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【分析】RFM分析の「M」を集計してまとめる

RFM分析は顧客を3つの指標で分類して、顧客別に施策を講じる手法です

Recency  いつ?、Frequency  頻度?、Monetary  いくら?

今回は、上のMonetaryを顧客別に集計する方法を解説させて頂きます

そしてMonetaryを抽出した後、前々回前回の分析内容もまとめて整理します

Monetaryとは?

 顧客が「どのくらいの金額を使ってくれているのか?」を分析することは当然、重要なことです

今回は、データ内の顧客ID別に注文金額の総計を抽出します

使用するデータは前々回前回と同じく次のデータです

今回のポイント

 今回は、「前々回/Recency」と「前回/Frequency」に作成したクエリの内容を、「今回/Monetary」作成するクエリとともに、一つの「クエリ/まとめ」にまとめます

 今回の記事では、「まとめクエリ」を作成するにあたって2つのテクニックを活用します

1つ目は既に作成済みのクエリを参照・複製すること

2つ目はクエリの結合です

 Monetaryを抽出するにあたっては、シート上の元データから作業を始めるのでなく、Frequey/クエリを複製して活用します

 その後は、Recencyクエリを参照して他の「Frequency」と「Monetary」のクエリをまとめる「まとめクエリ」を作成します

 まとめクエリは「クエリの結合」の技術を使用して、「Frequeny」と「Monetary」の内容を抽出して紐づけます

Monetaryの抽出/クエリ作成

解説はPower Queryエディタ(以降エディタ)上からはじめます

まず、Frequencyのクエリを複製します

Frequencyクエリ上で右クリックして複製を選択します

複製されたクエリ上でF2キーを押し、名前を「Monetary」に変更します

複製されたクエリは適用したステップも複製されています(参照の場合は最終ステップが参照されているだけです)

上の画像の「グループ化された行」のステップを修正してMonetaryを抽出します

下の画像にて黄色にマークされた箇所をクリックします

開いたグループ化画面の各項目を修正します

新しい列名:頻度➡使用金額

操作:行数のカウント➡合計

:空欄➡注文金額

この際に、「並べ替えられた行」のステップは「頻度」という列がないためにエラーになりますので削除しておきましょう

エラーの原因のステップが削除されれば、下の画像のように「使用金額」が抽出されています

まとめクエリを作成

まず、前々回作成したRecencyクエリを参照します

Recencyクエリの参照を行ったら、Frequencyクエリと同じ様にF2キーにてクエリ名を「まとめ」に変更しましょう

 なお、Recencyについては、最終注文日でなく経過日(集計期間・最終日-最終注文日)をまとめる項目として使用します

 では、ここから2つのクエリを「クエリの結合」を通じて、「頻度」「使用金額」を紐づけます

 上の画像のように「顧客ID」を共通のキーにして紐づけ(結合)を行って行きます

<まとめ>

 今回は、RFM分析のMonetaryを抽出した上で前々回、前回のクエリ内容を紐づけました

Monetaryを抽出する上では、「複製」を使用しました

 そして複製したクエリの「グループ化」の内容を変更することによりMonetaryを抽出しました

そして最後は、顧客IDをキーにして「クエリの結合」をおこないました

 今回の解説ではRecency、Frequency、Monetaryをまとめただけですが、実際にまとめた内容を分析する上では、もう少し工夫が必要です

 RecencyやFrequency、Monetaryを更にグループ化して、グループ毎の違いを分析できるようにすべきです

この辺りはまた、別途、記事を書きたいと思います 

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クエリの複製、参照、そしてコピーとの違い~

 クエリを右クリックしたときに出てくる「複製」と「参照」そして「コピー」、この3つは何が違うのか?と不思議に思ったことはありませんか?

 このブログでは、中級編/クエリのマージの解説の中で「参照」の方は登場しました

では、複製はどのような時に使用するのでしょうか?

そしてコピーは?

上の3つはどちらもある種「既存クエリ」のコピーです

但し、この3つには明確な違いがあります

 この3つの違いをきちんと理解しておくと「既存クエリ」の活用の仕方がかなり効率的になります!

 この「複製」と「参照」の違いを理解し易くするため、次の画像のデータから「元クエリ」*という名前のクエリを事前に作成します

 *コピーは別のクエリで解説します

元データ

 「元クエリ」はPower Queryエディタ(以降エディタ)にて、次の画像のように「トラック」でフィルターをかけています

元クエリ

ですから、適用したステップは次の画像のように3つになります

適用したステップ

ではこの「元クエリ」を元にして「複製」と「参照」の違いを解説します

コピーについては、前述のように別のクエリで解説します

複製

では「元クエリ」の上で右クリックして「複製」を行います

元クエリ

開いたエディタで「適用したステップ」を確認します

適用したステップ

適用したステップは3つあり、「元クエリ」と変わりません

 ですので、上の画像の最後のステップを修正して、フィルターを「トラック」から「軽自動車」に変えることもできます

行のフィルター

元のクエリを一部変えるだけで活用したい場合には「複製」するのが便利です

参照

では今度は、参照を行います

元クエリ

開いたエディタの適用したステップを確認します

適用したステップ

上の画像のように適用したステップには最初のステップだけです

つまり、データソースとして参照元の最終ステップを参照しています

上の図は参照したクエリですが、既に「トラック」でフィルターされています

後、数式バーにははっきり参照元が「元クエリ」となっています

既存のクエリをそのまま活用していきたい場合には「参照」が便利です

コピー

最後にコピーについて解説します

コピーについては、違うクエリで解説します

 上の画像の「売上集計」クエリは、「商品台帳クエリ」「売上台帳クエリ」などのクエリと依存関係(他のクエリをマージ)になっています

 他のクエリと依存関係になっているクエリをコピーして貼り付けると、依存関係にあるクエリも下の図のように一緒にコピーされます

依存関係にあるクエリがなければ、前述の複製と機能は同じです

<まとめ>

今回は、「複製」と「参照」そして「コピー」の違いについて解説しました

両方ともクエリをある種「コピー」するという点では一緒です

違うのはコピーされるステップです

複製 最後のステップまでコピー

参照 ⇒参照元の最終ステップをデータソースとして参照 

コピー⇒依存関係(マージされている)にあるクエリがあれば、そちらもコピー

 この3つの違いを意識しながら、既存クエリを活用する目的にあわせてうまく使い分けしましょう!

今回は以上です!

最後までこの記事をお読み下さり、誠にありがとうございました!

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