こんにちは、Excellent仕事術のガッツ鶴岡です
エクセルは表計算ソフトなので、エクセル作業に集計処理はつきものです
必要な関数を調べて入力したり、ピボットテーブルにして処理したりする作業はちょっとガッツが必要なものです
Power Queryでは、様々な切り口による集計処理を直感的なクリック操作で行えるのが、大きなメリットです
Power Queryエディター内の「変換タブ」と「列の追加タブ」では、集計処理のためのメニューが豊富に揃っています

今回の解説では、上の画像の左のメニューから順にポイントを絞って解説します
尚、三角関数と情報メニューについては、解説を今回は割愛させて頂きます(指数メニューについても概要だけの解説になります)
今回、解説する上で分かりにくい点が1点あります
変換タブと列の追加タブには、統計以外は同じメニューがあります
違う点は、集計した列を追加するかどうかだけです
今回の解説では、極力、変換タブに絞って解説を行います
目次
1.統計処理メニュー
こちらのメニューは列単位での集計処理メニューになります
「列単位での集計処理」という意味は、下の画像を例にとれば「販売個数の列」を行方向に一括で集計するという意味です

ですから、集計した値は1つだけ出力されます
統計ボタンの右下にある▼マークをクリックすると、様々な集計切り口が出てきます

今回は、合計だけ出力してみます
集計する列をカーソルで指定し「合計」を押します

すると、列にある値を合計した値「1011」が出力されました
ちなみに、Power Queryコラムでも書きましたが、こちらの統計処理メニューには、「個別の値のアカウント」という集計方法があります
こちらは、列内にある重複しないリスト数を集計するという優れた機能です
従来のエクセルの使い方であれば、複数回のステップが必要な集計処理でした
「個別の値のアカウント」について興味のある方は、こちらの記事もぜひご参照ください
続きを読む 各種集計/合計から四捨五入まで~上級編4回目