内容を見てみましょう!

なかなかカラフルです!

②テーマのカスタマイズ

次にテーマを見てみましょう

こちらもなかなかカラフルですね!

③図形のカスタマイズ

最後に図形です

こちらは、図形16種類の中から、グラフ元となるべく関連のある図形を選択して、グラフを見る人が数字をイメージしやすくしましょう!

<まとめ>

今回は、アドイン「People Graph」をダウンロードして、キャラクターで作成するグラフについて解説しました

色々とカスタマイズができて面白いですよね!

ただし、データ元が多いとグラフがうまく表示されないことがあります

その時には、アドインの端をカーソルで掴んで、対角線方向に引っ張り、アドインを拡大しましょう!

なお、アドインを入手する際には、各種規約などに同意するように求められますので、各自、内容を御確認の上で「入手」をお願い致します

ちなみに私が使用したエクセルのバージョンは以下です

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フリーアドイン~長い数式を見やすくするツール~

他の人が作ったエクセルファイルはあまり使いたくない、と感じた人は少なくないと思います

何故なら、他の人が入力した「長い数式の関数」はとても難解だからです

「こんなの仕事じゃなくて、パズルだ!」

私も、経営企画の仕事をしている時に泣きたくなりました

前任者が作成した予算管理表に入力されている数式が、とにかく長くて長くて「数式の解釈」だけで日が暮れてしまいました

今回はそんな長い数式を分かり易く図解するツールを紹介します

ツールの入手方法はとても簡単です

スマホでアプリをダウンロードするの同じように入手できます

1.アドイン(アプリ)を入手

まず「アドインを入手」からアドインを入手しましょう

入手するのは「Formula forge」というアドインです

「Formula forge」の入手がうまくいくと、数式タブの右側に下記のような「アドインの使用ボタン」が現れます

長い数式を図解
Formula-forge

もし、アドインの入手や使用方法の詳細が分からなくなった場合には、当ブログの過去の記事をぜひご参照ください

2.図解したい数式の上にカーソルを置き、アドインを実行

では、この「Formula forge」の解説に使用する数式について説明します

下の表には各自の3教科の成績が並んでいます

この表から各自の「最高得点・科目」を求める数式を、表の一番右の列に作成してあります

数式はIF関数の中に、もう一度IF関数を入れてあります

では表の一番上、田中さんの行にて、上記の数式が入力されているセルにカーソルを置き、アドインを実行してみます

数式解読
図解実行時

すると、エクセル画面の右側に「数式の図」が現れます

数式の図は、数式の中味(Text View、Math View)の下に表示されるので、下にスクロールしておくと図が見やすくなります

3.図を理解する

2.の最後で、下にスクロールをしてもらいましたが、アドインから作成された図を更に見えやすくするため、下の画像の黄色の箇所を、左に動かしておきましょう!

ここでもう一度、今回、図解した数式の中味を確認しておきましょう!

田中さんの行にて、数式が入力されたセルには以下の数式が入っていました

IF関数の中にIF関数が入っており、最初のIF関数についての概要は以下の様になっています

=IF(3科目の最高得点=英語が入力されたセル(C4セル),

        英語,それ以外の科目[2個目のIF関数])

田中さんの場合、最高得点が英語だったので、最初のIF関数で答えが出力されています

では、出力された図の方はどうなっているでしょうか?

MAX関数で出力した値(79)とC4セル(英語の得点)の値が「TRUE」なので英語を出力したという図になっています

では、数学が最高得点が佐藤さんの数式はどのような図になっているかを見てみましょう!

まず最初のIF文の箇所です

MAX関数で出力した値(85) と C5セル(英語の得点) が一致しないので「FALSE」と出力されています

では、2つ目のIF関数の図の箇所を見てみましょう!

MAX関数で出力した値(85) と D5セル(国語の得点) が一致しないので「FALSE」と出力されています

つまり、2つ目のIF関数でも「FALSE」なので、2つのIF関数の解答として「数学」が出力された、ということがよくわかる図になっています

ちなみに、国語が最高得点の荒木さんの数式の図の右側、2つ目のIF関数については、以下の図のようになっています

<まとめ>

アドイン「Formula forge」は、数式に様々な数式が組み合わせてあっても、階層化して示してくれるので、「長い長い数式の理解」にとても便利です

後、セルの位置とセルの値もあわせて示してくれる点も、便利ですね!

もし、数式の中味を深堀して理解したい時には、該当の箇所をクリックしてください

図の上に数式の中味が詳細に示されるようになります

尚、アドインを入手する際は、規約等に同意するかを聞かれますので、内容を必ず確認してください

そして、自己責任にて同意の方を進めて頂くようにお願い申し上げます

(注)今回の「Formula forge」の動画を作成するにあたり、使用したエクセルのバージョンは以下です

他のアドイン記事の紹介は⇒こちら

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