ピボット解除~中級編6回目

前回までは複数のクエリ(データ)を組み合わせる技術を解説しました

今回からはPower Query上でデータを変換する技術を解説していきます

今回(6回目)と次回(7回目)はPivot解除について解説をします

ところで、Pivotってどう意味でしょうか?

辞書には軸とか、旋回と書いてありました

この回を終了した時に、”Pivot”の意味が良くわかると思います

<今回のポイント>

1.集計の目的とデータの並べ方の関係

下の2つのデータを見比べてください

①は縦に繰り返し並んでいます。一方、②は、①の2つの目の列が横に“旋回”して並んでいます

どちらが集計しやすいと思いますか?

値全体の合計値を出す場合、①はSUM関数を1つ入れれば算出できます

一方、②はABCそれぞれの小計を算出した後、更に各小計を合計するしかありません

 それに、仮に①と②のデータが延々と縦横に続いている場合でも、①はフィルターをかければ、ABC・・・の切り口に加え、あいう・・・の切り口を組み合わせて集計できますが、②の場合には、目で位置を確認しながら集計するしかありません

ですので、「データはあらゆる切り口でデータ集計が行えるようにする」、ということであれば、縦に繰り返し並べていくべきなのです

2.Power Query上の操作

Power Queryでは、Power Query Editor上で、横に旋回しているデータを縦の並びに切り替え、集計を行い易い形にて、データを出力し直すことができます

その際、旋回させる軸を決めるのと同時に、以下のサンプルデータの合計の行列を消します

この合計の値を消して、その後、どういう風に合計値を算出していくかについては次回に解説します

では、実際のサンプルデータで解説をはじめます

1.Power Query Editorを立ち上げる

データタブの”テーブルまたは範囲から”をクリックし、     Power Query Editorを立ち上げます

この際、8行目のTotalの範囲が入るように気を付けましょう!

2.合計行列を消去する

①フィルターからTotalを消去する

-フィルターをクリックします

-一覧からTotalを消します


➁列を消去する

削除列を指定し、削除をクリックします

3.Pivot解除

①軸を指定します

今回は、横に展開している日付を縦並びにします

ですので、一番右のカテゴリー列を左クリックして指定します

その後、右クリックすると、処理可能な一覧がでてきます

➁その他の列のピボット解除

①の処理一覧から”その他の列のピボット解除”をクリックします

4.読込先をピボットテーブルに指定する

①閉じて次に読みこむを指定

➁ピボットテーブルの読込先を指定

①既存のワークシート内の元のデータの下を指定しましょう!

➁ピボットテーブルのフィールドを以下のように指定しましょう!

<まとめ>

 このPivot解除を知っておけば、他の方から来たデータが、横並びになっていなかったとしても、縦の並びに簡単に変えることができます

 データを縦の並びに変えておけば、様々な切り口でデータ集計がおこなえるようになりますので、ぜひ有効活用していきましょう!

 次回は、Pivot解除を行ったピボットテーブルを、更に有効に活用する方法を解説します

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