VBA、関数も要らずの入力フォーム

 入力フォームをエクセルで作成するというと、VBAでユーザーフォームを作成することをイメージされる方が多いと思います。

実は、VBAも関数も必要としない、お手軽な入力フォームをワンクリックで作成方法があります。しかも、この入力フォームは検索機能つきなんです!

 今回は、フォームコマンドを使った入力フォームを紹介します!

1.フォームコマンドをクイックアクセスツールバーに追加する

 まず、ファイルタブ⇒オプション⇒クイックアクセスツールバーの順でクリックして、クイックアクセスツールバーに新たなコマンドを追加する画面をあげます。

 リボンにないコマンドから、”フォーム”を見つけたら、このフォームを追加しましょう!

2.データ上で”フォーム”をクリックする

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 データ上で”フォーム”をクリックすると、下の画像のように、フォームが自動的に立ち上がります。

 フォーム上に既にあるデータが表示されます。それぞれの値を変えたい場合にはテキストボックス上で変更処理を行います。

 新規にデータ行を追加したい場合には右上の新規ボタンを押します。

 右上に”新しいレコード”と表示されるので、各テキストボックスに値を入力します。テキストボックスの内、1つでも値を入力してエンターボタンを押すと新規にデータが追加されます。


 この入力フォームは、手軽に作成できますが、本当によくできていて、検索なんかも行えます。しかも、検索条件をクリアしたり、前回指定した検索条件を元に戻す機能もついています。

 検索条件の画面から元のフォームに戻したかったら、右下のフォームボタンを押せばもとのフォームに戻ります。

 まさか、エクセルにこんなフォーム機能があると思いませんでした。本当にエクセルって奥深いですね!

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