【M言語は難しくない】今回は、TEXT関数の中から、2つの事例を紹介したいと思います。通常のエクセル関数と同じ様に、M言語でも文字列を操作する関数は多数あります。興味のある方はぜひ、こちらのMicrosoft社のページも参照してみてください
目次
文字列の有無を判定する関数
Text.Contains関数は、ある文字列の中に指定した文字列があるかとうかを判定し、「TRUE」か「FALSE」で返す関数です
以下の一文は、Microsoft社のページからの抜粋になります
Text.Contains(“Hello World”, “Hello”)
上の ように記述した場合には、「TRUE」を返します
次もMicrosoft社のページからの抜粋になりますが、この場合は「FALSE」を返します
Text.Contains(“Hello World”, “hello”)
ちなみに、
M言語では、大文字と小文字の違いは考慮されますので、この点は注意が必要です
![](https://analytic-vba.com/wp/wp-content/uploads/2021/03/使用データ-5.jpg)
上の画像のデータから、Text.Contains関数で文字列「0」を含む行を判定し、「TRUE」もしくは「FALSE」を返してみます
まず、「列の追加」タブからカスタム列・作成画面を開きます
![](https://analytic-vba.com/wp/wp-content/uploads/2021/03/カスタム列作成画面-2.jpg)
こちらの画面でカスタム列の式に「Text.Contains」と入力します
![](https://analytic-vba.com/wp/wp-content/uploads/2021/03/Text.Conatins.gif)
上のGIF画像のように「Text.Con・・・」と入力する途中で、該当の関数が出てきますので、Tabキーで確定します
次にText.Contains関数の丸括弧の中を、以下の画像のように確定します
![](https://analytic-vba.com/wp/wp-content/uploads/2021/03/関数中味.jpg)
すると、エディタ内に「0」が含まれる行を判定した列が追加されます
![](https://analytic-vba.com/wp/wp-content/uploads/2021/03/判定結果.jpg)