条件書式はエクセル表などで、ある閾値を超えたら色を変えるなど、セルの値を引き立たせる目的でよく使用されていると思います
実はもっとグラフィックに使う方法があります
今回からの2回で、条件付き書式をグラフィックに使う手法を2つ紹介したいと思います
1.グラフのように活用する
2.アイコンを表示する
今回は1の”グラフのように活用する”を紹介します
1.グラフのように活用する
下のような一連のデータをグラフ機能を使わずに、条件付書式機能を使用してグラフと同じ様な表示にします
![](https://analytic-vba.com/wp/wp-content/uploads/2019/04/2-3.jpg)
➀条件付き書式リボンで”新ルール”をクリック
まずは、条件付書式を設定したい範囲を選択したまま、下の画像の「新しいルール」をクリックします
![](https://analytic-vba.com/wp/wp-content/uploads/2019/04/3-2.jpg)
②ルール設定画面で種類を”データバー”に指定する
設定条件が、”セルの値に基づいてすべてのセルを書式設定”になっているのを確認します
![](https://analytic-vba.com/wp/wp-content/uploads/2019/04/4-3.jpg)
③負の値と軸を指定する
データバーを指定した後は、負の軸を”セルの中間”に設定します
![](https://analytic-vba.com/wp/wp-content/uploads/2019/04/11-3.jpg)
上の画像の「負の値と軸」をクリックした後、負の軸を”セルの中間”に設定します
![](https://analytic-vba.com/wp/wp-content/uploads/2019/04/6-4.jpg)
セルの中間に設定しない場合には、負の値の位置が様々な位置になってしまいます
③”棒のみ表示”にチェックを入れる
①と②を行った段階では次の画像のようになっています
![](https://analytic-vba.com/wp/wp-content/uploads/2021/09/image-63.png)
このままだとグラフっぽくないので、値を非表示にします
![](https://analytic-vba.com/wp/wp-content/uploads/2019/04/8-2.jpg)
上記の画像で「棒のみ表示」のチェックを外すと次の画像のような表示になります
![](https://analytic-vba.com/wp/wp-content/uploads/2019/04/9-2.jpg)
今回の解説は以上です
次回はアイコンを表示する方法について解説します
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