【静から動へ!Power BIを活用して簡単・手軽にデータを分析可視化できるダッシュボードを作成しよう!】
前回はPower BI Desktopにデータを取得しました。今回はデータ変換を3つ行います(変換種類は2つ)
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データ変換は、Power BI Desktopのレポート画面からPower Queryエディタ(以降エディタ)を開いて行います
本題に入る前に、Power BI Desktopの3つの画面とデータ変換内容について簡単に触れます
目次
各画面の内容とデータ変換内容
Power BI Desktop画面は次の3つの画面から構成されます
・レポート画面
・データ管理画面
・リレーション管理画面
レポート画面
Power BI Desktopにデータを取得した時に一番最初に出てくるのがレポート画面です
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データ管理画面
画面一番左に出ている3つのアイコンの真ん中をクリックすると、画面がデータ管理画面に遷移します
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こちらで取得したデータの中味が確認できます
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ここからデータ変換内容について触れます
ヘッダー
下の画像のように、取得した「地域マスタ」「顧客」は1行目をヘッダーに昇格する必要があります
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抽出
売上データについては「商品」列にて、記号:_の後の文字を抽出して「ABC」「DEF」という風に商品名を変更しましょう
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リレーション管理画面
こちらについては、次回の記事で触れたいと思います
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エディタでデータ変換
エディタ画面は、Power BI Desktopのホームタブから下の画像の「黄色の印の箇所」からクリックして開きます
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ヘッダー
「地域マスタ」と「顧客」データについては、データの1行目をヘッダーとして使用しますので、変換タブから「1行目をヘッダーとして使用」を選択します
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抽出
「売上データ」については商品列を変換しますので、変換タブの「抽出」を選択します
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次に表示された画面にて、区切り記号を「_」で指定します
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変換後の商品列は次の様になっています
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適用処理
通常のエディタと処理が違うのがここです
通常のエディタであれば読込処理を行いますが、Power BIでは「適用処理」となります
変換処理が終了したらこちらの処理を忘れないようにしてください
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<まとめ>
今回は、Power BI Desktopの画面からエディタ画面を開いて3つのデータ変換を行いました
Power BI Desktopにてデータを取得した際、通常のパワークエリと同様に型式の変換が行われています
データ取得をした際にこの型式の変換が走る点も、データを取得する際に「ちょっと処理が遅いな」と感じる要因の一つです
本来であれば、上記の3つの変換処理をエディタで行った後、そのままエディタ画面で「地域マスタ」「顧客」「売上データ」の3つのクエリをマージしたいところです
こちらについては次回解説を行いたいと思います
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