【今回はピボットテーブル・グループ化機能の裏技を解説します】
ピボットテーブルにグループ化という機能があります
数値や日付でデータをまとめ直すことができるのでとても便利です
実は、文字列でもグループ化機能が使えます!
グループを文字列にて作成すれば、「マスタなし」のままでデータを独自にまとめ直すことができます
目次
使用するデータ
地区別の注文金額をデータとして使用します
地区は上の画像のように「東京、名古屋、神戸・・・」という風に分かれています
こちらの地区の区分を東日本と西日本にグループ化します
グループ化及び解除
グループ化
グループ化を行う時には、数値や日付でグループ化する時とは違い、まずはグループ化の対象をCtrlキーを押しながら指定します
その後、右クリックして表示される「グループ化」をクリックします
すると、下の画像のようにグループ化対象として指定した箇所がグループ化されます
上の作業で「東日本」にグループ化する「東京、仙台」をグループ1でまとめ直したので、次に「名古屋、神戸、大阪」をグループ2にまとめます
グループ解除
グループ化したものを解除する場合には、該当のグループ上で下の画像の「グループ解除」をクリックします
グループ名の変更
前章のままだと、グループの名称がそれぞれ「グループ1」「グループ2」のままなので該当のグループにカーソルを置いて名称を変更します
尚、画面右の作業ウィンドウに目を移すと、グループ化したことにより新たに作成されたフィールドの名称が「地区2」となっています
こちらは、一旦、フィルター欄に配置します
その後、数式バーでフィールド名を変更します
<まとめ>
今回は、文字列から独自にカスタマイズしたグループを作成する方法を解説しました
この方法を知っておくと、わざわざマスタを作成してVLOOKUP関数で紐づけるなどの手間も不必要です
しかも、変更処理もグループ化の解除を行った後に、再度グループ化を行うだけなのでとても楽です
エクセルはとても進歩しているので、こういった裏技を知っておくと業務効率が違ってきます
また次回、ピボットテーブルの裏技を紹介していきます
ちなみに解説で使用したエクセルのバージョンは次の通りです
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