Microsoft社の無料RPA・Power Automate Desktopのアクションの中から、Excelのアクションを紹介します
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![](https://analytic-vba.com/wp/wp-content/uploads/2021/12/image-13.png)
ファイルを開く
アクション名称:Excelの起動
新規や既存のエクセルファイルを開けます
![](https://analytic-vba.com/wp/wp-content/uploads/2021/12/a85f6822f8977130994ac66e350ff0a1.gif)
パラメーターの選択
![](https://analytic-vba.com/wp/wp-content/uploads/2021/12/image-14.png)
Excelの起動
新規のファイルと既存のファイルの両方を指定できます
次のドキュメントを開く➡ドキュメントパス
開く既存のファイルを指定できます
![](https://analytic-vba.com/wp/wp-content/uploads/2021/12/image-15.png)
インスタンスを表示する
開いたファイルの表示・非表示を指定できます
セルの値の抽出(単一セル)
アクション名称:Excelワークシートからの読み取り
![](https://analytic-vba.com/wp/wp-content/uploads/2021/12/image-17.png)
上記のようにアクションを設定した場合には、開いたファイルの「選択したシート」の「3列目」「3行目」のセルの値を抽出して、変数/ExcelDataに格納します
![](https://analytic-vba.com/wp/wp-content/uploads/2021/12/image-18.png)
ちなみに、開いたファイルの選択したシートは次の画像の内容です
![](https://analytic-vba.com/wp/wp-content/uploads/2021/12/image-19.png)
パラメーターの選択
![](https://analytic-vba.com/wp/wp-content/uploads/2021/12/image-20.png)
Excelインスタンス
通常は開いたファイルが自動設定されます
下の画像はファイルを開いたアクションの画像です
![](https://analytic-vba.com/wp/wp-content/uploads/2021/12/image-21.png)
「生成された変数」はExcelinstanceにて設定されています。こちらの変数が自動設定されます
取得
単一のセルの値を設定します
先頭列・先頭行
セルの位置の列と行を設定します
サンプル
実際に使用する時には1行目のフォルダ指定を変えてください
セル範囲の抽出(複数セル)
アクション名称:Excelワークシートからの読み取り
![](https://analytic-vba.com/wp/wp-content/uploads/2021/12/image-23.png)
上記のように設定した場合には、2列目2行目のセルから3列目8行目までのデータを抽出します
抽出した内容は変数/ExcelDataに格納されます
![](https://analytic-vba.com/wp/wp-content/uploads/2021/12/b9a1572dbb85fec66c496f07be397a27.gif)
パラメーターの選択
![](https://analytic-vba.com/wp/wp-content/uploads/2021/12/image-24.png)
Excelインスタンス
取得
「セル範囲の値」を設定します
先頭列~最終行
取得する範囲を設定します
詳細➡範囲の最初の行に列名が含まれます
![](https://analytic-vba.com/wp/wp-content/uploads/2021/12/image-25.png)
選択した範囲の1行目を見出しにする場合は「オン」にします
セルへの入力
アクション名称:Excelワークシートに書き込み
![](https://analytic-vba.com/wp/wp-content/uploads/2021/12/3c50f64d52187dbe96b0ed4e0a673319.gif)
パラメーターの選択
![](https://analytic-vba.com/wp/wp-content/uploads/2021/12/image-27.png)
Excelインスタンス
書き込む値
セルに入力する値を設定します(上の画像では変数を入力値に設定しています)
書き込むモード
入力するセル位置を指定する方法か、カーソルがある位置に入力する方法いずれかを指定できます
列~行
書き込むモードを「指定したセル上」と指定した場合にセル位置を設定します
セル範囲の選択
アクション名称:Excelワークシート内のセルの選択
![](https://analytic-vba.com/wp/wp-content/uploads/2021/12/e1248122fad482b3cd355cdadca7dc20.gif)
パラメーターの選択
![](https://analytic-vba.com/wp/wp-content/uploads/2021/12/image-28.png)
Excelインスタンス
選択
通常は絶対位置で指定したセルで問題ありません。もう一つ相対位置で指定する方法があります(エクセル関数のOFFSET関数と同じ様な機能です)
先頭行~最終行
セル範囲を設定します
サンプル
新たなワークシートの挿入
アクション名称:新しいワークシートの追加
![](https://analytic-vba.com/wp/wp-content/uploads/2021/12/8b947ba0d39de775589467a0104f53f3.gif)
パラメーターの選択
![](https://analytic-vba.com/wp/wp-content/uploads/2021/12/image-29.png)
Excelインスタンス
新しいワークシート名
挿入するワークシートの名称を設定します
名前を付けてワークシートを追加
新たなワークシートを既存のワークシートの後に挿入するか、前に挿入するかを設定します
サンプル
作業するワークシートの選択
アクション名称:アクティブなExcelワークシートの選択
![](https://analytic-vba.com/wp/wp-content/uploads/2021/12/76399920382456ecc13ec7f70846fc29.gif)
パラメーターの選択
![](https://analytic-vba.com/wp/wp-content/uploads/2021/12/image-30.png)
Excelインスタンス
次と共にワークシートをアクティブ化
選択するワークシートを「名前:シート名」か「左からの位置:インデックス」で指定するかを設定します
ワークシート名/ワークシート インデックス
名前で指定した場合には「シート名」、インデックスで指定した場合は「左からの位置」を設定します
サンプル
セルへの値の書込み
アクション名:Excelワークシートに書き込み
下のGIF画像では、ダイアログボックスに入力した値をエクセルシートの2行目2列目に入力しています
![](https://analytic-vba.com/wp/wp-content/uploads/2022/01/Excel-Write.gif)
パラメーターの選択
![](https://analytic-vba.com/wp/wp-content/uploads/2022/01/image-32.png)
Excelインスタンス
書き込む値
変数を選択、もしくは直接値を設定します
書き込むモード
「指定したセル上」もしくは「現在のアクティブなセル上/カーソルの選択位置」を設定します
*「指定したセル上」を選択した場合には下の欄でセル位置を指定します
列
値を書き込むセルの列位置を設定します
行
値を書き込むセルの行位置を設定します
サンプル
最終行+1行の行位置取得
アクション名:Excelワークシートから列における最初の空の行を取得
下のGIF画像では、このアクションでA列の最終行+1行の行位置を取得して変数に格納し、メッセージボックスで変数の値を表示しています
![](https://analytic-vba.com/wp/wp-content/uploads/2022/01/ae65965380f77057b77dd07323ebb078.gif)
パラメーターの選択
![](https://analytic-vba.com/wp/wp-content/uploads/2022/01/image-33.png)
Excelインスタンス
列
最終行+1行の位置を取得する列を設定します
サンプル
最終行+1行、最終列+1列の行列・位置取得
アクション名:Excelワークシートから最初の空の列や行を取得
最終行+1行の位置取得を参照
パラメーターの選択
![](https://analytic-vba.com/wp/wp-content/uploads/2022/01/image-34.png)
Excelインスタンス
Excelマクロの実行
このアクションでは、エクセルファイル内のマクロを「マクロ名」で指定して実行することができます
マクロ実行時には、マクロに引数を渡すこともできます
下のGIF画像ではダイアログボックスに入力されたメッセージをまず変数:UserInputに格納しています
その後、エクセルファイルを起動した後に、メッセージを表示するマクロ(マクロ名:test)を実行します
その際に、マクロ名:testに引数/UserInputを渡しています
メッセージ表示しているのは、RPAでダイアログボックスに入力した変数の内容です
![](https://analytic-vba.com/wp/wp-content/uploads/2022/01/7ccb299e4ab406425a265f0d2aa31c7e.gif)
上のGIF画像で実行したマクロは以下の画像の内容になっています
![](https://analytic-vba.com/wp/wp-content/uploads/2022/01/image-35.png)
パラメーターの選択
![](https://analytic-vba.com/wp/wp-content/uploads/2022/01/image-36.png)
Excelインスタンス
マクロ
マクロ名;引数1;引数2・・・の形で実行するマクロと引数を指定できます
![](https://analytic-vba.com/wp/wp-content/uploads/2022/01/image-37.png)
サンプル
ファイル位置を指定し直す必要があります
*テキスト/RPAコードと実行するマクロを含むエクセルファイルを添付しています