今回は3番目の迷路に取り組みます。今回のテーマは「セル変更」です
セル変更と聞くと、何をイメージしますか?
セルの中の値でしょうか?こちらが一般的ですね。でもフォントの大きさや色などの変更もセル変更には違いないですよね
VBAコードを書く際、セルが操作対象の場合にはセルの「何」を「どのように変えるか」を明確に指定する必要があります
今回はセルという操作対象の値を変えたり、フォントのサイズを変えたりするVBAコードに触れて、VBAコードの作法に慣れていきましょう!
目次
めいろ3を動かしてみる
今回、オバケをつかまえるのに書くコードはわずか2コードだけです!
右に行くか、下に行くかそれだけです
オバケをつかまえるまで、このコードをひたすら繰り返します
では、何を基準にして「オバケをつかまえた」とするのでしょうか?
それはカーソルの位置でしょうか?こちらはぜひ、事前に想像してみておいてください
ペンギンのサイズ
1回目の時に「.」は「~の」という風に解釈してみてくださいという記事を書きました
今回はこの点を深堀しつつ、「=」を使って「~に変える」という操作にも注目してみましょう!
さて、
めいろ3を実際に動かしてみると、ペンギンが小さくなったり大きくなったりします
こちらはセルのフォントを変更している訳ですが、表示されるコードに注目してみましょう!
Selection.Font.Size = 14
Selection.Font.Size = 20
こちらの2つのコードは「Selection/選択個所」の「フォント」の「サイズ」を「14/20に変える」
そんな風に解釈してください
オバケをつかまえる
めいろ3を動かして、オバケの手前までくると、下の画像のようなメッセージがでます
Valueについては中味、もしくは値を解釈してみてください
ちなみにSelection.Offset(0,1)は「選択個所」の「一つ右」という意味です
つまり、一つ動いた先のセルの中味/値がオバケの場合に「オバケをつかまえた」ということでこのゲームは動いているのです
下の画像がオバケをつかまえた際に出てくるコード一覧です
黄色の箇所に注目して頂きたいのですが、「選択個所の値」と「オバケがいるセルの値」が等しくなるまで(Do Until)2つのコードを繰り返すという意味になっています
<まとめ>
今回は、めいろ3を通じて「.」と「=」の使い方に慣れて頂きたいと思いました。この「.」と「=」の使い方を理解することは、マクロ/VBAのマスターへのかなりの近道になるはずです。
次回は実際に「.」と「=」を使ってコードを書いてみましょう
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