今回は今までと違う側面からPower Queryを使用するメリットを解説していきたいと思っています
言うまでもなくエクセルは便利なツールです
但し、問題点が一つあります
”他人の作成したエクセルファイルはとても分かりにくいのです”
コメントが無い記録マクロ・・・ネストの中にネストを繰り返したIF関数・・・
などなど例を上げたらきりがありません
一方、Power Queryでは、Power Queryエディターを開けると、作成されたクエリ(出力内容)の中味と、出力されるまでの履歴が、とても簡単に分かるようになっています
今回は以下のテーマを題材にしてPower Queryのクエリの中味と履歴を把握する方法を解説していきます
<今回のテーマ>
・元データ:2016年と2017年の自動車販売データ(テーブル名:販売データ)
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・元データをPower Queryにて年度別に合計金額を出します
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・Power Queryの出力データ:年度別・合計金額
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1.適用したステップの確認
テーマで紹介した販売データから年度別の販売金額を出力するまでの履歴をPower Queryエディターの右側、<適用したステップの確認>で確認することができます
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2.ステップの中味の確認
各ステップ毎の詳細な中身は2つの方で確認できます
➀数式バーを確認する
今回の例で言えばソースをクリックすると、ソース元のテーブルが何かを確認することができます
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②ステップ自体の中味の確認
各ステップの中味を確認するには下の画像の黄色の部分をクリックします
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すると上の画像の例で言えば、グループ化した時の画面が出てきます
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<まとめ>
Power Queryを使ったことの無い人には少し分かりにくい内容だとは思いますが、通常のエクセルの機能とは違い、中身と履歴が簡単に分かるというのは理解して頂けたのではないかと思います。更に分かり易くする為には各ステップの名前(通常は自働設定される)を分かり易く変更したりする方法も可能ですので、ぜひトライしてみてください
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