タグ別アーカイブ: RIGHT関数

POWER AUTOMATE DESKTOP逆引き辞典~テキスト処理~

Microsoft社の無料RPA・Power Automate Desktopのアクションの中から、テキスト処理のアクションを紹介します

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文字列の切り取り

アクション名:サブテキストの取得

エクセル関数で言えばLEFT関数、もしくは、MID関数と同じ働きをします

下のGIF画像ではダイアログボックスに入力された文字列を左から2文字切り取ります

パラメーターの選択/左から文字を切り取る場合

元のテキスト

切り取り対象になる文字列を設定します

開始インデックス

文字列の先頭から文字の切り取りを行う場合には「テキストの先頭」を指定します

長さ

「文字数」のままで設定

文字数

切り取る文字数の長さを設定します

パラメーターの選択/文字列の途中から文字を切り取る場合

元のテキスト

切り取り対象になる文字列を設定します

開始インデックス

文字列の途中から「指定文字の長さ」を切り取る場合には「文字の位置」を指定します

文字の位置

切り取りを開始する位置を指定します

*文字の位置を指定する場合には、カウントが0からはじまる点に注意してください

長さ

「文字数」のままで設定します

文字数

切り取る文字数を指定します

テキストの置換

アクション名:テキストを置換する

このアクションでは、「t➡T」などの文字列の置換を行います

例えば、下の画像では変数:UserInputに「test」が格納されているとしたら、このアクションにて「TesT」に変換を行っています

パラメーターの選択

解約するテキスト

操作対象のテキストを設定します

検索するテキスト

検索対象のテキストを設定します

(途中省略)

置き換え先のテキスト

検索対象のテキストを置き換える内容を設定します

空白のトリミング

アクション名:テキストのトリミング

このアクションでは、指定したテキストの先頭、もしくは末尾の空白文字を取り除きます

例えば、下の画像では、変数:UserInputに格納したテキスト「    TEXT TEXT」を「TEXT TEXT」に変換します

パラメーターの選択

トリミングするテキスト

対象テキストを設定します

トリミング対象

トリミングの対象は下の画像のように、3つのパターンから選択できます

日付・時間の表示形式の指定

アクション名:dateTimeをテキストに変換

例えば、下の画像のように現在の日時を取得したとします

このアクションでは「現在の日時」を好みに応じた型式に変更することができます

下の画像では、このアクションにより「1/17/2022 1:42:21 PM」をyyyyMM形式の「202201」に表示を変更しています

パラメーターの選択

変換するdatetime

変換する対象(変数など)を設定します

使用する型式

「標準」と「カスタム」から選択できます

標準形式orカスタム型式

標準形式の場合は、下の画像のような形式の中から選択して設定できます

カスタム型式の場合は自身で「yyyyMM」などの型式を入力して設定します

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文字列の抽出~上級編17回

 エクセル関数で特定の文字列を抽出する場合には、RIGHT関数やLEFT関数、そしてMID関数が良く使われます。今回の解説では、Power Queryでこれらの関数と同じ様に特定の文字列を抽出する方法を解説します。

 また、特定の文字列の位置が不特定の場合、エクセル関数ではFIND関数やSEARCH関数が前述の関数と組み合わせて使用されます

Power Queryでは、特定の文字列の位置が不特定の場合でも一括で抽出できる裏技がありますので、そちらについても解説を行います

例えば、

 下のGIF画像のように、「-」が不規則に出現する文字列の中から「左から2つ目3つ目ハイフン」の文字列を抽出することもできます

では、Power Queryにて特定文字列を抽出する方法について詳細な解説をはじめます

 以降の解説は、全てPower Queryエディタ(以降、エディタ)を開いた状態から解説を行います

エディタ内で使用するタブは「変換タブ」、使用メニューは「抽出」になります

目次

1.左から指定した長さの文字数を抽出

2.右から指定した長さの文字数を抽出

3.位置を指定して文字列の途中から指定した長さを抽出

4.特定の文字列の前後の文字を抽出

5.「特定の文字列の間」の文字を抽出

<まとめ>

1.左から指定した長さの文字数を抽出

エクセル関数では、LEFT関数で行う内容です

こちらは、下の画像の「最初の文字」から抽出を行います

上の画像の「最初の文字」をクリックすると下の画像の画面が開くので、こちらで抽出する長さを指定します

OKボタンを押せば、下のGIFのように左から3文字が抽出されます

2.右から指定した長さの文字数を抽出

こちらはエクセル関数で言えば、RIGHT関数になります

下の画像にある「最後の文字」から指定します

1.の「左から指定した長さの文字数を抽出」と同じ様に、「最後の文字」をクリックした後に開くダイアログボックスにて抽出する長さを指定します

後の処理は、1.と同じです

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