今回の記事ではエクセルのグラフ編でも紹介したワッフルチャートを、Power BIで作成する方法を解説します
![](https://analytic-vba.com/wp/wp-content/uploads/2023/04/3228a7346d11b06b39c957d53423b146.gif)
エクセルの場合だと、条件付き書式を使用して作成します
![](https://analytic-vba.com/wp/wp-content/uploads/2018/04/GIF8.gif)
Power BIの場合だと、エクセルと同じように個別の作りこみはできません
但し、エクセルよりはかなり楽に作成することができます
使用データ
![](https://analytic-vba.com/wp/wp-content/uploads/2023/04/image-38.png)
上の画像の商品別に「数量」での構成比を、商品別のワッフルで表現します
Waffle Chart(その他のビジュアル)
ワッフルチャートは、ビジュアルのビルドの下にある「三点リーダー」の「その他のビジュアルの取得」から取得します
![](https://analytic-vba.com/wp/wp-content/uploads/2023/04/image-40.png)
「その他のビジュアルの取得」の次の画面にて開いた画面で「Waffle」と検索します
![](https://analytic-vba.com/wp/wp-content/uploads/2023/04/image-41.png)
「Waffle」と検索すると「Waffle Chart」がレポートビュー画面に追加できるようになります
![](https://analytic-vba.com/wp/wp-content/uploads/2023/04/image-42.png)
メジャーの準備
取得した「Waffle Chart」を使用するには、「Waffle Chart」仕様のメジャーを作成する必要があります
「Waffle Chart」仕様と言っても構成率に100を乗じるだけです
![](https://analytic-vba.com/wp/wp-content/uploads/2023/04/image-43-644x48.png)
構成率 = DIVIDE(SUM(‘DAX1′[数量]),CALCULATE(SUM(‘DAX1′[数量]),All(‘DAX1′[商品])))*100
100を乗じないとかなり小さい数字がワッフルチャートに表示されますので注意が必要です
グラフの作成
では実際にグラフを作成してみます
![](https://analytic-vba.com/wp/wp-content/uploads/2023/04/image-44.png)
グラフの「Category Data」の欄には「商品」を配置します
![](https://analytic-vba.com/wp/wp-content/uploads/2023/04/image-47.png)
Valueは前述のメジャーを使用します
![](https://analytic-vba.com/wp/wp-content/uploads/2023/04/image-46.png)
これで完成です
![](https://analytic-vba.com/wp/wp-content/uploads/2023/04/image-48.png)
<まとめ>
今回は「その他のビジュアルの取得」から取得した「Waffle Chart」を使用して、ワッフルチャートを作成しました
使用するメジャーは100を乗じることが必要ですので、その点はご注意ください