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ガッツの日記 第3回 私が愛した残念なエクセルを紹介1

【エクセルを見た途端に’絶望’したことはないですか?何回かに分けてこれまで出会った残念なエクセルを紹介していきたいです】

今回の記事では私が実際に作業したエクセルの中で、衝撃を受けた2つのエクセルを紹介します

最後まで記事を読んで頂いても参考になるかは分かりませんが、エクセルの面白さなどを感じて頂けたら幸いです

ちなみに最近、このチャネルが気に入っていて「絶望」という言葉に凝ってます

10万行にチャレンジ

まず最初は以前、ある会社で毎月作業をするように引継ぎを受けたエクセル表です

記憶も定かでないでないので、詳細は割愛しますがパズルのような作業を10万行分行います

次の画像をご覧ください

Cの列にまだ値は入力されていません

A列とB列の値を見てから、C列に入るものを判断して値を入力します

例えばこんな感じです

・A列:A、B列:A⇒C列:〇

・A列:A、B列:B⇒C列:△

この作業を10万行分行います

ちなみにこのA列とB列の組み合わせは20通りぐらいあります

もちろん、値が同じ行が連続してたり、空白が続く行があったりするので純粋に10万行入力するわけではないです

ただ、それでも物凄い量です

前任者は月に1回は丸一日、この作業に没頭していたようです

「月1回我慢すればいいよ・・・」

と言われても、この手の作業は苦手なので「絶望」の2文字が頭をよぎりました

もう考えるだけで憂鬱です・・・

後から振り返ると、前任者に「こうやっている」と断言されたので視野が狭くなっていたかもしれないですね・・・

しばらくするとすぐに解決策が思い浮かびました

複合キーを作成してマスタを作成することです

こんな感じです

マスタを作成したら元の表でも&を使用して複合キーを作成します

最後にVLOOKUP関数で先ほどのマスタを参照します

IFERROR関数も組み合わせるとなおいいですね!

更にテーブル機能を活用すると、関数は1つのセルに入力するだけで済みます

関数の入力に苦しんでいる方にはぜひ活用して欲しい機能です

ということで、前任者が丸一日かかっていた作業を1分で行えるようになったのですが、何より絶望感から解放されたのがよかったですね

今はエクセルでもいろいろな機能があるので、残念なエクセルに出会っても必ずしも絶望する必要はないですね

セルの値が消えた!?

以前、勤めていた会社では長く受け継がれたエクセルがあり、予算を作成した後にその伝統のエクセルにもコピーし、毎月実績をメンテナンスする必要がありました

誰がどう見ているのかが不思議な内容でしたが、やはり伝統は守るためにあるものです

時間が限られている中で、その伝統のエクセルに予算をコピーする際、不思議なことが起こりました

上期の予算、4月~9月分を伝統エクセルにコピーしました

するとコピー先にコピーしたい内容が反映しないのです

9月まで反映せず、本来7月分の箇所に8月分が反映しているのです

とにかく時間が無いので焦りました

何度もコピーしたのですが、うまくコピーできません

実は

列が非表示になっていました

ここまで引っ張って「それだけ?」と思われた方もいらっしゃると思いますが、まだエクセルになれておらず、しかも時間が無い中なので全く気づけず焦るだけでした

伝統エクセルの非表示の箇所には四半期の数字が入っており、上期小計は1Q+2Qを合計する数式が入っておりました

こうしておいてもらえれば、1年分を一括で入力できたんですがね・・・

後から

前任者から「俺も最初気づけなくて参ったよ・・・」と苦笑いされたことも付け加えておきます

<まとめ>

今回はこれまで出会った残念なエクセルの第一弾として2つの事例を紹介しました

今回の事例は残念なエクセルというより、残念なエクセルの使い方という方が正しいかもしれません

少なくとも1つ言えることは、セル結合もそうですが「非表示」は不用意に使わない方がいいですね

非表示にした本人も忘れていることもあります

話は一見変わりますが、本日、【Schoo(スクー)】田中亨先生のエクセル授業を受けました

内容は、スピル関数からデータモデル、Pythonなど多岐にわたるものでした

本ブログでもPower Queryについてはかなり力を入れて紹介していますが、今のエクセルはかなり多機能です

絶望せずに解決策を探せば、案外簡単に解決策が見つかることもあります

新しいエクセル機能を研究してみると役に立つことも多いです

最後に、

エクセルの引継ぎは、常日頃からきっちり行えるようにしておきたいものです!

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ガッツの日記 第1回~Shoo/仕事が楽しくなるビジネス数学を受講して

【グラフの使い方はまさに、生かすも殺すも自分次第です!数値の見せ方にこだわろう!】

本日、【Schoo(スクー)】 にて鈴木伸介先生の「仕事が楽しくなるビジネス数学/ビジネスで差をつけるグラフの扱い方」の講座を受講しました

内容は①グラフの種類、②グラフをどう選択したらいいか?、③グラフでやってはいけないこと、の3つでした

非常に会話のテンポも良く、視覚的に分かりやすい講座でした

講座を受講して改めて痛感したのは「グラフは工夫次第/見せ方次第」ということです

確かに、こんなグラフがあったら騙されますよね

DCの数倍ありそうですが、実際には2倍もありません

数字の濃淡が付いて、作る方からは都合のいいケースもありそうですが、仕事でこんなグラフは作らない方がいいですね

講座内でも紹介があったのですが、せめて波線を入れるなどの工夫が必要ですね

上記の波線ですが、実は波線を作成するのが難しくて「~」の文字をテキストボックスに入れました

ちなみに軸の0は図形に0をテキストにて埋め込んでます

本日の「仕事が楽しくなるビジネス数学/ビジネスで差をつけるグラフの扱い方」の内容を見たいというかたは、こちらのページでパワーポイントにて見れることができます

動画で再放送を見たいという方は、【Schoo(スクー)】で登録をすれば期間限定で見ることができるようです

本日の講座では、基本的なグラフしか紹介されていなかったのですが、もっと見せ方にこだわりたいという方のために、過去の記事も含めて「新たな視点」を紹介したいと思います

ちょっとした見せ方の工夫編

下のグラフの一番右にある棒とその横にある凡例に注目してください

2

一瞬、棒の中のどれがどの凡例と結びつくのか分かりづらいですよね

次に、下のGIF画像をご覧ください

棒の内訳の位置と凡例の位置が連動していて、分かりやすいですよね

こちらの凡例は実は「散布図」グラフで作成しています

散布図のデータラベルを表示しつつ、散布図のグラフそのものは非表示にしています

複数のグラフを組み合わせることで、実はかなりグラフの見せ方を変えれます

GIF1

こんなちょっとしたグラフの見せ方の工夫をもっと詳しく知りたい方はこちらを参照ください

斬新な見せ方の工夫編

少し番外編ですが、こんな美味しそうなグラフもあります

ワッフルチャートというのですが、こちらはエクセルで作成する場合は条件付き書式を使用して作成します

各セルに埋め込んだ%を基にしてセルの色を変えてグラフのごとく見せます

詳しく知りたい方はこちらをご確認ください

上記はエクセルでの作成の仕方ですが、Power BIでも作成できます

Power BIだとエクセルより遥かに楽に作成できます

実は専用のアドインがあるからです

こちらも過去に記事を書いています⇒過去記事

究極の見せ方/動くグラフ

グラフもここまで来たかと思わせたのが、Power BIで作成できる「動くグラフ」です

上のグラフは「バーチャートレース」といって、横棒グラフがまさにレースをします

この動くグラフだと数字の背後のストーリーが、複数のグラフを使用して説明しなくても伝わります

こちらもワッフルチャートと同じように専用アドインで作成するので、それほど難しくないですよ

こちらは散布図版もあるのですが、今後、私も活用の仕方を研究していきたい分野です

<まとめ>

今日はSchooの講座を受講した内容を踏まえて、グラフの見せ方の工夫について思いのまま記事を書きました

やはり専門家の話を聞くと刺激を受けますね

昔、ある社長が「分析しろ」と言うと、グラフがたくさん詰まった資料を持ってきて困ると嘆いていました

やはりそれだけ、グラフで数字を見せるのは意外と難しいということなんでしょうね

私も散々、グラフを作成してきましたが、やはりいまだにどのグラフにするかすら悩むこともあります

どのグラフにするか悩んだ方は、ぜひこちらの資料もご参考にしてください

いやいや、グラフについては「これから勉強するんです」という方はぜひ、今回の講座をご覧になってみてください

オススメです!

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