明確な意図をもって色遣いしたグラフでも、白黒で印刷 するので、意図したものが台無しになることってありますよね。そんな時の為の工夫を3つ紹介します
1.色の濃淡でメリハリをつけて作成する
グラフを作るときから、色の濃淡をつけて作成しておけば、色黒で印刷してもあまり作成時と印象は変わりません
幸にもエクセルの最近のバージョンでは自動的に濃淡をつける機能があります
グラフをクリックすると右上に下のような筆マークが出てくるで、マークの右側の”色”をクリックします。
![](https://analytic-vba.com/wp/wp-content/uploads/2019/03/22.jpg)
すると、モノクロ柄が選べるようになります
![](https://analytic-vba.com/wp/wp-content/uploads/2019/03/23.jpg)
ちなみに、手作業で色の濃淡をつけようとしたら莫大な作業になってしまいます
2.凡例(系列)の違いを画像で表現する
色使いの違いの意図が凡例の違いを一目で分かるようにするものである場合、白黒で印刷するとどこか物足らないものになってしまうことがあります
そんな時には以下の画像のように”画像”の工夫を行うこともできます
![](https://analytic-vba.com/wp/wp-content/uploads/2019/03/26.jpg)
実は差し込みたい画像の上でCtrl+Cを押して、グラフ上でまたCtrl+Vを押すだけで画像をグラフに反映することができます
こちらの手法については詳細を別な記事で紹介していますので、ぜひご参考にしてください
3.グラフの形を統一してシンプルにする
たもに実績説明の場でこんなグラフを見ますが、白黒だととても理解できないものになってしまいます
![](https://analytic-vba.com/wp/wp-content/uploads/2019/03/25.jpg)
こんな時にはグラフの形を統一してシンプルにしましょう
下のグラフは折れ線グラフの部分をマーカーと誤差範囲を工夫してグラフの形を統一しています
![](https://analytic-vba.com/wp/wp-content/uploads/2019/03/キャプチャ47.jpg)
マーカーや補助線は実は魅せれる形にカスタマイズすることができるのです
![](https://analytic-vba.com/wp/wp-content/uploads/2018/02/キャプチャ30.jpg)
![](https://analytic-vba.com/wp/wp-content/uploads/2018/01/キャプチャ15.jpg)
こちらのグラフの作成の仕方・詳細については別な記事をぜひご参照ください
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