エクセルマクロ(VBA)をもっと広めるにはどうしたらいいかを考えて作成したのが、この親子でも楽しめる「めいろゲームです」。これまでも紹介してきたアニメーションマクロを取り混ぜながら作成してあります【無料ダウンロード】。

3つの迷路に取り組むなかで、プログラミングの基本である「繰り返し処理」をゲームをしながら体感できるようになっています
これからプログラミング学習を始めるお子様も楽しめるように意識して作成してあります
このゲームを作成するに当たっては、こちらのサイトに大いに刺激を受けました
フェイスブックの創設者、ザッカーバーグも登場するキッズ用のプログラミング学習ゲームサイトです
ザッカーバーグが前述のゲームサイトでこう言っています
「コンピューターが本当に得意のことのひとつは、コマンドを繰り返すこと」
まさにITの本質だと思います
我々の今の生活に欠かせないコンピューターですが、「繰り返し処理」がなければ我々の今の生活レベルは違ったものになっています
逆に言えば、「繰り返し処理」さえ理解すればITの本質を相当カバーできます
また、この「めいろゲーム」ではエクセルのコードが1部ですが表示されます
・ゲームを行っている際中

・ゲームをクリアーした後

プログラミングの上達のコツの一つは、コードに慣れることです
このゲームを通じて、簡単なコードでもいいので「慣れ」を感じて頂けると嬉しいです!
表示されるコードについて、概要を以下に解説します
・ ActiveCell.Offset(1, 0).Activate
これは、カーソルの位置を「下に1つ移動する」という意味になります
通常、エクセルのセルの位置は「A8」「C2」という形で表現されます
まず「列位置(A~)」があり、次に「行位置」が表現されています
実は、エクセルではR1C1という形で「行位置」「列位置」の順番にてセル位置を表現する方法があります(R➡Row、c➡Column)
つまり(行位置,列位置)という型式にて、あるセル位置を基準にして行列位置を完全に定量化して表現する方法が可能です
ちなみに列位置を一つ右へ移動する場合には、次のコードを書きます
ActiveCell.Offset(0, 1).Activate
・For文(For~Next)
ForとNextに書かれたコードを繰り返し実行します
繰り返す回数は「For A = B to C Step D」という形で表現されます
・Do Until文
ある条件を満たすまで、Do UntilとLoopの間のコードを実行します
次に操作について概要を解説します
めいろ1~3までシートが分かれていますが、それぞれのシートでの操作はほぼ一緒です
コードを表示させたくない時には、次の画面で非表示も選択できます

・コード記入画面
コードはリストで選択します

・各種ボタン
「スタート」ボタンを押すと記入されたコードに従って、ペンギンが動き出す仕組みです
「やりなおす」ボタンを押すと、コード等がリセットされます
「やりかた」ボタンを押すと、ゲームの解説が表示されます

・めいろ1
記入されたコードを上から順に実行していきます
・めいろ2
めいろ1のコードの内容を、プログラミングの構文で言えばFor~Next文で集約する内容になっています
*実際にFor文を書くことはありません
・めいろ3
めいろ1と2はかなり簡単ですが、3は少しトリッキーな内容も入れています
プログラミングの構文で言えばDo Until~文で繰り返す内容になっています
*実際にDo Until文を書くことはありません
ゲームは次のアイコンからダウンロードできます

注意事項を書いたシートがあるので、そちらは事前にご確認ください
ぜひ、プログラミング自体を楽しんでみてください!


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