【Power Automateはここを知っておくだけでも大分違いがでる】
私も最初、Power Automateはなんでこんなことができないの?と思っていました
実は3点リーダーにPower Automateの操作の秘訣があります!
目次
3点リーダーとは?
ここで言う3点リーダーとは各アクションの右の箇所にある「・・・」です

なお、アクションの種類によって内容が変わる箇所があることを事前にお伝えしておきます
コピー機能
Power Automateを使っていて「エクセルのようにアクションをコピーできないか?」と思ったことがある方もいらっしゃると思います

これは3点リーダーの「クリップボードにコピー」から行います
ここからが分かりにくいです
次の操作は「貼り付け」ではなくアクションの追加になります

そうすると次の画面になります

ここに「自分のクリップボード」というのがあります
ここで貼り付けたいアクションを選択します
これで該当箇所にアクションが追加されます

一般的なコピーを行うフローと違うのでわかりにくいと思います
ただ、過去にコピーしたものが残るので「使いまわしていける」メリットもあります
回数(行数)制限
Power Automateを使用していると「あれ?途中で終わった」ということがよくあると思います
ここからの説明は「ライセンスの問題」とは切り分けて受け取りをお願いしたいのですが、3点リーダーの箇所を直せば変わることがあります

上の画像の設定をクリックすると以下のような画面が出てきます

黄色の箇所に適正値にして、左上を「オン」にすれば上限数が拡大します
これはアクションやライセンスによって違うので、あくまで「こんな箇所で上限数が直せる」と認識して頂ければ幸いです
タイムアウト
これまたよくある問題だと思いますが、Power Automateのフローをテストしていてタイムアウトしてしまうことがあります。ただ実際にはフローが動いていたりします
この場合はタイムアウトの設定を3点リーダーから変えると解決することがあります

PT30Mで30分になり、P2Dで2日、P1Wで1週間になります
つまり、Pの後に数と時間の単位を指定します
参照アクションの解析
ここが一番紹介したいところなのですが、Power Automateを使用していると「このアクションはどのアクションを参照しているの?」となることがあります
以下が典型的な例です

「出力ってあるけど、どのアクションの出力?」となってしまいます
この時は3点リーダーからコードのプレビューを指定します

そうすると、コードでの参照を行うことができます

上の画像に「from」「@outputs(‘作成_2’)」とあります
これは作成_2アクションを参照しているという意味になります

ちなみに作成 2という風にアクション名にスペースが入っている場合は_が自動的に入ります
これで、参照先が分からなくて迷子になることはありません
<まとめ>
今回はPower Automateの3点リーダーの便利機能について解説しました
知っているのと知らないのでは大分差がつくので、ぜひご活用ください
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