【問題個所を深堀するドリルスルー機能を作成して、ダッシュボードを実用的なものにしましょう!】
数字が落ち込んだ時、上がった時に必要なのは「なぜ落ち込んだのか?」「なぜ上がったのか?」を把握することです
Power BIではドリルスルー機能という便利機能により、別ページで数字が動く理由をつかめるようになっています
![](https://analytic-vba.com/wp/wp-content/uploads/2022/04/d3ec73f14f2288ce472a41fc478c750d.gif)
上のGIF画像では1ページ目にて、円グラフ内にある3商品の中から深堀する商品を選択した後に、2ページ目で該当商品の時系列の動きを確認できるようになっています
ドリルダウンとは何が違うの?
と思う方もいらっしゃると思いますが、ページ内で機能するドリルダウンと違い、別ページに展開するのがドリルスルーと思ってもらえれば幸いです
目次
詳細ページの準備
まず詳細な項目として見たいコンテンツ/ビジュアルを配置したページを作成しておきます
![](https://analytic-vba.com/wp/wp-content/uploads/2022/04/image-51-644x632.png)
ドリルスルー項目の設定
下の画像の黄色に印をつけた箇所にて、詳細に見たい切り口を指定します
![](https://analytic-vba.com/wp/wp-content/uploads/2022/04/image-52.png)
切り口として「商品」を指定したら該当商品の、「年」をしたら該当の年の内容のみがドリルスルーを設定したページの表示内容になります
![](https://analytic-vba.com/wp/wp-content/uploads/2022/04/image-53.png)
フィルター項目の調整
ドリルスルーを行う際にフィルターをかけていると、フィルターした項目はドリスルーを設定したページに引き継がれます
![](https://analytic-vba.com/wp/wp-content/uploads/2022/04/3d140936c78d1619845baf8620aa5a43.gif)
上のGIF画像ではフィルターを行った事業年度月がドリスルーを設定したページに引き継がれています
このフィルターの引継ぎを行いたくない場合には、下の画像の箇所をオフにします
![](https://analytic-vba.com/wp/wp-content/uploads/2022/04/image-54.png)
もちろん、フィルターの調整を行うのではなく、ドリスルー設定項目を複数指定することも可能です
![](https://analytic-vba.com/wp/wp-content/uploads/2022/04/image-55-644x484.png)
複数指定する際には、単純に追加したいドリルスルー設定項目を下に重ねてください
![](https://analytic-vba.com/wp/wp-content/uploads/2022/04/image-56.png)
ドリルスルー設定項目の表示
ドリルスルーする際に選択した項目を明示するには「SelectedValue()」というDAX式を使用してメジャーを作成します
![](https://analytic-vba.com/wp/wp-content/uploads/2022/04/image-57.png)
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