昨日、リリース済みのUdemy動画コース「Power Queryを極めたい人必見!!M関数講座」の無料勉強会を開催しました
参加して頂いた皆様には感謝の一言です!
今後の動画コースの内容、並びに、Power Queryの技術改善に多くの示唆を得ることができました!
今回の勉強会では2点「let式を使用した複数ステップの集約」「クエリの関数化」に絞ってお話させて頂きました
長いクエリの対策
Power Queryは便利なので、Power Queryに慣れてくるとどうしても適用したステップが長くなります
ステップが長くなると、後で見返してもどこがどうなっているのかわからなくなったりします
この点が、皆でPower Queryを共有して使う時にも問題となります
今回、日常的に業務でPower Queryを使用している参加者の皆さんと議論させて頂き「長いクエリ」への対策が必要なことがよく認識できました
そして「let式を使用した複数ステップの集約」の技術が長いクエリへの対策に役立つことも、参加者の皆さんに意見や感想をお聞きしてよく認識できました
下の画像のように、カスタム列作成画面でlet式を使用すれば複数ステップを1つのステップに集約することができます
しかも、コメントなども入れれば処理が複数ステップに分かれている場合よりもステップの意図がわかりやすくなります
let式の文法に慣れる必要がありますが、この方式を積極的に使えば、長くクエリをシンプルにわかりやすくできます
クエリの関数化
「販売単価の列」「生存原価の列」と「販売個数の列」を乗算し「利益を計算する列」を作成するなどのカステム関数はこのブログでも紹介しました
今回解説したのは、クエリ自体を関数化する方法です
通常のカスタム関数では各行にて1つの値(販売単価、製造原価、販売個数⇒利益)が出力されますが、クエリの関数化の場合には値の代わりにテーブルが算出されます
今回紹介したのは、ファイル内のテーブルを取得するクエリの関数化ですが、思った以上に使い道がありそうです
複数ファイルを取得するのは、フォルダ内の複数ファイルを取得する方法でも行えます
参加者からおききしたのですが、この方法だとクエリが重くなり、フォルダからファイルを幾つか抜き出すケースもあるそうです
確かにフォルダ内のファイル一括取得は便利ですが、日常業務では確かに頻発しそうな問題だと感じました
今回紹介したデータ取得するクエリの関数化ではフォルダ内のファイルを細分化して取得することができるので、クエリが重くなる可能性を低くできます
データ取得以外にもクエリの関数化の用途がありそうなので、今後も積極的に研究していきたいと思います
<まとめ>
今回は本当に貴重な意見をいくつもお聞きすることができました
今後もユーザーの方との交流しながら、自分自身のスキルアップを図っていきたいと思います
Udemyの動画も頂いた指摘を基にして修正を行っていきたいと思います
⇒Udemyの動画・詳細はこちらから
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