タグ別アーカイブ: エクセルグラフ

中学数学⁻三角比

昔、中学で習った数学の問題です

以下のグラフの針は散布図で動いています

果たして、Xの値③に設定されるのは、SINの関数から算出される値でしょうか?

それともCOSの関数から算出される値でしょうか?

ちなみに斜辺の長さは1です!

ヒントはグラフは時計回りになっていることです!

正解はSINです

反時計回りであれば底辺を求めるCOSです

出典:
https://yarinaosinosansu.nomaki.jp/sankakuhi2/index.html

ところが、今回は時計回りなので反対の対辺を求めるSINになります

解答を検証したい方は以下のサンプルをダウンロードしてください

サンプルには以下のスピードメーターグラフのテンプレートも同じく含まれています

スピードメーターグラフについて詳しく知りたい方はこちら

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スピードメーターグラフ_テンプレート(散布図使用)

 これまで2回、スピードメーターグラフの添付レートを紹介してきました
1度目は円グラフを組み合わせたもの、2度目はVBAを使用したものです

今回紹介するのは、メーターの針を散布図で作成したものです

ですので、円グラフで針を作成するよりリアルなメーターになっています

最小値と最大値も調整ができるので、数字をメリハリをつけて示すことができます

下の図では値は35%のままですが、最小値と最大値を変えているのでメーターの針の角度が変わっています

ちなみにメーターは最小値と最大値の間の外には動かないようになっていますのでその点は注意して使用してください

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日記:究極の連動型グラフ

よく会議に出ると”部門別”、”会社別”グラフなどのグラフが数多く並んでいるのを目にします。同じ形式のグラフが並んでいるだけですが、見る側にとっては小さくて見づらく、作成する方にとっては手間です。そこでスライサー―など、ある種の指定方法と連動して表示する値が変わるグラフなどが登場してくるわけですが、今回はこれまでと違った嗜好の連動型グラフを紹介します

今回紹介する連動型グラフはクリックしたり、何かテキストを入力することもなく、カーソルの置き場所を変えるだけでグラフで表示される値が変わります

今回は詳細な解説はできませんが、”ポイント”を3つだけに絞って概要を解説させて頂きます

************************************

1.HyperLink関数とマクロの連動

実は上のGIFの見出し(東京、大阪、名古屋)にはHyperLink関数が入力されています。

 HYPERLINK(名古屋())

このHyperLink関数からマクロを動かしています

ちなみにHyperLink関数はIFERROR関数(エラーが出た際の値を事前指定した値に置き換える関数)の中に組み込まれていますが、HyperLink関数単独の場合には以下の様な表示になります

2.マクロとグラフ・データ元の連動

1のマクロの中の記述にて[REGION]という見慣れない文字が出てきましたが、これはマクロと連動するグラフ・データ元の一部範囲の名前です

マクロでREGIONで名前管理された範囲の値(東京、大阪、名古屋)を書き換えるようになっています

下の画像で言えば黄色のハイライトが付いた”大阪”のセルのところです

更にHLOOKUP関数を使い、M4セル(名前)の値が書き換えられたら、上の画像の赤い矢印で示された値が左から参照されて表示されるようになっています

つまり、マクロを通じて➀名前の書換(地域指定)⇒②表の左から名前を通じて該当する値を参照⇒③グラフの元・データとして表示(下の画像の黄色の部分)するような仕組みになっています

3.条件付き書式により、見出し(東京、大阪、名古屋)の色を変える

2で出て来た名前(REGION)と連動して該当の見出しの色が変わるように条件付き書式のルールを設定します

***********************************

今回はポイントだけの説明になってしまいましたが、なかなか斬新な内容だったのではないかと思います

今回紹介した3つのポイントについては、連動型グラフに限らず、他の使い道も色々とあるのではないかと思います

ぜひ、自分なりの楽しい使い方を開発してみてください

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ABC分析をエクセル力で改善する7

前回の最後に予告したように、今回は、ABC分析のランク付けが量と質、双方の観点からどのようになっているのかが分かり易いグラフを作成します

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最初に、今回のグラフ作成にあたっての最大のポイントを解説します

下のGIFの右下に注目してください

Gif11

軸を反転させているのです!

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今回は反転に関して、追加で2つポイントを解説して終了します

1.第二軸を設定する

まずは棒グラフを作成します

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下の画像のように第二軸を指定します

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2.軸の範囲を第一軸と第二軸で揃える

第一軸、第二軸ともに-100%~100%で揃えましょう!

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今回は以上です!

次回からダッシュボード作成も絡めて実際にサンプルデータを使用してグラフを作成しましょう!
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ExcellentなDashboard作成演習#3 ~ボダン活用 3回目~

前回はこちらから

演習用&サンプルファイルはこちら↓

wpdm_package id=’1425′]

今回はオプションボタンを作成して番号を出力(表示する会社数が3なので1~3)するところまで行いましょう!

その前にシートの構成を解説しておきます

・Presentationシート:最終的にデータを表示ます

・計算シート:オプションボタンが出力する番号に従って、表示する内容を計算します

・Data

・画像

・その他(グラフなど)

つまり、Presentationシートで表示するまでに各シートで積み上げ作業を行っています

(サンプルシートの目次も参照して下さい)

そして、それぞれのシートの役割を統合するのに”キー”となるのがオプションボタンから出力される番号になります

今回は大きく分けて3つすることがあります

1.オプションボタンをPresentationシートに挿入する

2.オプションボタンから出力する番号の位置を設定する

3.オプションボタンの体裁を整える

1.オプションボタンをPresentationシートに挿入する

開発タブから挿入をクリックしましょう。すると”オプションボタン”が出てきます

2

そしたら、適当な位置でクリックしましょう

GIF1

2.オプションボタンから出力する番号の位置を設定する

ボタン上で右クリックしましょう

3

すると”書式設定”が出てくるのでクリックしましょう

4

次にリンクセルの↑をクリックすると、出力するセルを直接指定できます

5

3.オプションボタンの体裁を整える

オプションボタンで選択できる番号を1と2にするなら、ボタンは2個必要です。1~3なら3個です

ここでは3つボタンをシートに置きましょう

2回コピーしても構いません

6

ここから3つのボタンの”左右”、”上下”を調性して体裁を整えましょう

まずは、Ctrlボタンを押しながら3つオプションボタンを指定しましょう

7

次に書式タブから配置リボンをクリックしましょう

”左揃え”を指定すれば一番左のボタンに揃えて配置されます

GIF2

”上下に整列”を押すと再上下を基準に等間隔になります

GIF4

では4回目でまたお会いしましょう!
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エクセルで弾丸チャートを作成しよう 8回目

今回は前回に案内した通り、前年比と予算比を見やすく表示しましょう

キャプチャ37

本題に入る前に、今回使用するTEX関数とMAX関数を紹介します

まず、TEXT関数です。下記の形で使用します

=TEXT(データ、表示形式)

データのところで、セルなどを指定して、好きな表示に変換します

次にMAX関数です

シンプルに指定した範囲の中で最大のものを表示する、と覚えましょう

=MAX(引数、引数、引数・・・)

では本題です

まず、準備作業として、サンプルの演習シートで3つ列を挿入して”前年比”、”予算比”を下の画像のように、H列、I列にて算出しておきましょう

キャプチャ40

次にH2セルの値をTEXT関数で文字列に変換しましょう

キャプチャ41

何故”#,##0%”の形になるのか、という疑問を持つ方もいると思いますが、ここは割り切って覚えましょう!

H2セルが0%の形になりましたか?

次に&を使って”前年比”、”  | “、”予算比”、そしてI2セルも文字列に変換して組み合わせましょう

キャプチャ42

上記のようになりましたでしょうか?、上記のようになっていればG2セルの数式は

G3、G4にもコピーしておきましょう

そして、いよいよ文字列の組み合わせをデータラベルとして表示したいところですが、前回指摘した通り、グラフに重なることがないように工夫する必要があります

そこでF列にてMAX関数を使います

キャプチャ43

つまり、実績、前年、予算の3つのうち、一番高いものと同じグラフ(系列)を追加して、データラベルを追加するのです。

ここから2つ、作業があります

追加したグラフ(系列)は5回目で解説したのと同じ手法で見えなくしましょう(5回目では誤差範囲だけ表示してグラフ自体は非表示にしました。この回では詳細な説明は割愛します)

そして、表示を消したデータラベルの表示を行うのですが、2つの点を注意しましょう!

まず、データラベルの表示の仕方は”セルの値”を選択して、変換して組み合わせた文字列を範囲として選択しましょう!

キャプチャ44

 

そして、表示位置は”外側上”を指定しましょう

キャプチャ45

どうでしょう?こんな感じになりましたか?

キャプチャ37

これで完成です

最後に

隠れた注意点についてですが、変換して組み合わせた文字列(前年比#%・・・)は変なところで改行になっていたり、上のタイトルや凡例などとぶつかったりしないように下のような微調整はいれましょう

・フォントやデータラベルのオブジェクトの幅を調整する

・グラフの位置自体を調整する(通常、下に調整するのが無難)

ではまた次のテーマでお会いしましょう!

 

 

 

エクセルで弾丸チャートを作成しよう 5回目

前回は、弾丸チャートの秘訣、ⅰ)グラフを重ねる、ⅱ)グラフ種類変更、ⅲ)誤差範囲、を中心に解説しました

今回は前回実績のグラフ種類を変更した上で、誤差範囲機能により、以下の画像の状態まで作成します

キャプチャ24

つまり、”前期の数字”を真ん中にある棒の形にするのです!

ちなみに、グラフは下のように重なっていますか?

重なっていない方は前回を参照してくださいキャプチャ12

<今回行うこと>

ここから2つのことを行い、前年の実績を上の画像のような棒にします

1.折れ線グラフに変更してグラフが”見えないようにする”

2.誤差範囲を棒に見えるようにします

ではまず、1からはじめましょう!

ちなみにサンプルは↓から!

1.折れ線グラフに変更してグラフが”見えないようにする”

キャプチャ16

グラフ上で右クリックして”系列グラフの種類の変更”を選択しましょう

そして、上の画像のように”前年”のグラフを集合縦棒から”マーカー付き折れ線グラフ”に変更しましょう

そしたら、こんな感じになりましたか?

キャプチャ22

次に”前年”の”折れ線グラフ”のa:マーカーとb:線を見えなくしましょう

キャプチャ25

ここからが、本番です。2番目の誤差範囲の機能で棒を作り出します

2.誤差範囲を棒に見えるようにします

1で前期実績を折れ線グラグに変えた上で、見えないようにしました

次に折れ線グラフ上にカーソルを置いたまま、グラフ右上の”+”を押しましょう!すると誤差範囲を選べるようになります

キャプチャ21

誤差範囲を指定したら、さらに”その他のオプション”をクリックしましょう

その後、誤差範囲の書式を3つ変えましょう

方向、終点のスタイル、誤差範囲です

画像のまま変えてください

キャプチャ26

すると以下のようになりましたでしょうか?

キャプチャ27

そしたら、誤差範囲を修正することで作成した棒の太さを変えましょう

キャプチャ28

幅を13ptぐらいにしたら、以下の様な感じになると思います

キャプチャ24

<まとめ>

グラフ種類を変更した上で、グラフを見えなくしたうえで、他の用途に使用するテクニックはグラフを見やすくするためによく出てくるテクニックですので、今回を機会にぜひ慣れてください!

後、誤差範囲は滅多に使う機会がないですが、上記のように使うと結構便利です!

ではまた次回

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エクセルで弾丸チャートを作成しよう 4回目

前回は目盛線を削除し、棒グラフの下に直接、値を表示して、一目で棒グラフの値が分かるようにしました

今回は、グラフの形を変える前準備を行うのですが、その前に今回の弾丸チャートの形の秘訣について3つ解説します

ⅰ)グラグを3つ重ねています

グラフを重なることで、上のGIFの左側のグラフのように、それぞれのグラフに目を移しながら比較しなくても、一目で各グラフの値の違いが分かるようにしてます

ⅱ)違う種類のグラフを重ねています

実は見た目では分かりませんが、それぞれ違う種類のグラフを重ねています

ⅲ)誤差範囲を使用しています

読者の皆さんは聞きなれないと思いますが、株価の上下動を分かり易くするため、誤差範囲という機能がエクセルのグラフにあるんです

<今回行うこと>

今回、実践して頂くのは1グラフを重ねることだけです。後は次回の下準備として2つのテクニックの解説を行います

では、実際にグラフの棒を重ねましょう!

グラフの棒のどれかにカーソルを置いたまま、右クリックしましょう

キャプチャ10

そして、データ系列の書式設定を選択しましょう!

キャプチャ11

以上の画面が表示されたら、系列の重なりを”100%”、完全に重なるようにしましょう!

キャプチャ12

上記のような形になりましたでしょうか?

ここから先、次回からは主に2つのテクニックを使います

➀グラフ種類の変更

1つはグラフ種類を変更しつつ、必要部分だけを表示するテクニックです

キャプチャ13

キャプチャ14

➁誤差範囲

2つ目は誤差範囲です

キャプチャ15

誤差範囲(上下5%範囲など指定できる)を使う機会は少ないと思いますが、魅せるグラフを作るにはとっておきの道具です。この誤差範囲を使用して前年実績の形を変えています

<まとめ>

エクセルには日本ではまだあまり使用されていない便利機能がまだまだあります。ⅰ)グラフを重ねる、ⅱ)グラフの種類を変える、ⅲ)誤差範囲、なんかは典型的な事例だと思います。弾丸グラフの形を見て、”とても難しそう”と思った方も”もしかして簡単にできるのでは?”と思えてきたのでないでしょうか!

では次回はいよいよ前年実績の形を変えましょう!

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エクセルで弾丸チャートを作成しよう 3回目

 本題に入る前に、サンプルをダウンロードした上で、前回の演習を行った結果、今の状態はどうなっていますか?

 前回は棒グラフを作成した際、3つの棒グラフそれぞれに違う色が付いていました。そして、3つの色種類を”グラフのデザインタブ”を使用して1種類にしました

キャプチャ4

 色種類をシンプルにしたら、次に目盛り線に頼らずにグラフをシンプルにする方法を解説します 

 目盛り線を使うということは、グラフを見る人に目盛り線を通じて軸に表示されている値を参照してもらうということです

これでは、一目でグラフの意味が理解できるということになりません!

ですので、今回は目盛線を使用しないでグラフの持つ意味が伝わるようにするため、以下のことを行っていただきます

<今回行うこと>

1.グラフをコピーして2つ作成しておきます

 (コピーする理由は後の回で説明します)

2.グラフの下に直接値を表示する

1.グラフをコピーして2つ作成しておきます

 (コピーする理由は後の回で説明します)

このグラフを2つ作成しておく理由は後の回で解説します

2.グラフの下に直接値を表示する

では次に演習シートのB列に列を追加してください

➀列を追加したら、B列には以下のような数式を打ち込み、4行目までコピーしましょう!この数式を反映した文字がグラフの下に表示されます

 【=”実績” & C2】

キャプチャ5

➁そして、グラフ(片方)のデータ範囲(A1:E4)を指定し直しましょう

次のようになりましたでしょうか?

キャプチャ6

グラフの下に実績の値が表示されているのを確認したら、目盛線も軸の表示も消してしまいましょう!

キャプチャ7

目盛線は直接、Deleteしても大丈夫です(軸ラベルは後で値を調整する可能性があります)

そして、グラフ上のタイトルも消してしまえば、下のようにグラフがシンプルになっているはずです

キャプチャ8

もし、実績の値が1000を超えていてカンマ区切りにしたい場合には、数字式にTEXT関数を使用してください(=TEXT(C2,”#,##0″))

<まとめ>

 今回は、数式を使用してグラフの下に棒グラフの値を表示することで目盛線を通じて軸の値を参照しなくても一目で棒グラフの持つ値が伝えられるようにしました。

では、次回からグラフの形を実際に変えていきましょう!

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エクセルで弾丸チャートを作成しよう 2回目

今回はグラフを見やすくする為の秘訣のひとつ、”色をシンプルにする”を中心に解説します

下のグラフには何色の色種類が使われていますか?実績、前年・グラフで使用する数字種類にあわせて実に5種類もの色種類が使われています。これでは情報が多すぎて、見る方は混乱します。

アイコン

理想は黒白で1種類、他に2種類ぐらいだと思います

種類を絞ったら色の濃淡で調整するのがいいでしょう!

<今回行うこと>

サンプルデータをもとにして棒グラフを作成したら、色種類を絞り込む便利技を解説します

1.棒グラフを作成する

2.色種類を絞り込む

では、演習に入りましょう

1.棒グラフを作成する

サンプルをダウンロードしたら、演習のデータをもとに棒グラフを作成してみてください

キャプチャ1

そしたら、以下のようになりませんか?

キャプチャ2

自働的に色種類が3種類できていますよね?

2.色種類を絞り込む

1で作成した棒グラフの色種類を一気に絞り込みます!

  グラフをクリックしながらデザインタブ⇒色の変更とすると”モノクロ”を選択できるようになります

これで、色の濃淡で数字の種類を表せるようにできます

<まとめ>

色の種類を多く使えば、使うほどグラフが分かり易くなると思っていた方もいらっしゃったかもしれませんが、実は、色種類は絞り込んだ方が見やすくなるんです。せっかくエクセルには色種類を絞り込む機能が備わっているので有効に活用しましょう!

では3回目では目盛り線に頼らない裏技を解説していきます
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