2つの表の間でどの行が追加されているのか?削除されているのか?を適時確認・集計できるととても便利です
受注のキャンセルデータの管理やミスの発見など、2つの表の適時確認・集計の活用の場はかなり広いです
Power Queryの結合(マージ)には6種類が用意されていますので、それぞれを使い分けるとかなりの集計上手になれます!
今回使用するデータ
今回は1から始まる連番で管理された2つの表を使用します
結合(マージ)
結合の種類は下の画像の赤色の箇所で選択・指定できます
左外部
左の表の全てと、右の表にて左の行と一致する行を結合します
右外部
右の表の全てと、左の表にて右の行と一致する行を結合します
完全外部
一致する一致しないに関わらず、2つの表に存在する行を網羅します
右の表で追加された行や削除された行が一目でわかるようになります
内部
2つの表の間で一致する行のみ結合します
左反
左の表から右の行と一致しないものを抽出します
右の表にて削除された行が一目でわかるようになります
右反
右の表から左の表の行と一致しないものを抽出します
右の表で追加された行が一目でわかります
<まとめ>
Power Queryの結合にて一つ問題になるのは、表現がわかりにくいことです
「最初の行」とは左にある表、「2番目の行」とは右にある表と置き換えればわかりやすいと思います