【カードをうまく活用して、ダッシュボードをメリハリがついたインパクトのあるものにしよう!】
カードはエクセルダッシュボードでは、図形を使って作成されます
Power BIのカードはエクセルの図形よりも豊富な機能が揃っています
この豊富な機能を有効活用してダッシュボードを魅力あるものにしましょう!
![](https://analytic-vba.com/wp/wp-content/uploads/2022/04/image-58.png)
今回の記事では、カードまたは複数の行カードをランク付け作業と連動させる裏技も紹介します
![](https://analytic-vba.com/wp/wp-content/uploads/2022/04/f4739272b1c3d5c163f99b19bd0143c8.gif)
ページへの配置
カードまてゃ複数の行カードの配置は以下の画像の箇所から行います
![](https://analytic-vba.com/wp/wp-content/uploads/2022/04/image-59.png)
こちらをクリックするとカードまたは複数の行カードがページに配置されます
![](https://analytic-vba.com/wp/wp-content/uploads/2022/04/224e2ccda861c2514faa683b3683c361.gif)
値の設定
カードの場合は1つだけフィールドに値を設定します
![](https://analytic-vba.com/wp/wp-content/uploads/2022/04/image-60.png)
複数の行カードの場合にはフィールドに複数の値を設定します
![](https://analytic-vba.com/wp/wp-content/uploads/2022/04/image-61.png)
ビジュアルの調整
カテゴリラベル
デフォルトとではカテゴリラベルがオンになっています
こちらは好みに応じて調整してします
![](https://analytic-vba.com/wp/wp-content/uploads/2022/04/e215156ab11097a5165e0e9920db5a1f.gif)
タイトル
こちらは「全般」から調整を行います
![](https://analytic-vba.com/wp/wp-content/uploads/2022/04/image-62.png)
タイトルをオンにした状態で「テキスト」に入力すると、カードのタイトルに反映します
![](https://analytic-vba.com/wp/wp-content/uploads/2022/04/image-63-644x192.png)
そのほか、横方向の配置などを調整できます
![](https://analytic-vba.com/wp/wp-content/uploads/2022/04/image-64.png)
フォントなど
カード
「吹き出しの値」にて調整します
![](https://analytic-vba.com/wp/wp-content/uploads/2022/04/image-65-644x315.png)
複数の行カード
「カード」にて調整します
![](https://analytic-vba.com/wp/wp-content/uploads/2022/04/image-67.png)
アクセントバー
複数の行カードのみ
複数の行カードの場合、デフォルトで文字列の左にバーが付きます
![](https://analytic-vba.com/wp/wp-content/uploads/2022/04/image-68.png)
こちらはアクセントバーをオフにすると消えます
![](https://analytic-vba.com/wp/wp-content/uploads/2022/04/image-69.png)
罫線(丸みを含む)
「全般」の視覚的な境界で調整します
![](https://analytic-vba.com/wp/wp-content/uploads/2022/04/image-70.png)
ランク付けと連動させる裏技
![](https://analytic-vba.com/wp/wp-content/uploads/2022/04/f4739272b1c3d5c163f99b19bd0143c8-1.gif)
ここからは、ランク付けとカードを連携させます
ランク付けと連動させるにはフィルター欄を使用します
まずは、カードのフィールドを客先等の数字でない項目にて設定します
![](https://analytic-vba.com/wp/wp-content/uploads/2022/04/image-71.png)
次にフィルター欄にフィールドを設定します
![](https://analytic-vba.com/wp/wp-content/uploads/2022/04/65bb7a3b4002dda326c2bb9a4bd2271a.gif)
基本フィルターになっている箇所をクリックすると「上位N」が選択できるようになります
![](https://analytic-vba.com/wp/wp-content/uploads/2022/04/image-72.png)
上位Nの項目の表示は’1’で設定してください
![](https://analytic-vba.com/wp/wp-content/uploads/2022/04/image-73.png)
最後に、上位ランクの判断基準になるフィールドを「値」欄に設定します
![](https://analytic-vba.com/wp/wp-content/uploads/2022/04/image-74.png)
注意点としては、フィルターを適用しないとランク付けが有効になありません
![](https://analytic-vba.com/wp/wp-content/uploads/2022/04/image-75.png)
こちらはしっかり適用処理を行っておきましょう
ちなみに複数の行カードでも同じことがおこなえます
![](https://analytic-vba.com/wp/wp-content/uploads/2022/04/image-76.png)
例えば、上位3社を指定するときっちり3社を抽出してくれます
但し、あくまで抽出を行うだけで、表示順位が数字ベースでの降順になっていませんので誤解を生むかもしれません
この点は十分に注意してください
<まとめ>
今回はダッシュボードにプラカードを挿入する方法を解説しました
カードや複数の行カードは機能が豊富にありますので、最初は戸惑うかもしれません
ただ調整する箇所は限られていると思いますので、すぐになれるのと思います
なお、カードの表示はほかのグラフのフィルターと連動します
例えば、売り上げを掲示するカードであれば、他のグラフで関東地方のフィルターがかかれば「関東地方の売り上げ」を、近畿地方のフィルターがかかれば「近畿地方の売り上げ」を掲示します
このフィルターをDAX(メジャー)の工夫で回避する場合はCalculateとALLを組み合わせて使用してください
![](https://analytic-vba.com/wp/wp-content/uploads/2022/04/image-77.png)
長文に最後までお付き合い頂き誠にありがとうございました