本題に入る前に、サンプルをダウンロードした上で、前回の演習を行った結果、今の状態はどうなっていますか?
前回は棒グラフを作成した際、3つの棒グラフそれぞれに違う色が付いていました。そして、3つの色種類を”グラフのデザインタブ”を使用して1種類にしました
色種類をシンプルにしたら、次に目盛り線に頼らずにグラフをシンプルにする方法を解説します
目盛り線を使うということは、グラフを見る人に目盛り線を通じて軸に表示されている値を参照してもらうということです
これでは、一目でグラフの意味が理解できるということになりません!
ですので、今回は目盛線を使用しないでグラフの持つ意味が伝わるようにするため、以下のことを行っていただきます
<今回行うこと>
1.グラフをコピーして2つ作成しておきます
(コピーする理由は後の回で説明します)
2.グラフの下に直接値を表示する
1.グラフをコピーして2つ作成しておきます
(コピーする理由は後の回で説明します)
このグラフを2つ作成しておく理由は後の回で解説します
2.グラフの下に直接値を表示する
では次に演習シートのB列に列を追加してください
➀列を追加したら、B列には以下のような数式を打ち込み、4行目までコピーしましょう!この数式を反映した文字がグラフの下に表示されます
【=”実績” & C2】
、
➁そして、グラフ(片方)のデータ範囲(A1:E4)を指定し直しましょう
次のようになりましたでしょうか?
グラフの下に実績の値が表示されているのを確認したら、目盛線も軸の表示も消してしまいましょう!
目盛線は直接、Deleteしても大丈夫です(軸ラベルは後で値を調整する可能性があります)
そして、グラフ上のタイトルも消してしまえば、下のようにグラフがシンプルになっているはずです
もし、実績の値が1000を超えていてカンマ区切りにしたい場合には、数字式にTEXT関数を使用してください(=TEXT(C2,”#,##0″))
<まとめ>
今回は、数式を使用してグラフの下に棒グラフの値を表示することで目盛線を通じて軸の値を参照しなくても一目で棒グラフの持つ値が伝えられるようにしました。
では、次回からグラフの形を実際に変えていきましょう!
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