Advance Technicを駆使したテンプレートを提供していきます
1.スピードメーターグラフ・テンプレート
使い方シートを参照しながら自由にグラフを作成できます

Advance Technicを駆使したテンプレートを提供していきます
1.スピードメーターグラフ・テンプレート
使い方シートを参照しながら自由にグラフを作成できます
私は30代半ばからの10年間、朝から終電まで退屈なエクセル作業をして過ごしましました。それからシステム会社に45歳で転職し、RPAと出会いました。
ITの世界の常識が大きく変わる予感がしました。業務を理解している担当者自身が、システムエンジニアの力を借りずに、システム開発を効率的に推進していくことができるのではと考えました。
そこから更にPower Queryなどの「モダンエクセル」、Power BIやPower Automate、Power Appsなどの「Power Platform」が登場し、誰もが手軽にデータを有効活用できる世の中が来ることを確信しました。
「このエクセル作業が効率化できたらいいのに・・・」「このエクセルデータから有効な情報を引き出せたらいいのに・・・」と頭を悩ませている人は数多くいらっしゃいます
IT未経験者でもモダンエクエル、Power Platformを正しく活用すれば、自身の退屈なエクセル業務を削減しつつ、データを活用した有意義なビジネスライフが送れるようになります。
私自身は最初はITの世界に飛び込んだ時は用語さえわからず、相当苦労しました。この時に味わった苦労の一つ一つがこれからエクセル作業を改善していこうとしている皆様のお役に立つと思います。
ところで、皆様はブルース・リーをご存知でしょうか?
ブルース・リーはカンフーの神様、先駆者と呼ばれ、ハリウッドで大活躍し、未だに多くのハリウッドスターに尊敬されている香港生まれのアクションスターです
そのブルース・リーがこんな言葉を残したそうです。
「Don’t think.Feel!(考えるより、まずは感じること)」
ぜひ一緒に手を動かしてITを楽しんでいきましょう!
ストアカにてレッスンを定期的に行っています
「Don’t think.Feel!(考えるより、まずは感じること)」をモットーに丁寧に解説を行います
オンラインに加えて対面レッスンも行っています
🌟ここまでできるPower BI~計算、分析、操作、魅せる~
Power BIの脱初心者になりたい人向け。動くグラフは必見です!
*ブログ読者優待割引あり、紹介記事はこちら⇒詳細
🌟Power BIをはじよう~マンツーマン/対面・オンライン両方可
これからPower BIを始めたい人向け
30分からの時間制講座です。*内容・日時等を事前に問合せをお願いします(提供が可能でないこともあります)
ピボットテーブルはとても便利です!
様々な切り口でデータを集計することができます
読者の中には「ピボットテーブルを使わないと、毎月の会議は無事に乗りきれない」という方もいらっしゃると思います
実はピボットテーブルの機能は「データの集計」だけではありません
データ集計以外の機能も有効活用すれば、集計後の業務を大幅に改善しつつ、表自体もプレゼンにそのまま使える「見やすい表」にすることができます!
1.転記・編集作業の改善
【改善前】集計データを別表に転記し、編集作業
【改善後】集計データから会議用の資料をそのまま作成
解説記事は⇒こちらから
2.グラフ作成作業の改善
【改善前】集計データを再度編集してグラフを作成
【改善後】集計データからそのままグラフを作成
解説記事は⇒こちらから
3.複数資料の作成
【改善前】集計データから部門A、B用など同じような資料を作成
【改善後】スライサーで集計結果をフィルタリング
解説記事は⇒こちらから
4.更新処理
【改善前】データ更新の度にピボットテーブルを更新
【改善後】データ更新時にピボットテーブルを自働更新
解説記事は⇒こちらから
【今回はピボットテーブル・グループ化機能の裏技を解説します】
複数のレポートを作成するのに、1つのピボットテーブルをコピーして使い回したりしていませんか?
今回は、ワンクリックで1つのピボットテーブルから複数レポートをシート別に作成する裏技を紹介します
今回使用するデータは次の画像のデータです
カテゴリーには「かつ丼」の他に「牛丼」「親子丼」があり、日付別にカテゴリー別の売上個数のレポートを作成します
日付は20以上あるので、手動だと日付別のレポート作成はかなりの時間を要します
今回の場合だと、下の画像のピボットテーブルから日付別のレポートを作成します
複数レポートを作成する準備として、フィルター欄に日付フィールドを配置します
まず、ピボットテーブル上にカーソルを置いたまま「ピボットテーブル分析タブ」を選択し、下の画像の「黄色の印の箇所/三角マーク」を上から順番にクリックします
すると「レポートフィルターページの表示」というテキストが見えますので、こちらをクリックします
「レポートフィルターページの表示」をクリックすると、次のようなダイアログボックスが表示されます
こちらのダイアログボックスで「日付」が選択されているのを確認したらOKボタンを押します
すると、次のGIF画像のように日付別のレポートがシート別に作成されます
今回は、1つのピボットテーブルから複数レポートを作成する方法を解説しました
ぜひ、実際に手を動かして試してみて頂きたいと思います
先日紹介したグループをカスタマイズする方法を、今回紹介した「複数レポート作成」と組み合わせると、レポート作成作業がより一層効率化が図れると思います
ちなみに、今回解説にしようしたエクセルのバージョンは次の通りです
【今回はピボットテーブル・グループ化機能の裏技を解説します】
ピボットテーブルにグループ化という機能があります
数値や日付でデータをまとめ直すことができるのでとても便利です
実は、文字列でもグループ化機能が使えます!
グループを文字列にて作成すれば、「マスタなし」のままでデータを独自にまとめ直すことができます
地区別の注文金額をデータとして使用します
地区は上の画像のように「東京、名古屋、神戸・・・」という風に分かれています
こちらの地区の区分を東日本と西日本にグループ化します
グループ化を行う時には、数値や日付でグループ化する時とは違い、まずはグループ化の対象をCtrlキーを押しながら指定します
その後、右クリックして表示される「グループ化」をクリックします
すると、下の画像のようにグループ化対象として指定した箇所がグループ化されます
上の作業で「東日本」にグループ化する「東京、仙台」をグループ1でまとめ直したので、次に「名古屋、神戸、大阪」をグループ2にまとめます
グループ化したものを解除する場合には、該当のグループ上で下の画像の「グループ解除」をクリックします
前章のままだと、グループの名称がそれぞれ「グループ1」「グループ2」のままなので該当のグループにカーソルを置いて名称を変更します
尚、画面右の作業ウィンドウに目を移すと、グループ化したことにより新たに作成されたフィールドの名称が「地区2」となっています
こちらは、一旦、フィルター欄に配置します
その後、数式バーでフィールド名を変更します
今回は、文字列から独自にカスタマイズしたグループを作成する方法を解説しました
この方法を知っておくと、わざわざマスタを作成してVLOOKUP関数で紐づけるなどの手間も不必要です
しかも、変更処理もグループ化の解除を行った後に、再度グループ化を行うだけなのでとても楽です
エクセルはとても進歩しているので、こういった裏技を知っておくと業務効率が違ってきます
また次回、ピボットテーブルの裏技を紹介していきます
ちなみに解説で使用したエクセルのバージョンは次の通りです
作成したピボットテーブルに、罫線を引いても更新すると消えてしまう・・・、または表を変更すると消えてしまう・・・こんな悩みはないですか?この悩みには2つの意外な抜け道があります!
1つ目は、ピボットテーブルオプションの設定を変える方法
2つ目は、ピボットテーブルのデザイン自体を新規に設定する方法です
2つ目の方法は簡単なのですが、1点だけ注意点があります
ピボットテーブル上で右クリックをすると、下の画像の黄色い印を付けた箇所のように「ピボットテーブル オプション」のマークが出てきます
こちらをクリックすると、下の画像のように「更新時にセル書式を保持する」が表示されます
こちらにチェックを入れると、更新しただけでは罫線は消えなくなります
但し、これだけだとピボットテーブルの表自体を変更すると罫線は消えてしまいます
ピボットテーブルのデザイン自体を「罫線」を引くように設定すると、表自体を変更しても罫線は消えません
このデザイン自体の設定を行うには、まずデザインタブ内で以下の画像の「黄色の箇所」をクリックしてください
すると様々なデザインが選択できるようになります
どれか自分のイメージに近いデザインを選択し、右クリックしましょう!
すると上の画像のように「複製」という文字が表示されますので、こちらをクリックします
これで、選択したデザインをテンプレートにして、自分なりのデザインが設定できるようになります
上の画像のように「テーブル全体」を選択したまま、画像下にある「書式」を選択すると罫線を引く画面が選択できるようになります
上の画面にて、罫線を引いた後は、元の画面に戻りますのでOKボタンを押します
通常であれば、これでピボットテーブルに罫線が引かれていそうですが、ここからがトリッキーです
上のGIF画像のようにデザインタブ内に戻り、設定したデザインを選択しないと罫線は反映されません
こちらは注意が必要です
今回は、ピボットテーブルに引いた罫線を維持する方法を解説しました
こちらは元々は、ストアカの講座内で生徒様から質問を受けた内容です
私のストアカのレッスンでは、ピボットテーブルをそのままレポートに使えるデザインにするレッスンも行っていましたが、「罫線」についてはあまり深く考えたことがありませんでした
やはり、
教えることとは、教えて頂く事
とても勉強になります!
【実践的エクセル力向上】エクセル便利機能をうまく活用する力➡エクセル力をあげてワンランクアップ上の仕事ができるようになりましょう!
➡ お申込み
*ストリートアカデミーのページに遷移します
エクセルの進化は凄まじいものがあります
驚くほど便利な機能が備わっています
重要なのはそれらの便利機能を「知る」かどうかです
「便利機能を知り、うまく便利機能を組み合わせて実際の仕事を効率化する」、それがエクセル力です
今回のレッスンでは目から鱗の便利機能に沢山触れて頂き、エクセル力を上げる勘所を掴んで頂きます
エクセル力の2つの例を紹介します
1つ目はABC分析のランク分けです
従来のABC分析の場合には、ランク分けは次の3つの手順で行っていました
①データを降順で並べ替え➡
②ランク分けの基準作成➡
③IF関数で基準毎にランク分け
この方法の場合は「ランク分けの基準を変更したり」「データを追加」した場合には①~③をまた繰り返さねばなりません
今回のレッスンでは「VLOOKUP関数の隠れた便利機能との組み合わせ」により、この面倒なランク分けを自動化します!
上のGIF画像では、画像上の表にて、ランク別に上位の比率を変更すると、元データのランクが自動的に変更されていきます!
2つ目は双方向グラフです
このグラフデザインだとABCのランク別に、販売個数と商品数の比較が行い易くなります
一見、難しそうですが、グラフの標準機能を組み合わせるだけで行えます
実は、グラフの軸は反転できるのです!
この「軸の反転」機能を中心に双方向グラフの作成を体験して頂きます
最終的には、今紹介した2つの事例等を組み合わせて、下の画像の様なダッシュボードの作成を体験して頂きます(全てのコンテンツを一から作成するわけではないので、その点は予めご了承お願いします)
ダッシュボードの作成では、「スライサー/選択」をはじめとするピボットテーブルの有効活用方法についても解説させて頂きます
個別にマンツーマンでレッスンを行います
事前に個別に課題や要望等をすり合わせさせて頂き、レッスンプログラムについては調整を行わせて頂きます
尚、レッスンは体験という位置づけであり、ダッシュボードのコンテンツを全て一から作成・演習するわけではない旨を予めご了承お願いします
では、レッスンでお会いしましょう!
このレッスンを通じて飛躍的にエクセル力を向上させる機会になるようにしましょう!
➡ お申込み
今回から、中級編をはじめます
初級編では、データを取得してエクセルシートに読み込むだけでした
中級編では、取得したデータを編集・加工していきます
このデータ編集・加工手法を身に付ければ、様々な箇所から集めた大量のデータを関数やVBAを使わないでも、サクッと一括処理ができるようになります!
次回から2回は、関数やVBAを使用した場合には作成に手間がかかりそうな表を サクッと2つの表を組み合わせるだけで作成する方法を紹介します
今回は、次の回から主に使用する技術の概要だけ紹介しておきます
イメージとしては下の図のようなことを行います
関数で言えば、VLOOKUP関数も同じような事ができますが、このPower Queryのマージには、VLOOKUP関数で処理する時と比べて次のようなメリットがあります
・他の表から抽出する項目が多く、データ自体が大量な場合
⇒ワンクリックで処理できる
・VLOOKUP関数の場合は参照する値の位置が左にないと使用できなかった
⇒位置は関係なく処理できる
ちなみに、Power Queryにて実際にマージを行う画面は、以下の画面になります
Power Query上では、2つの表を組み合わせた上での計算処理が、とても簡単に行えます
計算処理がもし±X÷を行う四則演算であれば、対象となる列を指定するだけで計算処理が行えます
SUMIFやSUMIFSなどの、関数であれば条件設定が伴う、少しややこしい計算も、下の図のような画面にて、直感的に計算処理が行えるようになっています
では次回から2回に分けて、1.クエリのマージ、2.計算処理を中心に解説を行って行きます!
こんにちは、Excellent仕事術のガッツ鶴岡です
前回は項目が違う2つのクエリをマージ(組み合わせ)ました。今回は、今回はあるクエリに、項目が同じだけど別のクエリを追加する方法を紹介します
加えて、実践的なPower Queryの活用方法として、ピポットテーブルとの連携方法も紹介します
ピボットテーブルは便利なのですが、取得元のデータに追加があった場合には少し面倒ですよね
例えば、売上の集計データを毎月報告するケースなどです
1月のデータに、2月のデータを足し、取得範囲を修正する・・・という処理が毎月続きます
今回紹介するクエリの追加機能とピボットテーブルを連携させれば、そんな悩みは一発で解決します!
解説する内容の概要ですが、下の図のようにサンプルファイルにある1月の売上データに、今回の解説の中心である「追加クエリ」機能を通じ、2月の売上を追加してピボットテーブルを新たに作成します
そして今回の次(中級編5日目)の回では、更に”追加クエリ”機能を通じて、ピボットテーブル側では特にデータ範囲の追加は行わないまま、3月の売上データを追加します
今回の解説の中心となる”追加クエリ”機能自体は特段難しいところはありません
ただし、追加クエリを行うパターンが以下の①②の2つに分かれる点は意識しておいてください
①と②の違いは、2つのクエリから新たなクエリーを生み出すか、そうでないかの違いになります
では、サンプルファイルをダウンロードしたら、具体的な解説に入りましょう
サンプルファイルの各シートが”各月”のデータになっています
画面上のデータタブから”テーブルまは範囲から”をクリックして、各シートのデータからクエリを作成しましょう
クエリ作成時は以下の2つを指定してください
➀読込先 ⇒接続専用
➁クエリ名 ⇒シート名
1.が終了したらシートの右側が、以下の画面のような状態になっているはずです
もし、”クエリと接続”が出ていない場合には、画面上のデータタブから”クエリと接続”をクリックしましょう
画面の状態が確認できたら、以下➀⁻③の処理を通じてクエリ_2020年1月にクエリ_2020年2月を追加します
前述の<今回のポイント>の①のパターン(⇒新しいクエリを作成)で追加処理を行います
クエリ上で右クリックをすると”追加”が選択できます
➀の処理を通じて追加画面が立ち上がったら、追加するテーブルを選択してOKボタンを押します
➁の後に、Power Queryエディターが立ち上がります
画面の右のプロパティでクエリーの名前を”売上データ”に変更したら、今度は画面右上で”閉じて次に読み込む”を選択します
次に”データのインポート”画面が立ち上がりますので、”ピボットテーブルレポート”を選択してください
ピボットテーブルの読込先を既存のシートにするか、新規のシートにするかを選択できますが、ここでは新規のシートを選択します
2つの選択処理を行い、OKボタンを押すと、1月と2月のデータが含まれたピボットテーブルが作成されます
2020年1月と2月の両方の月のデータが含まれていることが分かるように設定しましょう!
行ボックスに出荷日、値ボックスに金額をドラックします
行ボックスに”出荷日”とあわせて”月”も出現したら、出荷日は行ボックスから外しましょう(エクセルのバージョンによって多少、違いがある可能性があります)
そうしたら、以下のようなピボットテーブルになっているはずです
今回はあるクエリに別のクエリを追加する処理を行いました。この時には2つ方法があり、新たなクエリを作成する方法と、そうでない方法があるのですが、今回は前者で行いました。
また、クエリをPower Queryエディターから読み込む際に、読込先にピボットテーブルを選択しました
このようにPower Queryとピボットテーブルを連携させることで、ピボットテーブルの元データを自由に操作できるようになります
次回はPower Queryを通じて、ピボットテーブルに新たなデータを加えます
ピボットテーブルについては「ピボットテーブルの役割を変える」と題し、別途シリーズで記事を書いています
ぜひ、そちらもご参考にしてください