今回から5回に分けて、ピボットテーブルをそのまま報告用の表に変える「新ピボットテーブル術」を解説します
集計したデータから「転記処理」や金額の表示単位変更(円⇒百万円など)、前期比などの「集計列追加」などの作業を不要にする方法を解説します
最終的には、集計対象のデータが変更になっても「更新ボタン」をワンクリックをするだけで資料を自働作成できるようにします
表を自動作成する光景が「イメージしにくい」という方は、ぜひ下のGIF画像をご覧になってください
集計対象データ(画面右)を「2017年対2016年」から「2018年対2017年」に変更したとしても、表(画面左)もそのまま「2017年対・」から「2018年対・」の表示になります
さて、
ピボットテーブルから作成される表は通常、以下の画像のようなイメージです
記事の冒頭でお見せした表と同じデータを使用していますが、全く別の表のような感じですよね
記事冒頭の表にするため、次の回から大きく分けて以下の3つのことを行います
A.表の見た目を変える
ⅰ)データの並び順を変える
ⅱ)表上の「フィルターマーク▼」を取り除く
ⅲ)表の右「総計の列」を非表示にする
ⅰ)~ⅲ)⇒ 解説記事:2回目
ⅳ)信号のアイコンを挿入する
⇒解説記事:4回目
ⅴ)表の見出し「合計 / 売上金額」から合計~を除く
ⅵ)データ更新時も列の幅を維持する
ⅴ)~ⅵ)⇒解説記事:5回目
B.元データに無い項目を作成する
ⅰ)売上金額を百万円単位で表示する
ⅱ)前期比を集計、表示する列を作成する
⇒解説記事:3回目
では次回から具体的な内容を解説していきます
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