今回はRPAを作成してきて、”これは便利だ、助かった”という技を2つだけですが紹介したいと思います。
尚、内容はUipathでの内容に限られる点と、あくまで私個人の感想である点については予めご了承いただきたいです
1.条件分岐XxBOOLEAN型変数(フラグ)x条件分岐
RPAの場合、他の言語以上に分岐処理や繰り返し処理をどう行うかが重要だと考えています
特にBOOLEAN型の変数を使う機会は多いと思います
条件の発生と処理自体の分岐がシナリオ上、遠く離れていたり、並行処理を行う必要あったりするとき、もしくはAND条件やOR条件が絡む時にこの型の変数を条件分岐処理や繰り返し処理と組み合わせて使うととても便利です
➀まずフラグを設定する
②分岐処理の中でフラグの値を変える
③更にはフラグの値によって処理を変える
2.リトライスコープ
RPAが扱う業務は本来定型です。ところが、アプリケーションによってはパフォーマンスなどの要因により、以下のような、そうでないケース(定形的でない)もあります
・RPAでOKボタンをクリックしても、クリックできていない時がある
・保存などの処理を行った時に”処理しますか?”などの確認メッセージが1つだけ出てくるときもあれば、複数出てくる時もある
上記のような場合への対応策として繰り返し処理を入れたりすると、無限ループに陥るケースがあります
Uipathでは繰り返し処理以外の対応策として、リトライスコープという便利なアクティビティを用意しています
リトライスコープは条件通りの状態になるまで、”ある指定した操作”を”指定した回数”行います
ですから、指定した回数の操作を行ったら、処理を終了するので無限ループに陥ることはありません
このアクティビティはエラー対策としてとても便利なので、ぜひ有効活用してください
本来であれば”セレクター関連”もぜひ紹介しておきたかったところですが、それはまた別の機会にしたいと思います
また次回をお楽しみに!
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