クエリのマージ3~中級編3回目~

前回は別のクエリーをマージして、項目を追加したクエリーを作成しました

今回は、追加した項目を更に活用して関数やVBAならば複雑そうな処理を、サクッと行う方法を習得しましょう!

解説は前回と同じサンプルファイルを使用して行います

商品台帳と売上台帳の2つの表から、VBAや関数を使わずに下の表を作成しましょう!

<今回のポイント>

1.集計処理

同じキーに対応する値に対して集計処理を行います

エクセル関数でいえばSUMIF関数と同じ処理です

Power Queryでの集計処理はとても簡単です

前回、クエリの項目を追加する時に使用した画面にて、集計を選ぶだけです!

2.計算処理

1.で商品コード毎に販売個数を集計したら、販売単価を乗じます

乗じる処理は、乗じる列を選択して計算方法を指定するだけです

2つのポイントを確認したところで、早速、解説に入りましょう!

1.集計処理

➀参照するクエリーの指定

今回は商品台帳をマージする元にします

➁クエリのマージ

前回と同じく商品コードをキーにして売上台帳をマージしましょう

③集計処理

事前にクエリの名前を変えておきましょう

マージした売上台帳の項目を展開しましょう!

次に前回と違い”集計”を選びましょう

その際に”元の列名を・・・”はチェックを外しておきましょう

そして、販売個数の合計を指定してください・・・というところですが、試しに商品コードの合計を指定してみてください

すると次のように表示されます

これは、もし、指定を間違えてしまった時の対処はどうするのか?ということを習得するために、敢えて違うものを指定してもらいました

間違いを回復するには適用したステップの次の箇所をクリックしてください

すると前回行った指定がやり直せるようになります

Power Queryでは、やり直しを行う場合に適用したステップを使用しますので、詳細は後日、解説を行います


下の図のように本来の”販売個数の合計”が表示されたところでの解説に移ります

2.計算処理

計算したいのはⅰ)販売単価とⅱ)販売個数の合計を乗じた売上金額を計算です

➀計算対象の列、ⅰ)ⅱ)を選択する

Ctrlキーを押しながら、販売単価の列と販売個数の合計の列を選択しましょう

➁画面上のタブから”列の追加”を選択

上のタブから列の追加をクリックすると”標準”のマークが見えますので、マーク下の▼をクリックしましょう!

③計算方法の指定

表示される各種計算方法から乗算を選択しましょう!

新たな列が追加されますので、列の名称は”乗算”から”売上金額”に変更しておきましょう

④読込処理

HOMEタブにもどり、エクセルシートへの読込処理を行ったら終了です

<まとめ>

 今回は商品台帳と売上台帳をマージして、1.商品コード毎に販売個数を集計処理した上で、2.販売単価と乗じて売上金額まで計算する表を作成しました!

 エクセル関数のVLOOKUP関数とSUMIF関数を使用しても同じことが行えますが、随分と楽に表を作成できているのではないでしょうか?

 関数と違って、カーソルで対象を指定しながら直観的に行えるのがとてもうれしいです

 それに、もし、表の作成の仕方を間違えたとしても、間違いを起こした場所からやり直せるのもうれしいです

 ところで、表の値が変わった場合にはどうすればいいのでしょうか?関数で表を作成していれば、自動計算されますので、ここだけはPower Queryの欠点です

 商品台帳で、商品コード10001の商品の販売単価が1800から2000に変わった場合には、どうすればいいのでしょう?

 もし、Power Queryで表の変更があった場合には、更新処理を行ってください。そうすれば、自動的に表が更新されます!

ではまた次回にお会いしましょう!

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