タグ別アーカイブ: プレゼン

Power BIの動くレポートをパワーポイントのスライドに挿入する方法

Power BI DesktopからPower BIサービスに発行した内容をプレゼンで使用したい時があります

プレゼンの際は、せっかく作ったスライサーやドリルダウンなどの動く素材もパワーポイント内で使用したいですよね?

今回の記事では、そんな都合の良い方法をご紹介します

Power BIサービスへの発行

まずは、Power BI DesktopからPower BIサービスへ発行処理を行いましょう

ライブデータの作成

Power BIサービスにログインしたら、マイワークスペースから該当のレポートを開きましょう

レポートを開いたら、エクスポート ⇒ PowerPoint ⇒ライブデータを埋め込む、を選択します

「ライブデータを埋め込む」をクリックしたら、次のような画面が出てきます

こちらでリンクをコピーします

パワーポイント内の操作

パワーポイントでは、レポートを挿入したいページでアドイン「Power BI」を「挿入タブ」から起動します

「Power BI」が無い場合は「アドイン」から「Power BI」を追加しましょう

「Power BI」を起動したら、次のような画面が開きます

こちらの画面で「ライブデータを埋め込む」にてコピーしたリンクを貼り付けます

これでパワーポイント内でレポートが動きます!

削除したい場合は、右上のこちらをクリックします

すると削除ボタンが出てきます

<まとめ>

今回は、Power BIの動く素材をパワーポイント内で使えるようにする方法を解説しました

一つのアプリ内で完結せず、他のアプリでも連携できるのが、Power PlatFormの良さです!

尚、動く素材を埋め込んだパワーポイントを共有する際には、Power BI Proライセンスが必要です

にほんブログ村 資格ブログ ビジネススキルへ

にほんブログ村

にほんブログ村 IT技術ブログ VBAへ

パワーポイントの標準機能を使い倒して伝わるグラフを作成するレッスン

【 本には書かれていないグラフ自体をシンプルに伝わるデザインに変える「7つのテクニック」を紹介します! 】

  納得性の高いプレゼンテーションを行うためには、客観的な「データ」を示すグラフをどう魅せ、データの解釈をどう伝えるかが重要なポイントになってきます

今回のレッスンでは、パワーポイントの標準機能を使い、伝わるグラフデザインを簡単に作成するツボを7つ紹介します

この7つを使えば、下の動画にあるようなグラフが作成できるようになります

レッスンはオンラインで行います

もし、日時が合わないようであれば開催リクエストをストリートアカデミーの講座ページから送付して下さるようお願いします

申し込みは各種グラフテンプレートを紹介しています

そちらもぜひご利用ください

にほんブログ村 資格ブログ ビジネススキルへ
にほんブログ村 IT技術ブログ VBAへ


にほんブログ村

【グラフテンプレート】パワーポイントで動かすスピードメーターグラフ

 このブログではこれまで何度か、エクセルのスピードメーターグラフの作成の仕方を紹介してきました

 前からこのグラフのメーターの針を、パワーポイントのスライドショーの中で動かせたらインパクトのあるプレゼンが出来ると思っていました

 今回、パワーポイントでスピードメーターグラフの針を動かすテンプレートを作成しましたので、ご提供させて頂きます!

注意点

スピードメーターグラフには、様々な角度の種類があります

例えば、下の画像は針の範囲が180度動き、最初は270度の箇所から動きます

こちらは、針が240度動き、最初は240度から動きます

今回は、こちらのグラフのテンプレートになります

テンプレートの種類

ご提供させて頂くテンプレートは2種類になります

1つ目は計算用のエクセルファイル

2つ目はパワーポイント自体となります

何故、1つ目の計算用のエクセルファイルが必要になるかというと、理由が2つあります

上の画像はエクセルファイルで作成したスピードメーターグラフです

画面右に黄色く印をつけた箇所が2つあります

これはスピードメーターグラフは下地となるグラフと、針グラフの2つが重なっていることを示しています

2つのグラフともに、各種360度に変換する計算が発生するため、計算はエクセルで行います

例えば、最小値が0で最大値が100のグラフで入力値が50の場合があるとします

この場合、入力値を針の角度に直すと、計算式が(360-120)x50/100で120となります

ちなみに何故、360から120を引くかというと、下の画像のようにスピードメーターグラフの下地は見えるところと、見えないところに分かれているからです

テンプレートの使用手順

計算

計算用のエクセルファイルでまずは、3つの項目の設定が必要になります

・入力値➡針の値とする値(注:針の角度ではない)

・最小値➡下地グラフにて、時計回りで針が動く範囲の始点

・最大値➡ 下地グラフにて、時計回りで針が動く範囲の終点

上の3つを設定すると、自動的に2つの計算項目が算出されます

1つ目は下地グラフの各種値(こちらは後で、パワーポイントにコピーして頂きます)

2つ目は針の角度です

この2つの値は後程、使用方法を詳細に解説します

パワーポイント・グラフデータの編集

パワーポイントのテンプレートのグラフにて、右クリックし「データの編集」をクリックします

すると、下の図の画面が開きます

こちらは、前述の計算用のテンプレートで計算した下地グラフの各値をコピーして置き換えます

パワーポイント・針のアニメーション

下の図は、あくまでイメージですが、パワーポイントで動くメーターの針は三角形の図形を組み合わせ、片方は透明にしたものが動きます

アニメーションで動かす時には、「スピン」を使います

スピンする角度は360度ですが、下の画像の画面から修正することが可能です

対象のアニメーションの上で右クリックし、効果のオプションが表示されたら、こちらをクリックします

すると、ユーザー設定の箇所で角度を登録できるようになります

角度は、計算用のテンプレートからコピーしましょう

更に、グラフを分かり易くする為にテキストボックスを作成し、スライドインさせましょう!

<まとめ>

今回提供するテンプレートは、前述のように2種類あります

そちらは以下に添付します

こちらの2つのテンプレートは、前述の内容に従い、エクセルで各種計算➡パワーポイントに各種計算した値の設定、の手順で行ってください

それでは、ぜひ、スピードメーターグラフを活用した「臨場感」のあるプレゼンを楽しんでください

最後まで記事を読んで頂き誠にありがとうございました

にほんブログ村 資格ブログ ビジネススキルへ
にほんブログ村 IT技術ブログ VBAへ


にほんブログ村

アイコンを使おう

 資料の中に表やグラフをいくら詰め込んでも、どこか資料に”インパクト”がないと感じる時がありませんか?

 そんな時は、資料の中でキーとなる数字にアイコンを使って資料にインパクトをつけてみましょう! 

 実は、アイコンは条件付き書式の中の機能です

とても簡単に作成することができます!

書式ルールの編集で”書式スタイル”をアイコンセットにするだけです

今回はアイコン作成のポイントを2つに絞って解説します

1.種類、値の指定

 値に応じて表示されるアイコンに変化がつくようにしましょう!

アイコンスタイルを選ぶと、表示されるアイコンに対応した値と種類が選択できるようになります

 書式ルールの編集画面を読み込んだ際に、種類はパーセントがデフォルトでセットされていますが、数値にしておいた方が値が設定し易いです

2.アイコンのみ表示

 書式ルールの編集画面を読み込んだ 際にはセルの値も自動表示されるようになっています

セルの値も表示すべきかどうかはケースによりますが、アイコンのみ表示のチェックを外すと、セルの値は表示されません

 最後にアイコンの使用例を紹介します

これはピボットテーブルに信号のアイコンを組み込んだ例です!

興味のある方はぜひこちらの記事を参考にして下さい

後、こちらはスマホのダッシュボードです

全部エクセルで出来ています!

こちらも解説記事があります。ぜひご参考にしてください!

にほんブログ村 資格ブログ ビジネススキルへ

にほんブログ村 IT技術ブログ VBAへ

にほんブログ村

条件付き書式の意外な使い方

 読者の皆さんが、条件付き書式の使い方としてすぐに思いつくのは、沢山データが並んだ表から、条件が合うものだけ色を変える機能だと思います

 確かにデータの整理には便利です・・・でも今回紹介するのは、プレゼン時の使い方です

例えば、会議の時、資料の説明をしていたのに「どこを説明してます?」って聞かれたことはないですか?

 そんな時のために条件付き書式を使います 

説明している箇所の色を、リストと条件付き書式を組み合わせることで自動的に変え、明確に”説明個所”を示すのです

 こんな風に説明したら結構、新鮮でないですか?このブログでは条件付き書式の意外な使い方として、他にもグラフとして使う、アイコンを表示するなどを紹介しています!

にほんブログ村 資格ブログ ビジネススキルへ
にほんブログ村 IT技術ブログ VBAへ

にほんブログ村

2つの指標も楽々比較~双方グラフ~

 読者の皆さんの中でも、”売り上げと利益”などの複数の指標を組み合わせたグラフを作成している方も多いかと思います

 この複数の指標をグラフ化する場合、よく見られるのは上のような棒グラフと折れ線グラフを組み合わせたグラフだと思います。

 このグラフだと作成は確かに簡単ですが、見る側は指標にあわせて第一軸と第二軸を追いかけて数値を確認せねばならず、あまり見やすいとは言えません

 比べて、下の双方向グラフだと”グラフの形”が統一されているので、とても見やすくなります 

 この双方向の形だと、とてもシンプルなので、上の方へのプレゼンの際にも説明が行い易いと思います!

ぜひ、以下のテンプレートをご活用ください!

作成の仕方はまだ解説ページを作成していませんが、今度、作成した際に通知を致します!

にほんブログ村 資格ブログ ビジネススキルへ
にほんブログ村 IT技術ブログ VBAへ

にほんブログ村

Solverによるシミュレーション5~マクロ編・設定~

 今回からはマクロによりソルバーの設定・解決自体の自動化に取り組んでいきましょう!

 前回までの4回の解説では、ソルバーの基本設定から実践的に活用する方法まで解説させて頂きました

 Solverによるシミュレーション

  Solverによるシミュレーション2

 Solverによるシミュレーション3~実践編・整数設定~

 Solverによるシミュレーション4~実践編・バイナリ設定~ 

 ソルバーをマクロで活用できるようになると、弱気ベース、強気ベースなど様々なパターンで算出した値を瞬時に比較できるので、より実践的なシミュレーションが行えるようになります!

 今回はソルバーのシナリオを2つ、記録マクロで保存してみてVBAコードを比較してみましょう!

そうするとコードの書き方がつかめてきます

その前に準備が1つあります

 事前にVBE(Alt+F11で開く画面)でSolverライブラリを参照可能にしておきましょう!

このライブラリが無いと、記録マクロが動きません!

では本題に入ります

今回は1~3まで以下の表を通じて解説していきます

 注)D4セルも同様の数式(X1xX2)が入力されています

注)D3セルのYはシナリオ1用、D4セルのYはシナリオ2用になります

1.シナリオ1記録(※X1,X2は4以下の制約にてYを最大化する)

➀以下のシナリオでマクロを記録

②VBEを開けて重複しているコードを削除し、コードを以下の画像のように3部構成にします

③表の値を1にセットし直してシナリオ1マクロを起動

もしもうまくいかなかったら、余計なコードまで消してしまったか、もしくは前述の”Solverライブラリ”にチェックが入っていない状態になっています

2.シナリオ2記録(X1,X2は2以上の制約にてYの値を4にする)

➀設定リセット

記録する際には、ソルバーの設定画面上に前回の設定が残っているのでリセット処理を行っておきましょう

②以下のシナリオでマクロを記録

③VBEを開けて重複しているコードを削除し、コードを4部構成にします

注)シナリオ1にも”SolverReset”を追加しておきましょう!

④表の値を1にセットし直してシナリオ2マクロを起動する

どうです?うまくソルバーは無事に稼働したでしょうか?

3.2つの記録マクロを比較してみる

大前提として2つのシナリオの違いをもう一度整理してみましょう!

➀目的セル、変数セル、及び制約条件を指定するセルの行位置が違う

②目標値の設定の仕方が違う;シナリオ1/最大値、シナリオ2/指定値

③制約条件の符号が違う:シナリオ1/<=、シナリオ2>=

どうでしょう?朧気ながらどのへんをVBAの変数で置き換えられそうかについてのイメージがついてきたと思います

 今回は記録マクロにとどまりましたが、次回は本格的にソルバー・マクロを作成していきましょう!

にほんブログ村 資格ブログ ビジネススキルへ
にほんブログ村 IT技術ブログ VBAへ

にほんブログ村

スピードメーター(マクロ版)・テンプレート

エクセルのグラフ機能でスピードメーターグラフを作成すると、どうしても肝心な針部分などのデザイン性があまり良くありません。ですので、今回は針をグラフとは別途に作成し、イベントプロシージャ―を組み合わせて動く仕組みを作成しました

動く仕組み自体は至ってシンプルです

数字を指定するセルの値が変わるとイベントプロシージャーが起動するようになっています

イベントプロシージャ―が動いたら針を回転させるようになっています

プレゼン資料などに混ぜると、結構インパクトが高いのではないでしょうか?

また後日、作成の仕方の詳細について解説したいと思います!

にほんブログ村 資格ブログ ビジネススキルへ
にほんブログ村 IT技術ブログ VBAへ

にほんブログ村

魅せるフォント・テンプレート

ただのフォントでもこれだけ数字を魅せることができます!

Webdings、Wingdingsなどのフォントにはプレゼンに活用できる文字がたくさんあります

人と違う一味を加えたい時に覗いてみると思わぬ出会いがあるかもしれませんよ!

下のサンプルファイルにはお天気文字も入っています

にほんブログ村 資格ブログ ビジネススキルへ

にほんブログ村

スパークライン2~軸調整・勝敗~

前回はスパークラインを折れ線・縦棒の2種類で作成し、マーカーを山と谷に付けるところまで行わないました。

実は前回の方法でスパークラインを作成した場合には2点の課題が生まれてきます

Ⅰ.複数スパーラインある場合の比較

山をマーカーで見せることにより、他のスパークラインと比較した場合、実際の値より数値が高いように見えてしまうことがある

上の画像の表では、Aの17日の売上が93になっており、Bの25日と26日の売上の30よりも3倍以上あります

ところが、上の画像の下にあるスパークラインをAとBで比較すると、Bの方が好調なように感じてしまいます

これは、スパークラインの軸がAとBで違うために起こります

Ⅱ.縦棒の場合の谷の表示

下の画像の左側にある折れ線のスパークラインの「谷」にご注目ください

山/赤色とのコントラストで、谷/緑色が際立って見えます

一方、画像右側の縦棒の場合は、谷が他の棒に埋まって見えなくなってしまっています

今回はこの2点を踏まえて、1.軸の調整2.勝敗スパークラインについて解説します

1.軸の調整

複数のスパークラインを同じ基準で見れるようにするには、軸を調整する必要があります

 スパークラインの場合には前回も言及しましたが、グループ単位で処理が行えますが、軸の調整は最少値と最大値、それぞれで行う必要があります

調整方法は3種類ありますが、複数のスパークラインを一括でユーザー設定するのが一番良いとは思います

下の画像では、前述のAとBのスパークラインの「軸の最大値」を100に設定しています

軸の最大値の調整後は下の画像の右側のようになります

但し、軸を調整するかどうかはあくまでケース・バイ・ケースである点を付け加えておきます。軸を調整しない方が個別では数字の上げ下げが見やすいのは事実ですので

2.勝敗スパークライン

こちらのスパークラインは縦棒や折れ線と違い、単に「Win or Lose」を表示するので軸の調整が要りません

作り方は折れ線・縦棒と一緒です。但し、データは負の値も混じっているデータでないとあまり意味がありません

ちなみに上の画像では勝敗、縦棒スパークラインとも負の値はマーカーの色が変わっています。好みに応じて変えることもできます

後、下の画像のように勝敗スパークラインでも山と谷が指定できます

随分とカラフルになってしまいましたが、予実績の対比など、データに負の値が混じる場合には勝敗スパークラインの方がシンプルに数字の上下動を掴めるケースもあるかもしれません

ではまた次回のテーマでお会いしましょう!

にほんブログ村 資格ブログ ビジネススキルへ

にほんブログ村