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グラフを内容に合わせた形で表示する~Infographic Designer~

【グラフは見た目の瞬発力が重要です!】

今回は、一目でグラフの内容がわかる「Infographhic Designer」を使ったグラフの作り方を解説します

実際にレポートを触ってみたいという方はこちらをクリックしてみてください⇒サイト

開いたWEBサイトで、実際にレポートを操作できます

Infographic Designerとは?

Power BI Desktop上で「その他のビジュアル」からダウンロードできます!

要はアドインです!

次に開く画面で「INFO」と検索すると出てきます

そして、こちらでダウンロードします

「追加する」をクリックしたら、レビュー画面でこちらをご確認ください

元データ

元データは下の画像のデータになります

このデータをPower BI Desktopに取り込んだ上で2種類のグラフを作成します

左側のグラフの作成

男女別の形の選択

Infographic designerをクリックしてビジュアルをページに挿入します

ビジュアルを挿入したら次のようにデータを配置します

・Category ⇒性別

・Measure ⇒売上金額

次にこちらのマークをクリックします

これでMark Designerという画面が開きます

この画面で実際にグラフの形が設定できます

次に、

こちらのマークをクリックします

すると、別な画面が開きます

こちらの画面でフィル―ルドを選択します

すると、性別に「形」を選択できるようになります

「形」は様々なものが選べます

今回は、Peopleから形を選びます

形を選択したら「Apply」することを忘れないようにしてください

Applyで設定を完了したら「Back」で前画面に戻ります

テキストの作成

では、ここからはテキストを作成します

テキストを挿入するには「Mark Designer」の上の「Insert text」をクリックします

ここから、下の画像の「Text」の中身を設定します

「Text」の横のマーク「Data-Binding On」をクリックすると設定画面に移ります

次の画面では「None」を他のフィールドに切り替えます

こちらでフィールドを設定し、Applyをクリックして設定を確定します

次に上の画像の「Back」で前の画面に戻ります

これで「Text」の中身が設定できたので、フォントサイズと位置を調整します

上の画像の調整ができたら完成です

ちなみに「Text」の設定から「グラフ自体」の設定に戻すにはこちらを操作します

Mark Designerを消すには、右上の×印をクリックしてください

右側のグラフの作成

メジャーの作成

左側のグラフの選択に応じて、性別の売上割合を算出するメジャーを作成します

DIVIDEを使い「選択された性別の売上/左側のグラフでの選択」を全売上で割ります

全売上は「ALL」を使い、選択が行われてもすべてを抽出するようにします

売上割合 = DIVIDE(sum(‘売上金額'[売上金額]),CALCULATE(SUM(‘売上金額'[売上金額]),ALL(‘売上金額’)))

割合を表示するための設定

左側の設定と同じく、Infographic designerを使用します

今回は、Measureに上で作成したメジャーを設定します

すると下の画像のように100%とだけ表示されます

次に左側のグラフと同様に、Edit LinkをクリックしてMark Designerを開きます

Mark Designerが開いたとしても、Textの設定になっているので「Insert shape」をクリックします

次に開いた画面でグラフの形を選択します

今回は割合を表示するので、Layoutをクリックします

そして、Bound toの箇所をOuterに設定して前画面(Format)に戻ります

Format画面で2つ設定を行います

「Fill Percentage」の箇所でフィル―ルドを設定し、100の意味合いの「1」をofの隣に設定します

これで色などを調整したら完成です

ちなみにグラフの色は「値の出る場所」「出ない場所」に分けて設定できます

<まとめ>

今回は、アドイン機能の「Infographic designer」を使用して、内容に沿ったグラフの形を設定できるようにしました

全て英語なので、わかりずらい箇所もありますが、設定が必要な箇所はそんなにないはずです

X軸などの調整は他のビジュアルと同じ画面で設定することができます

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フィルターを一発で解除するボタンを配置する~ブックマーク機能活用~

【ブックマーク機能を活用してダッシュボードを楽々操作!】

Power BIのブックマーク機能というのがあるのをご存じでしょうか?

Power BIでのブックマークの意味合いは、日常的に使っているブックマークとは似ているようで違います

「記録しておき、再現する」という点は一緒だという点だけは意識しておいてください

このブックマーク機能を使えば、面倒なスライサーの解除作業などはクリック一つで解決できるようになります

基本的なブックマーク活用の流れとしては、1.ボタンの用意2.操作/状態の記録3.用意したボタンへの記録内容の選択・割り当てになります

ボタンイメージの用意

Power BIの挿入タブには様々なボタンが用意されています

今回はイメージから事前用意した画像を使用します

今回用意したのは次の「×マーク」です

操作/状態の記録

ここから、スライサー等でフィルターが行われていない状態を保存(ブックマーク)します

下の画像の通り、フィルターが一切かかっていないことを確認します

フィルターの状況を確認したら、表示タブにある「ブックマーク」をクリックします

ブックマークの欄がでたら「追加」ボタンをクリックします

そうすると、記録内容が追加されます

追加された記録内容は後で「選択・割り当て」が行いやすいように名前をつけます

上の画像の「・・・」をクリックすると、名前が変更できるようになります

今回は「Filter Clear」という名前にします

用意したボタンへの記録内容の選択・割り当て

フィルターが解除された状態を「Filter Clear」に記録したので、今度は、「×マーク」に「Filter Clear」に選択・割り当てます

ページに配置した×マークをクリックすると上の画像のように「アクション」が選択できるようになります

アクションを「オン」にし、型を「ブックマーク」に指定します

その後「ブックマーク」の右に△マークをクリックすると、先ほど記録した「Filter Clear」を選択・割り当てできるようになります

×マークに「Filter Clear」を選択・割り当てをしたら、Ctrlキーを押しながら×マークをクリックすると、フィルターが解除されるようになります

<まとめ>

今回はPower BIのブックマーク機能を活用してフィルターを解除する方法を解説しました

フィルター解除の設定の流れは次の通りとなります

1.ボタンの用意

2.操作/状態の記録 ⇒ブックマーク機能

3.用意したボタンへの記録内容の選択・割り当て ⇒アクションで割り当て

Power BIではエクセルと違い、ボタンによる設定できる操作は充実しています

ボタン周りの操作についてはまた別な記事で解説していきたいと思います

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分解ツリーの利用により、一見複雑な階層ごとの数字をシンプルに魅せる

【分解ツリーのボタンを活用して、階層別の数字を段階的に見せるようにしましょう!】

Power BIの分解ツリーをご存じでしょうか?

このビジュアルを使えば、セル結合が入った表を凝視しなくても階層別に数字を理解できます

上のGIF画像では売上金額を、地域ブロック別⇒都道府県別という風に階層化しながら数字を表示していっています

他の言い方をすると、究極のドリルダウンとも言えます!

今回はこの分解ツリーの作成方法を解説します

データの準備

分解ツリーで使用するデータは当然、リレーションを通じて階層化されていなければなりません

前述のGIF画像で使用したデータは次の画像の通り「地域ブロック都道府県客先」というデータ構造になっています

*<:個数小<個数大

分解ツリーの作成

分解ツリーは「視覚化欄」のこちらのボタンから作成できます

分解ツリーにて設定するフィールドは「分析」と「説明」の2種類になります

分析とは分解するもの、説明とは階層の種類と割り切って理解をしてみてください

前述のGIF画像にある分解ツリーでは、説明欄に必要な階層分のフィールドを設定しています

ツリーの書式調整

他のビジュアル/グラフと違い、書式の調整が少し勝手が違うと感じるかもしれません

例えば、数字のフォントの大きさを変える場合には「データラベル」にて調整します

<まとめ>

今回はボタンでツリーを足すことができる、分解ツリーをご紹介しました

設定において、少し日本語の意味合いが違うと感じるかもしれません

この点は割り切って理解する必要があるかもしれません

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分布図の作成及びグループ化~データを見やすく分解する

ピボットテーブルグループ化機能を使うと、数字が見やすくなるため重宝しておりますが、Power BIでも同じようなことが行えます

今回は、Power BIにおけるグループ化機能を量/ヒストグラムと質に分けて解説します

分布の把握は数字分析の基本なので、分析を行う必要のある方には特に有用な情報だと思います

量によるグループ化

今回は下の画像のデータからヒストグラムを作成したいと思います

売上金額の範囲区分を一定の金額で設定し、レコード数(行数)747件の件数を範囲区分別に縦棒グラフで表示します

まず、レポート画面のフィールド欄で「売上金額」上で右クリックします

すると「新しいグループ」という表示が見えますので、こちらをクリックします

「新しいグループ」をクリックした後は、次の画像の画面が開きます

ピンのタイプはデフォルトで「ピンのサイズ」になっていますが、こちらは「ピンの数」に変更します

ここで「ピンの数」とは縦棒の数になります

OKボタンを押すと、新たなフィールドができます

こちらをX軸に配置し、Y軸に売上金額のカウントを配置します

すると、縦棒グラフがヒストグラムとなります

ヒストグラムのデータ区分の範囲はピンのサイズとなります

ちなみにY軸を合計に変えるとデータ範囲別に合計金額を表示することができます

質によるグループ化

こちらのグループ化はレポート管理画面の一つ下のデータ管理画面で行います

下の画像がグループ化を行うデータです

まず、グループ化の対象になる「都道府県」の列を選択します

すると上のタブが「列ツール」に切り替わり、「データグループ」が表示されます

ここで「データグループ」の▼マークをクリックすると次の画面が表示されます

「新しいデータグループ」をクリックすると表示が次のように切り替わります

ここでグループ化するものは、Ctrlキーを押しながら選択し、グループ化をクリックします

この選択、グループ化の処理によりグループ化が実施されます

仮に、この状態のまま画面右下のOKボタンを次のような列ができます

ですので、列名およびグループ名はOKボタンを押す前に修正しておきます

<まとめ>

今回は量と質の双方の観点からグループ化を行う方法を解説しました

Power BIではグループ化により、分析可視化だけでなく、分析作業も行えます

ヒストグラムについては、X軸の範囲が良く見えない点について不便に感じる方もいらっしゃると思います

その場合には、「その他のビジュアルの取得」から「histogramのアプリ」を探す方法もあります

ヒストグラム/histogramは複数種類がありますので、ぜひ試してみてください

上の画像の「Histogram Chart」ならばX軸も下の画像のように明確に表示されます

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色の工夫やアイコンによりテーブルにメリハリをつける~条件付き書式~

【今回は、エクセルの条件付き書式の仕組みをPower BIで実現して、テーブルをメリハリがついたものにしましょう!】

エクセルで条件付き書式により、基準を作成して色を変えたりアイコンを挿入したことがある方も多くいいらっしゃると思います

Power BIでも条件付き書式は簡単に行えますので、ぜひ活用してみてください

バーの挿入

では下の画像の「売上金額の列」にグラフでいえば横棒グラフを挿入してみましょう!

ビジュアル>セル要素>設定の適用先>系列から対象とする列を選択します

次にデータバーをオンにしましょう

この時点で既にバーがテーブルに挿入されます

修正は下の画像の「関数マーク」から行えます

こちらで色などを選択できます

信号などのアイコン

アイコンはこちらから挿入できます

上の画像の関数マークをクリックすると下の画像の画面が立ち上がります

こちらの画面で各種設定をするわけですが、デフォルトではアイコンのレイアウトが「データの左側」になっています

こちらは「データの右側」に変える方がおすすめです

次にどの値範囲の時には、どのアイコンにするかについて「ルール」で指定をします

デフォルトでは「パーセント」の設定になっていますが、こちらは数値に設定し直しておいた方が無難です

注意点としては数値の範囲指定方法が限定的です

範囲指定の最後にて「~以上は・」という指定の仕方ができず「~まで」となってしまいますので、ダミーでありえない数値(例:前期比で900%など)を指定しておきましょう!

フォント・背景など

フォントや色なども条件に応じて、色を変えることができます

こちはデフォルトではルールではなくグラデーションが設定されています

グラデーションでは、数値の大小に応じて色の濃さが変わる仕組みになっています

このグラデーションでも構わない場合もあるかと思いますが、数値が「マイナス」の場合はフォントの色を赤にする場合などは「ルール」に変更する必要があります

グラデーションからルールに変更すると、数値の設定範囲を指定する画面が出てきます

<まとめ>

今回はPower BIにて条件付き書式を設定する方法を解説しました

エクセルと基本的に設定方法は同じですが、何点か全く違うところもあります

・設定列は「系列」で指定する

・グラデーションを場合に応じてはルールに変更する

この点は十分注意が必要です

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ダッシュボードにプラカードを挿入しよう!~カードと複数の行カード~

【カードをうまく活用して、ダッシュボードをメリハリがついたインパクトのあるものにしよう!】

カードはエクセルダッシュボードでは、図形を使って作成されます

Power BIのカードはエクセルの図形よりも豊富な機能が揃っています

この豊富な機能を有効活用してダッシュボードを魅力あるものにしましょう!

今回の記事では、カードまたは複数の行カードをランク付け作業と連動させる裏技も紹介します

ページへの配置

カードまてゃ複数の行カードの配置は以下の画像の箇所から行います

こちらをクリックするとカードまたは複数の行カードがページに配置されます

値の設定

カードの場合は1つだけフィールドに値を設定します

複数の行カードの場合にはフィールドに複数の値を設定します

ビジュアルの調整

カテゴリラベル

デフォルトとではカテゴリラベルがオンになっています

こちらは好みに応じて調整してします

タイトル

こちらは「全般」から調整を行います

タイトルをオンにした状態で「テキスト」に入力すると、カードのタイトルに反映します

そのほか、横方向の配置などを調整できます

フォントなど

カード

「吹き出しの値」にて調整します

複数の行カード

「カード」にて調整します

アクセントバー

複数の行カードのみ

複数の行カードの場合、デフォルトで文字列の左にバーが付きます

こちらはアクセントバーをオフにすると消えます

罫線(丸みを含む)

「全般」の視覚的な境界で調整します

ランク付けと連動させる裏技

ここからは、ランク付けとカードを連携させます

ランク付けと連動させるにはフィルター欄を使用します

まずは、カードのフィールドを客先等の数字でない項目にて設定します

次にフィルター欄にフィールドを設定します

基本フィルターになっている箇所をクリックすると「上位N」が選択できるようになります

上位Nの項目の表示は’1’で設定してください

最後に、上位ランクの判断基準になるフィールドを「値」欄に設定します

注意点としては、フィルターを適用しないとランク付けが有効になありません

こちらはしっかり適用処理を行っておきましょう

ちなみに複数の行カードでも同じことがおこなえます

例えば、上位3社を指定するときっちり3社を抽出してくれます

但し、あくまで抽出を行うだけで、表示順位が数字ベースでの降順になっていませんので誤解を生むかもしれません

この点は十分に注意してください

<まとめ>

今回はダッシュボードにプラカードを挿入する方法を解説しました

カードや複数の行カードは機能が豊富にありますので、最初は戸惑うかもしれません

ただ調整する箇所は限られていると思いますので、すぐになれるのと思います

なお、カードの表示はほかのグラフのフィルターと連動します

例えば、売り上げを掲示するカードであれば、他のグラフで関東地方のフィルターがかかれば「関東地方の売り上げ」を、近畿地方のフィルターがかかれば「近畿地方の売り上げ」を掲示します

このフィルターをDAX(メジャー)の工夫で回避する場合はCalculateとALLを組み合わせて使用してください

長文に最後までお付き合い頂き誠にありがとうございました

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基本情報技術者試験を通じてITの登竜門をくぐろう~資格チャレンジ~

基本情報技術者試験はITエンジニアの登竜門と言われる試験ですが、単なる資格試験ではありません

一つ一つの問題にITのエッセンスが詰まっており、ITのフィールドで働くのに必要不可欠な知識が得られます

できたら基本情報技術者試験を通じて、合格以降も長く付き合える参考書にも出会っておきましょう!

試験概要

試験はIPA(情報処理推進機構)が運営しており、年に2回試験があります

出題範囲は、PCの基本的な仕組みからプログラミング、データベース、ネットワークからプロジェクトマネジメント、企業経営まで多岐にわたっており、専門性も求められます

合格率は大体23%ぐらいと言われているので、難関といえば難関だと思いますが、私が受験した時の感触だと「基本」と「過去問」の2つを忠実に習得することで短期間でも合格できると確信しました

私が合格したのは2016年なので大分前ですが、基本と過去問重視の傾向は変わっていないはずです

試験に取り組むメリット

基本技術者試験に取り組むメリットは大きく分けて2つあります

ITの仕組みの包括的な理解

今、ご覧になっているブログのページも複数の分野が連動して動いています

PCはもちらん、ブログページにつながるネットワーク、ブログを動かすサーバー、そしてセキュリティの仕組みも動いています

ITとは複数の分野が常に連動しているので、出題範囲が多岐にわたる試験に取り組むことでITの仕組みを包括的に理解することができます

逆に自分はプログラマーになりたいから、プログラミングだけ勉強したいと思ってもすぐに壁にぶち当たってしまいます

基本技術者試験の受験を通じて、ぜひITの包括的な知識を得ることをおすすめします

IT独自の考え方

「郷に入っては郷に従え」ということわざもありますが、どの世界にも独自の考え方があります

例えば、会計には複式簿記という考え方があります

これも会計独自の考え方です

ITにも同じように、IT独自の考え方があります

例えば、

基本技術者試験の参考書を購入すると、最初に出てくるのは「2進数」です

2進数では数字を「0,1,2,3,4,5,6,7,8,9」で数えるのではなく、「0と1」で数えます

これはPCを動かすのに、赤と白の旗で通信する手旗信号のようなやり方が効率がよいからです

私は最初、この2進数でかなり躓きましたが、覚えるうちに様々な分野で応用できることに気づきました

桁数も通常の10進数と違い、すぐに繰り上がってしまうので本当に面倒くさいのですが、複雑な事象をシンプルに処理できるように解釈し直すのに、2進数の考え方がとても役に立つのです

この場では詳細は割愛しますが、他にもIT独自の考え方があります

基本情報技術者試験を通じて、IT独自の考えた方を身に着けることにより、ITの世界で活躍するために必要な奥深さが身に付きます

隠れたメリット

基本情報技術者を学ぶ、隠れたメリットが上記の2つ以外にもあります

それはコミュニケーションです

この場で言うコミュニケーションは非常に広義な意味合いだと思ってください

仕事を進める上で、必ずコミュニケーションが必要になります

相手が使う用語を理解できないと仕事は全く進みません

ITの仕事には必ずITの専門用語が出てきます

相手が専門用語を使うたびに、意味を聞き直していては会議もまともに進みません

そして、仕事を進める上では専門書を頼りにするケースもあると思います

専門用語がわからないと本の内容が1ミリも入らないと思います

この専門用語の意味を理解するには、まとまった勉強が必要です

特にIT未経験の方には、この基本情報技術者試験がとてもいい機会になると思います

勉強する上での注意点

この試験は満点を目指す試験ではありません

午前と午後で60%以上の正当で合格することができます

*2022年4月13日時点の情報です

ですので完璧を目指す必要はありません

出題範囲も広いので、苦手なところは20点でよしとするぐらいの気持ちで勉強を進めていきましょう

一番大事なのは「全体を包括」することです

浅く広く

社会人が取り組む試験としては、とにかく出題範囲が広く、出題数も多い試験です

参考書などの教材を三巡ぐらい、回すぐらいの気持ちで取り組みましょう

一巡目は分からないことがあっても、あまり深堀せずに早めに一巡することが重要です

イメージ重視

専門的な箇所は、理解しようとしても頭に全く入らない時があります

その時は理屈で理解しようとせずにイメージをつかむようにしましょう

例えば、アルゴリズムの箇所であれば、簡単なマクロを手を動かして作成してみる

暗号化通信であれば、イメージ図が豊富な動画を繰り返し見てみる、といった感じです

過去問優先

とにかく理論より過去問への取り組みを優先してください

もしも難しいと感じた問題であれば、まずは回答を見てみてもいいです

とにかく実際の問題で頭に詰め込むことが大事です

これは前述のイメージ重視にもつながる話です

実際、毎年似たような問題があるので、過去問を取り組むことで合格の可能性が「ぐっと」上がります

勉強方法

参考書

まずは学習の軸となる参考書を決めましょう

できれば過去問が豊富なものがいいと思います

ちなみに私が使ったのは次の画像のシリーズです

ちなみに私の場合は2進数がどうしても頭に入らなかったので、漫画を有効活用しました

YOUTUBE

勉強していてわかりにくいところ、難解な箇所は、基本情報技術者試験よりワンランク下のITパスポート試験用の動画を見るのも有効です

https://www.youtube.com/watch?v=Emkx4kN6URk&t=19s

ぜひ理屈ではなく、イメージをつかむことを心がけてみてください

Udemy

動画サイトのUdemyでも基本情報技術者試験用の動画が豊富にあります

令和4年版:現役講師が教える【基本情報技術者試験】講座 午前&午後&プログラミング&過去問解説&指導メール

~始めから効率よく学ぶ~ 基本情報技術者試験 最速 合格講座

*Udemyの紹介記事はこちらから⇒紹介記事

<まとめ>

今回は基本情報技術者試験に取り組むメリットと勉強の仕方を紹介しました

とにかく出題範囲が広く、専門性の高い試験ですので、自分にあった教材を決めて何度も繰り返していきましょう

分からない箇所はとにかくイメージで理解しながら流していくことも重要です

この試験を受ける方の中には何度も落ちる方がいます

何度も落ちる方の特徴は、苦手意識から数多く苦手分野を作ってしまうことです

出題範囲が広く、出題量が多い試験なので、得意分野があってもあまり大幅な得点アップにはつながりません

とにかく苦手と感じた分野は、動画や漫画を利用してイメージで理解し、少しでも得点アップにつなげられるように努めましょう

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ワンクリックで詳細を深堀できるようにする~ドリルスルー機能~

【問題個所を深堀するドリルスルー機能を作成して、ダッシュボードを実用的なものにしましょう!】

数字が落ち込んだ時、上がった時に必要なのは「なぜ落ち込んだのか?」「なぜ上がったのか?」を把握することです

Power BIではドリルスルー機能という便利機能により、別ページで数字が動く理由をつかめるようになっています

上のGIF画像では1ページ目にて、円グラフ内にある3商品の中から深堀する商品を選択した後に、2ページ目で該当商品の時系列の動きを確認できるようになっています

ドリルダウンとは何が違うの?

と思う方もいらっしゃると思いますが、ページ内で機能するドリルダウンと違い、別ページに展開するのがドリルスルーと思ってもらえれば幸いです

詳細ページの準備

まず詳細な項目として見たいコンテンツ/ビジュアルを配置したページを作成しておきます

ドリルスルー項目の設定

下の画像の黄色に印をつけた箇所にて、詳細に見たい切り口を指定します

切り口として「商品」を指定したら該当商品の、「年」をしたら該当の年の内容のみがドリルスルーを設定したページの表示内容になります

フィルター項目の調整

ドリルスルーを行う際にフィルターをかけていると、フィルターした項目はドリスルーを設定したページに引き継がれます

上のGIF画像ではフィルターを行った事業年度月がドリスルーを設定したページに引き継がれています

このフィルターの引継ぎを行いたくない場合には、下の画像の箇所をオフにします

もちろん、フィルターの調整を行うのではなく、ドリスルー設定項目を複数指定することも可能です

複数指定する際には、単純に追加したいドリルスルー設定項目を下に重ねてください

ドリルスルー設定項目の表示

ドリルスルーする際に選択した項目を明示するには「SelectedValue()」というDAX式を使用してメジャーを作成します

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IT未経験者へのオススメ学習方法~Udemy他・動画学習の有効活用~

この記事では私が愛用しているIT学習方法を紹介します。YOUTUBEやUdemy をうまく活用すれば、費用をあまりかけずとも「十分な」学習効果を出すことができます

特にUdemyについては、毎月1本は動画を新規に観て新しい技術の習得に努めています!

Udemyは「自分に合った教材を見つけたい」「日本語ではまだあまり教材が豊富にない分野で教材を探している」方に特にオススメです!

私もエクセルダッシュボードPower Queryの学習については、数年前は日本語では教材がなかったのでUdemyで様々な動画を購入して研究しました!

トップページでも紹介していますが、手を動かすのが一番のIT習得のコツです

但し、

先生や教材は当然必要です

では費用が30万以上もするプログラミングスクールに時間をかけて通うのがいいかというと、必ずしもそうではありません

社会に出ると、かけられる費用や時間は限られていますので、プログラミングスクールに通うのが物理的に効率が悪いケースもあります

一方、

動画であれば、空いた時間に最小限の費用で、効率的な学習が行えます

書籍などの活字での学習と違い、最初は理屈が分かりにくいことでも、動画内の講師の操作を真似していけば後から理屈も理解できるようになってきます

何より、動画だと目と耳の2つが同時に刺激されるので挫折しにくいという効果もあります!

では、次の章から具体的なYOUTUBEとUdemyの活用方法を紹介していきます

YOUTUBEの活用

今の世の中では、ある意味TV以上のメディアといえるのがYOUTUBEです

動画が1日10億時間以上も視聴されているといわれています

YOUTUBEの魅力はなんといっても無料である点です

無料で豊富なコンテンツを視聴できます

ITの分野の動画もとても豊富です

もし、知りたいことがあれば、とにかくYOUTUBEで検索してみましょう!

なにせYOUTUBEはGoogleと同様にいくら検索しても無料です

できれば「このチャネルなら知りたいことが知れる」というチャネルを見つけて「チャンネル登録」をしておきましょう!

私のオススメは「Microsoft」のチャネルです

https://www.youtube.com/watch?v=7bkQ8QDhfd4&list=PL1RqQ3kddIpYm47Gs-WhkaQOT5UF5KaIo

Microsoft社の最近の製品アップデートは凄まじいです

流石にMSのチャネルが一番情報が早いですし、コンテンツもよく工夫がされています

ぜひこちらのチャネルもチェックしてみてください

Udemy

私の一番のオススメがUdemyでの学習です

今まで100本以上の動画をUdemyで学習してきました

マイラーニング

特に次のような方にUdemyはオススメです!

・自分の好みにあった教材を見つけたい

⇒各種分野・各種レベルの動画が豊富に揃っています

・日本語ではあまり教材がない分野を学習したい

⇒世界各国の講師の動画が揃っています

ここからはUdemyの魅力と活用方法を具体的に紹介していきます

良質で豊富なコンテンツ

カテゴリー・レベル

Udemyは日本人だけでなく、世界中の講師が作成した動画を利用できる世界最大級の学習プラットフォームです

英語の動画でも、世界中の人が観れるようにきちんと字幕やスクリプトがついているので安心して学習できます

英語スクリプト

IT分野の動画も、カテゴリー別レベル別に豊富なラインナップとなっていますので、目的に合った動画が選べるようになっています

カテゴリー

書籍の場合は1冊の出版の単価が高く、発行部数が生命線になるため、カテゴリーや難易度のレベルが一般的なものに限られます

Udemyの場合は各講師が自費で動画を企画・制作しています

ですので、Udemyのプラットフォーム内で配信される動画も、各講師の個性や意図が反映された豊富な内容になります

レビュー

豊富な動画の中から、自分の目的にあった動画を選ぶにあたっては、「レビュー」を利用できるのも魅力です

レビュー

YOUTUBEでも「再生回数」や「チャネル登録者数」で動画の評価を行えますが、Udemyではレビューを利用することで質的な評価・判断も行えます

評価の高さで選ぶ動画を絞り込むこともできます

評価での絞り込み

事前審査

YOUTUBEとUdemyの大きな違いの一つは「事前審査」の有無です

Udemyの場合は動画がプラットフォームにアップされる前に厳格な「審査」があります

ですので、おのずとUdemyの動画のラインナップは厳格な審査をクリアーした各分野の専門性の高い講師の動画になります

人気講師一覧

UdemyはYOUTUBEと違い有料になりますが、それだけ高い学習効果が見込めるようになっているのです

Udemy活用方法

学習を進めるにあたって、一番工夫しなくてはいけないのが「挫折の防止」です

社会人は学生と違って学習時間がかなり限られています

途中で挫折しないように、動画を購入する時点でスケジュールだてて動画を学習していけるようにしましょう!

Udemyの動画には必ず、各章の目的所要時間が体系立てて示されています

スケジュール

動画を購入する時点で、明確に「いつの時点」で「どのくらい学習効果をあげるか?」を決めて学習を進めていきましょう

動画を再生する際には学習の進捗も随時表示されるようになっていますので、そちらも励みになることと思います

進捗表示

先ほど、YOUTUBEとUdemyの違いについて2点記述しました

実は

一番の違いについてはまだ記述していません

一番のYOUTUBEとUdemyの違いは「サンプルファイル」の有無です

Udemyではサンプルファイルが充実しています

*動画の中にはサンプルファイルが無いものも稀にあります

ですのでサンプルファイルで手を動かしながらの学習が可能です

動画を受け身で見るだけでなく、積極的にサンプルファイルを利用して、手を動かしながら学習を進めていきましょう

Udemyの多くの動画では、各章の終わりに「テスト」が用意されていますので、テストをしながら成果を確認しながら学習を進めるのもUdemy活用のコツの一つとなっています

気になる費用ですが、各動画の値段はピンキリです

千円台のものから2万円台のものまであります

目的とかけられる時間、そして費用を考慮しながらどの動画を購入するのかを慎重に決めていきましょう

ちなみに30日間返金保証の制度もあります

<まとめ>

今回は、動画を活用しての学習方法について2つ紹介しました

YOUTUBEとUdemy、それぞれメリットとデメリットはあります

YOUTUBEは無料ですが、Udemyは有料です

Udemyは有料な分、それだけのメリットがあり専門性の高い講師の動画を手を動かしながらスケジュール立てて学習を進められます

ところで、

このブログも含めて、ブログの利用方法はどうなるのでしょうか?

学習分野によって濃淡はありますが、ブログはブログで学習メリットがあります

・専門性が特に高い分野

・VBAコードなどの活字でないと学習が難しい分野

・すぐに知りたい事を知りたい場合(動画を再生している余裕はない場合)

などの場合は特にブログのメリットがあります

このブログでも以上3点の特徴を出せるように心がけていきたいと思います

同時に、GIF画像を積極的に利用するなど、動画のメリットもなるべく出していけるように心がけていきます

長文に最後までお付き合い頂きまことにありがとうございました

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スライサーの使用方法&デザイン変更方法~ダッシュボードをセレクタブルに~

エクセルのスライサーを最初に見たときは、あまりに便利で驚いたのを覚えています

Power BIにもスライサーは当然ありますが、機能が多いので、もしかして最初は不便に感じるかもしれません

私自身は最初に「あれ?こんなデザインになるの?」と思いました

特にカレンダー関連のスライサーの場合です

というのも、カレンダー関連のフィールドをスライサーにすると、エクセルのスライサーからは程遠い、下の画像のようなデザインになってしまうからです

 今回の記事では、スライサーの基本的な使いかたから、応用的な使い方、そしてアドインのスライサーも含めて幅広く紹介します

基本的な使い方

ページにスライサーを追加するには、視覚化の欄で下の画像の黄色の印の箇所をクリックします

すると、ページにスライサーが追加されます

フィールドを設定したら終了です

スライサー上の選択とグラフの内容は連動するようになっています

スライサーのデザイン変更

基本デザイン

スライサーの基本デザインは、意外な箇所で設定します

下の画像の箇所から変更するわけではありません(基本的なデザインを設定した後に使用します)

実は、基本的なデザインはこちらから設定します

スライサーの上にカーソルを当てると、消し込むのようなマークが表示されますが、その右にある下向きの▽から処理を行います

ちなみに、上のGIF画像のように「一覧」ではなく「ドロップダウンリスト」を指定すると以下のようなデザインになります

狭いスペースにスライサーを納めたい時にはとても便利です

関連デザイン

関連デザインから「ビジュアル」の画面で設定を行います

スライサーの向き

デフォルトでは縦になっています

こちらを横にするとデザインが明確に変わります

全選択

下の画像の黄色の箇所をオンにすると「全選択」が選択できるようになります

全選択にした時のスライサーは下の画像のようになります

アドイン

その他のビジュアルの取得から、様々なアドインのスライサーを取得できます

動画型スライサー

Play Axisというアドインは動画のようにスライサーを動かすことができます

タイムライン

Time Line Slicerを使うと、様々な時間の切り口でグラフを見ることができます

<まとめ>

今回はPower BIのスライサーのデザイン変更を中心に解説させて頂きました

スライサーを初めて作成してみて「おや?」と思った方に「役に立った」と思っていただけたら幸いです

最後にもう1点付け加えさせて頂きます

スライサーと他のグラフとの連動です

スライサーと他のグラフとの「フィルター」「強調」を調整するの場合には、以下の箇所から調整を行います

関連のあるグラフで3つ/フィルター強調なしを指定します

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