大量に列があったらどうする?~Power Queryの裏技~

【列の削除や列の並び替えをスムースに行うための技術を解説します】

 Power Queryを使用していてよく困るのは、1画面では収まらないほど大量に列があるケースでの「列処理」です

 残す列を選択したり、列を並び変えたりする場合、普通のクリック処理だと物凄い時間がかかったりします

今回の記事ではそんな状況でもサクッと「列処理」を行うための裏技をお教えします。

列削除~簡易版~

残す列だけを複数選択して、後は削除する場合は以下の方法でできます

これは比較的一般的に知られていると思います

他の列の削除

まず、CtrlやShiftキーを使用して残す列だけ選択します

*****Sponsered Link***** ************************

そして、右クリックをして「他の列の削除」を行います

これで選択した列だけが残ります

列削除~大量に列がある場合~

上の方法はとても簡単なのですが、仮に列数が100以上あった場合は、残す列を選択するだけでも大変です

こんな時にはホームタブの「列の選択」を使用するといいと思います

このメニューでは、残す列だけをチェックボックスで指定できます

検索をできるのも便利です

右下にあるOKボタンを押すと、チェックボックスで指定した列のみが残ります

列移動

大量に列が存在する場合は、列間の移動も面倒です

こちらは上記のメニューの下に列移動というのがあります

この「列移動」を押すと、存在する列内で移動先の列を指定できます

列の並び替え~数式バー使用~

大量に列がある場合はこの「列の並び替え」が一番シンドイと思います

1列並び変えるだけでもものすごく時間がかかるときがあります

こちらの並び替えも便利な方法があります

まずはダミー処理を行います

どの列でもいいので、別な位置に移動させます

すると最終ステップは「並び変えられた列」になります

ここで数式バーの全体を見てみましょう!

今回は「列100」の列名の列だけ移動させたのですが、全ての列が表示されています

逆に言えば、この数式の中身を変えてしまえばそのまま列の並び替えはできます

上の画像のように「列100」の列名の列を数式バー内で移動させます

すると実際の列も上の画像の用に並び替えられています

場合によっては、直接、数式バーの内容を書き換えるのもいいですね

この場合は列名が重複するとエラーになるので注意しましょう!

<まとめ>

大量に列が存在する場合、列の扱いはとてもストレスになります

今回は列が大量に存在する場合の「列削除」「列移動」「列並び替え」について解説しました

但し、一番ベストなのはシンプルに必要な列だけを維持すること、という点は付け加えておきます

にほんブログ村 資格ブログ ビジネススキルへ

にほんブログ村

にほんブログ村 IT技術ブログ VBAへ

*****Sponsered Link***** ************************

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です