タグ別アーカイブ: WAIT

待機処理

Microsoft社の無料RPA・Power Automate Desktopのアクションの中から、待機処理のアクションを紹介します

待ち秒の作成

こちらを御参照ください

マウスポインターの形が変更になるまで待機

アクション名:マウスを待機する

このアクションではマウスポインタ―の形が変更になるまでフローを中断・待機します

下のGIF画像では、マウスポインタ―がマウスポインタ―の形が矢印からアルファベットのアイの形になるまでフローを中断しています

このアクションを利用すれば、複数テキストボックスの中から入力するテキストボックスを選択してからテキストを入力させることができます

パラメーターの選択

マウスポインタ―が次に変わるのを待機します

マウスポインタ―の形が次のパラメーターで選択した形になるまでフローを中断する「次に変わる」と「無効になる」の中から選択できます

マウスポインタ―

次の画像のように様々な形から設定できます

サンプル

UI要素を変更する必要があります

プロセスを待機する

このアクションにより特定のプロセスの開始、終了までフローを中断・待機することができます

下のGIF画像ではタスクマネージャーで「エクセル」を終了した時、フローを再開しています

パラメーターの選択

プロセス名

一番右側にある「下向きの▼マーク」から選択が行えます

プロセスの待機目的

開始と停止から選択して設定できます

テキスト表示の待機(OCR使用)

アクション名:テキストが画面に表示されるまで待機(OCR)

下のGIF画像ではこのアクションで「TEST」という文字が表示されるまでフローを中断・待機しています

パラメーターの選択(一部省略)

テキストが次の状態になるまで待機

事前に指定したテキストが「表示」もしくは「非表示」になるまで待機をするかを選択できます

検索するテキスト

待機処理になる対象の「テキスト」を設定します

OCRエンジンの設定

処理に使用する言語を指定できます

ウィンドウを待機する

UI要素の表示、非表示などを通じてフローを中断・待機します

下のGIF画像では、A1セルにUI要素を設定してあるエクセルファイルを閉じると同時に、フローが再開されます

パラメーターの選択

ウィンドウの検索

UI要素などを一覧から選択できます

ウィンドウ

UI要素を指定します

ウィンドウが次の状態になるまで待機

次の一覧から選択できます

画像の表示・非表示(消える)を待機

アクション名:画像を待機

下のGIF画像ではこのアクションで画像の非表示(消える)を判定し、フロー再開しています

パラメーターの選択(一部省略)

画像が以下の状態になるまで待機する

「表示される」もしくは「消える」から選択できます

待機する対象の画像

対象となる画像を設定します

詳細はこちらを御確認ください

特定ファイルの待機

詳細はこちらを御確認ください

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POWER AUTOMATE DESKTOP逆引き辞典~フローコントロール~

 Microsoft社の無料RPA・Power Automate Desktopのアクションの中から、フローコントロールのアクションを紹介します 

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待ち処理

アクション名:Wait

アクションの間に「待ち処理」を入れることで、円滑にアクションを実行していけるようにします

下のGIF画像では「おはよう」のメッセージと「こんにちは」の間に「3秒」の待ち処理を行います

パラメーターの選択

待ち秒を指定します

サブフローの実行

 Mainのフロートは別に「サブフロー」を作成することで、フローを部品化し、柔軟で効率的なシナリオ実行を可能にします

サブフローは次のGIFのように追加して作成します

サブフローは、後で「何を別フローにしたか」を思い出しやすいようなフロー名をつけるように心がけましょう

下のGIF画像では、実際に追加したサブフローを実行しています

 Mainのフローで「こんにちは」のメッセージを表示した後、サブフローで「こんばんは」のメッセージを表示しています

パラメーターの選択

サブフローの実行

上の画像の下向きの▼マークをクリックすると、既に追加してあるサブフローを表示できます

表示してあるサブフローの中から実行するものを選択します

ラベル

フローの流れを変えるのにとても便利な機能です

下のGIF画像では、1と2の選択肢があるリストから2を選ぶと、フローの冒頭の「TEST2ラベル」に移動しています

下の画像が上のGIF画像で動いていたシナリオです

2番目の選択ダイアログ・アクションで2を選ぶと”移動先/TEST2に移動する”➡ラベル/TEST2”というようにフローの流れが変わり、再び選択ダイアログ・アクションが起動します

このラベルはエラー処理でも使えるので、覚えておくと便利です

パラメーターの選択

ラベル名

管理しやすい名前を付けましょう!

*英語から設定しはじめ英数字で指定

移動先

移動先のラベルを設定します

選択のパラメーター

ラベルに移動

移動先のラベルを設定します

*うまく設定できない時は、ラベルの位置を一旦変えてみましょう

特定ファイルの待ち処理

こちらは正確にはファイルの処理になります

アクション名:ファイルを待機します

このアクションでは、指定フォルダに特定のファイルが格納(もしくは削除)されるまでフローが停止します

 下のGIF画像では、フローを起動した後にファイルをフォルダに貼り付けると、次のアクションの「メッセージボックスの表示」が起動しています

パラメーターの選択

ファイルの次の状態を待機します

 特定ファイルを指定フォルダに「格納」するのをトリガーにするのか、もしくはフォルダから特定ファイルを「削除」するのをトリガーにするのかを指定します

ファイルパス

トリガーにするファイルを指定します

フローの終了

アクション名:フローの停止

このアクションで都合の良い箇所でフローを終了します

パラメーターの選択

フローの終了

エラーで終了する場合にはエラーメッセージを表示するかを選択できます

ブロックまたはグループの指定

アクション名:リージョン、リージョンの終了

複数のアクションを適度な単位で区切って管理できます

パラメーターの選択

ブロックもしくはグループに名称をつけて管理できるようにします

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