前回は目盛線を削除し、棒グラフの下に直接、値を表示して、一目で棒グラフの値が分かるようにしました
今回は、グラフの形を変える前準備を行うのですが、その前に今回の弾丸チャートの形の秘訣について3つ解説します
ⅰ)グラグを3つ重ねています
グラフを重なることで、上のGIFの左側のグラフのように、それぞれのグラフに目を移しながら比較しなくても、一目で各グラフの値の違いが分かるようにしてます
ⅱ)違う種類のグラフを重ねています
実は見た目では分かりませんが、それぞれ違う種類のグラフを重ねています
ⅲ)誤差範囲を使用しています
読者の皆さんは聞きなれないと思いますが、株価の上下動を分かり易くするため、誤差範囲という機能がエクセルのグラフにあるんです
<今回行うこと>
今回、実践して頂くのは1グラフを重ねることだけです。後は次回の下準備として2つのテクニックの解説を行います
では、実際にグラフの棒を重ねましょう!
グラフの棒のどれかにカーソルを置いたまま、右クリックしましょう
そして、データ系列の書式設定を選択しましょう!
以上の画面が表示されたら、系列の重なりを”100%”、完全に重なるようにしましょう!
上記のような形になりましたでしょうか?
ここから先、次回からは主に2つのテクニックを使います
➀グラフ種類の変更
1つはグラフ種類を変更しつつ、必要部分だけを表示するテクニックです
➁誤差範囲
2つ目は誤差範囲です
誤差範囲(上下5%範囲など指定できる)を使う機会は少ないと思いますが、魅せるグラフを作るにはとっておきの道具です。この誤差範囲を使用して前年実績の形を変えています
<まとめ>
エクセルには日本ではまだあまり使用されていない便利機能がまだまだあります。ⅰ)グラフを重ねる、ⅱ)グラフの種類を変える、ⅲ)誤差範囲、なんかは典型的な事例だと思います。弾丸グラフの形を見て、”とても難しそう”と思った方も”もしかして簡単にできるのでは?”と思えてきたのでないでしょうか!
では次回はいよいよ前年実績の形を変えましょう!
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