こんにちは、Excellent仕事術のガッツ鶴岡です
前回はカンマ” , ”で区切られた「使いにくい表」をPower Query Editor上で「使いやすい形」になるように行方向に分割しました
このままだと、行別にみると2列の行があったり、5列以上の行あったり不規則で使いにくい表のままです
今回はPower Query Editor上で行方向に広がった列の並びを、縦の並びに変換して1列にし「使いやすい表」に変換します!
そして、前回使用したセル分割のテクニックを再び使い、連番までつけてしまいます!
前回の冒頭で1.セル分割と2.ピボット解除を解説すると案内しました
前回は1.セル分割を行ったので2.以降から解説を開始します
2.ピボット解除
コンマ” , ”で区切られたデータが混在したセルを分割した後は、データは横並びになっています
この並びを縦並びにして1列にします
この並び替えにはピボット解除の技術を使います
①担当者の列を選択
担当者の列をカーソルで選択し、右クリックします
➁その他の列のピボット解除
担当者以外の列が並び替えの対象です
その他の列のピボット解除をクリックします!
すると、並び順が縦の並びの繰返しに変わります
3.読込
いよいよ2.で変換した内容をシートに読込みます
その前に若干、修正を加えましょう!
①再分割
ピボット解除をした時、新たに属性の列ができています
この列を更に2列に分割し、
⇒属性1の列は削除
⇒属性2の列は”NO”として残しましょう
今回の分割処理はピリオド”.”を区切り記号に指定して行います
2列に分割された属性1の列は削除し、
属性2の列は列の名前を変えましょう!
➁クエリ名前の変更
クエリの名前は担当企業としましょう!
③既存シートへの読込
①②が終わったところで読込を行います
今回は読込先を指定するので「閉じて読み込む」の右下▼から「閉じて次に読み込む」をクリックします
更にデータのインポート画面で
既存のワークシートを選択し、読み込むセル位置をE2セルに指定します
これで使いにくい表を使いやすくする表にする処理は完成です!
<まとめ>
今回は”,”や”.”で区切られたセルを分割することで表を使いやすくする技術を学びました
従来のエクセル手法であれば、この分割処理を行うのにワークシート上で大量の手作業が発生していました
Power Queryであれば一括で行えるのでとても便利です!
参考までに今回の解説に使用したサンプルデータを参考までに添付します
中級編7回目サンプル
では次回はもっとPower Queryを実践的に使いこなせるようになるため、「やり直し」の方法についてガッツで解説します
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