【静から動へ!Power BIを活用して簡単・手軽にデータを分析可視化できるダッシュボードを作成しよう!】
これまでこの初級編で「データ取得」「データ変換」「リレーション作成」を行いました。ここから実際にグラフなどのコンテンツを作成していきますが、まだもう少し準備作業があります
![](https://analytic-vba.com/wp/wp-content/uploads/2021/11/image-153.png)
データ管理画面での準備作業
レポート画面にて各データをどのように使うかどうかについては、これから解説するデータ管理画面の「列ツール」で登録を行う必要があります
地域
今回の初級では、下の画像のような都道府県別の地図グラフも作成しますので「列ツール」で登録が必要な事項があります
![](https://analytic-vba.com/wp/wp-content/uploads/2021/11/image-155.png)
この地図グラフは都道府県の区分データを使用します
![](https://analytic-vba.com/wp/wp-content/uploads/2021/11/image-154.png)
この場合は上記の画像のように、このデータは「都道府県の区分データとして使用します」ということをプロパティ画面で登録する必要があります
こちらの作業はデータ管理画面の列ツールで行えます
![](https://analytic-vba.com/wp/wp-content/uploads/2021/11/image-157-644x77.png)
プロパティ画面は分かりにくいですが「・・・」をクリックすると表示されます
合計処理等
まさにこの辺りはピボットテーブルと同様なのですが、集計方法を必要に応じて選択することができます
![](https://analytic-vba.com/wp/wp-content/uploads/2021/11/image-158.png)
桁区切りなどもこの列ツールで行えます
![](https://analytic-vba.com/wp/wp-content/uploads/2021/11/d678746009cca76d3f61e7d09e4a3427.gif)
グラフ作成
ではデータの方の準備が整ったので、実際にレポート画面でグラフを作成します
視覚化の箇所で横棒をクリックしてみてください
![](https://analytic-vba.com/wp/wp-content/uploads/2021/11/image-159.png)
すると、次の様なボックスが表示されます
![](https://analytic-vba.com/wp/wp-content/uploads/2021/11/image-162-644x197.png)
一方で「視覚化」の下に、データを配置する画面の表示も見えるはずです
![](https://analytic-vba.com/wp/wp-content/uploads/2021/11/image-163.png)
上の画面の黄色の印の箇所に、データを配置します
![](https://analytic-vba.com/wp/wp-content/uploads/2021/11/3366b238a7ddd501526806434cc7ecc4.gif)
グラフの表示・調整
ここからが特にエクセルでのグラフ作成と違う箇所です
今回はデータラベルの表示だけを行ってみます
グラフの表示調整は、データを配置した箇所の表示を切り替えて行います
![](https://analytic-vba.com/wp/wp-content/uploads/2021/11/363c153ee37cf741f682ac5926c403fe.gif)
上の画像の画面を下にスクロールしていくと、データラベルの表示があります
こちらをオフからオンに変えましょう!
![](https://analytic-vba.com/wp/wp-content/uploads/2021/11/image-164.png)
すると、データラベルが表示されます
![](https://analytic-vba.com/wp/wp-content/uploads/2021/11/image-165.png)
<まとめ>
今回は、データ管理画面の「列ツール」でグラフを作成するための必要な登録を行った後、グラフを実際に作成しました
改めて感じるのは、Power BIの機能の多さです
Power BIを触りはじめて最初は戸惑うかもしれません
でも機能が多いということは「便利」ということなのです
基本的には直感的な操作で処理が行えるようになっているので、ぜひ手を動かして慣れていきましょう!