Power Automate Desktop逆引き辞典~Excel~

Microsoft社の無料RPA・Power Automate Desktopのアクションの中から、Excelのアクションを紹介します

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ファイルを開く

アクション名称:Excelの起動

新規や既存のエクセルファイルを開けます

パラメーターの選択

Excelの起動

新規のファイルと既存のファイルの両方を指定できます

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次のドキュメントを開く➡ドキュメントパス

開く既存のファイルを指定できます

インスタンスを表示する

開いたファイルの表示・非表示を指定できます

セルの値の抽出(単一セル)

アクション名称:Excelワークシートからの読み取り

 上記のようにアクションを設定した場合には、開いたファイルの「選択したシート」の「3列目」「3行目」のセルの値を抽出して、変数/ExcelDataに格納します

ちなみに、開いたファイルの選択したシートは次の画像の内容です

パラメーターの選択

Excelインスタンス

通常は開いたファイルが自動設定されます

下の画像はファイルを開いたアクションの画像です

「生成された変数」はExcelinstanceにて設定されています。こちらの変数が自動設定されます

取得

単一のセルの値を設定します

先頭列・先頭行

セルの位置の列と行を設定します

サンプル

実際に使用する時には1行目のフォルダ指定を変えてください

セル範囲の抽出(複数セル)

アクション名称:Excelワークシートからの読み取り

上記のように設定した場合には、2列目2行目のセルから3列目8行目までのデータを抽出します

抽出した内容は変数/ExcelDataに格納されます

パラメーターの選択

Excelインスタンス

セルの値の抽出(単一セル)参照

取得

「セル範囲の値」を設定します

先頭列~最終行

取得する範囲を設定します

詳細➡範囲の最初の行に列名が含まれます

選択した範囲の1行目を見出しにする場合は「オン」にします

セルへの入力

アクション名称:Excelワークシートに書き込み

パラメーターの選択

Excelインスタンス

セルの値の抽出(単一セル)参照

書き込む値

セルに入力する値を設定します(上の画像では変数を入力値に設定しています)

書き込むモード

入力するセル位置を指定する方法か、カーソルがある位置に入力する方法いずれかを指定できます

列~行

書き込むモードを「指定したセル上」と指定した場合にセル位置を設定します

セル範囲の選択

アクション名称:Excelワークシート内のセルの選択

パラメーターの選択

Excelインスタンス

セルの値の抽出(単一セル)参照

選択

通常は絶対位置で指定したセルで問題ありません。もう一つ相対位置で指定する方法があります(エクセル関数のOFFSET関数と同じ様な機能です)

先頭行~最終行

セル範囲を設定します

サンプル

新たなワークシートの挿入

アクション名称:新しいワークシートの追加

パラメーターの選択

Excelインスタンス

セルの値の抽出(単一セル)参照

新しいワークシート名

挿入するワークシートの名称を設定します

名前を付けてワークシートを追加

新たなワークシートを既存のワークシートの後に挿入するか、前に挿入するかを設定します

サンプル

作業するワークシートの選択

アクション名称:アクティブなExcelワークシートの選択

パラメーターの選択

Excelインスタンス

セルの値の抽出(単一セル)参照

次と共にワークシートをアクティブ化

選択するワークシートを「名前:シート名」か「左からの位置:インデックス」で指定するかを設定します

ワークシート名/ワークシート インデックス

名前で指定した場合には「シート名」、インデックスで指定した場合は「左からの位置」を設定します

サンプル

セルへの値の書込み

アクション名:Excelワークシートに書き込み

下のGIF画像では、ダイアログボックスに入力した値をエクセルシートの2行目2列目に入力しています

パラメーターの選択

Excelインスタンス

セルの値の抽出(単一セル)参照

書き込む値

変数を選択、もしくは直接値を設定します

書き込むモード

「指定したセル上」もしくは「現在のアクティブなセル上/カーソルの選択位置」を設定します

*「指定したセル上」を選択した場合には下の欄でセル位置を指定します

値を書き込むセルの列位置を設定します

値を書き込むセルの行位置を設定します

サンプル

最終行+1行の行位置取得

アクション名:Excelワークシートから列における最初の空の行を取得

 下のGIF画像では、このアクションでA列の最終行+1行の行位置を取得して変数に格納し、メッセージボックスで変数の値を表示しています

パラメーターの選択

Excelインスタンス

セルの値の抽出(単一セル)参照

最終行+1行の位置を取得する列を設定します

サンプル

最終行+1行、最終列+1列の行列・位置取得

アクション名:Excelワークシートから最初の空の列や行を取得

最終行+1行の位置取得を参照

パラメーターの選択

Excelインスタンス

セルの値の抽出(単一セル)参照

Excelマクロの実行

このアクションでは、エクセルファイル内のマクロを「マクロ名」で指定して実行することができます

マクロ実行時には、マクロに引数を渡すこともできます

下のGIF画像ではダイアログボックスに入力されたメッセージをまず変数:UserInputに格納しています

その後、エクセルファイルを起動した後に、メッセージを表示するマクロ(マクロ名:test)を実行します

その際に、マクロ名:testに引数/UserInputを渡しています

メッセージ表示しているのは、RPAでダイアログボックスに入力した変数の内容です

上のGIF画像で実行したマクロは以下の画像の内容になっています

パラメーターの選択

Excelインスタンス

セルの値の抽出(単一セル)参照

マクロ

マクロ名;引数1;引数2・・・の形で実行するマクロと引数を指定できます

サンプル

ファイル位置を指定し直す必要があります

*テキスト/RPAコードと実行するマクロを含むエクセルファイルを添付しています


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